マイアミ大QBテイト・マーテルが今季オプトアウトし転向することを示唆した話とか、シラキュース大QBレックス・カルペッパーがガンを克服して復活しTDを獲得した話とか、Big Tenシーズン開催を強要したネブラスカ大が怖気づいた話とか、マイアミ大の新バージョンのターンオーバーチェーンの話とか。
カレッジフットボール界に朗報・・・です。というのも8月11日にBig Tenカンファレンスと同調して2020年度シーズン不参加を決めていたPac-12カンファレンスが遂に今季参戦することに方向転換。11月6日から7試合限定のスケジュールを組むことになったのです。
コロナ禍の中で始まった今季のカレッジフットボールは今週第4週目を迎えます。疑心暗鬼の中で開幕しましたがこれまで何とか試合は行われており、この状況でもシーズン続行が可能であることが証明されました。が、それを手放しで喜べない状況も同時に起こっています。
今シーズン開幕して既に4週間目に突入しますが、今週遂に真打ち・サウスイースタンカンファレンスの面々が登場します。過去15年間で10チームのナショナルチャンピオンを輩出してきたこのカンファレンスは昨年もLSUが圧倒的な強さを見せて全米制覇を成し遂げました。今年は遅ればせながらの登場ですが注目度は随一です。
今週発表された第4週目の全米ランキングは今週末にいよいよ開幕するSECチームらが登場する前の最後のランキング。先週はトップ10チームのうち試合があったのがたったの2試合でランカー同士の試合も1試合しかなかったため、最新のランキングに大きな変動はありませんでしたが、その第4週目にランクインした面々を見ていきます。
今季第3週目となった今週末はランカー同士の戦いが1試合行われましたが、それ以外は心を踊らせてくれるような試合は見当たりませんでした。来週にはいよいよ真打ちとも言えるSECが開幕を迎え、見ごたえある対戦カードが一気に増えることになります。その嵐の前の静けさのような第3週目を簡単に振り返りたいと思います。
今シーズン第3週目となる今週末にはいよいよ今季初となるランカー同士の対決、ルイビル大(18位)vsマイアミ大(17位)が行われます。通常と比べるとまだまだ盛り上がりの足りなさは否めませんが、今週末にはその他にも興味深いマッチアップが徐々に増えてきています。
御存知の通り昨日Big Tenカンファレンスが方針を切り替えて10月から今シーズンを開幕させる決断を発表。コロナ禍下での今季開催に慎重になっていた彼らが心変わりを起こした裏で一体何が起きたのか?そしてBig Ten参戦が今シーズンのカレッジフットボール界に何をもたらすのか?
プレシーズンランキングでは現在参加を見合わせているBig TenとPac-12チームにも票が集まっていましたが、先日リリースされた最新の全米ランキングではでは遂にその面々の名前が消えその代わりに多くの新しいチームたちがランクインしてきました。その今季第3週目の全米ランキグンを見ていきます。
クレムソン大のトレヴァー・ローレンスが来年のNFLドラフト入りを表明した話とか、サンベルトカンファレンスチームが活躍した話とか、Big 12カンファレンスチームが苦戦した話とか、オクラホマ大のQBスペンサー・ラトラーが誰かに似ている話とか、テキサス大のB.J.フォスターが試合中にチームを去った話とか。
今季第2週目にはいよいよACCとBig 12カンファレンスチームが登場。1位のクレムソン大、5位のオクラホマ大、10位のノートルダム大は順調に白星を挙げましたが、一方で「パワー5」チームが格下の「グループオブ5」チームに苦戦を強いられるなど明暗が分かれる週末となりました。
今季第2週目となる今週末、いよいよ本格的に「大御所」チームが開幕戦を迎えます。10あるFBSカンファレンス群のうち4つが参戦していないため絶対的な試合数は減りますが、強豪チームたちの戦う姿を見ればコロナ禍で燻っていたファン魂も蘇ってくるというものです。そこでここでは今週末の見どころを簡単に紹介したいと思います。
Big 12カンファレンスプレビュー【2020年度シーズン】
最近5年間はオクラホマ大がリーグタイトルを5連覇中ということでBig 12カンファレンスは今年もオクラホマ大を中心にストーリーが展開していく予感。そこに名門テキサス大、全米ナンバーワンの呼び声高いRB擁するオクラホマ州立大が絡んでいくことが予想されますが果たしてオクラホマ大の牙城を崩すチーム現れるでしょうか?
コロナウイルスの影響で開幕が危ぶまれ続けていた2020年度のカレッジフットボールシーズンですが、先週何とかスタート地点に立ち数試合が行われました。この混沌の中いつもとは違うにせよ開幕を迎えられたことは喜ばしいことですが、一方で今後コロナ禍でのシーズンに不安をよぎらせる週末でもありました。
アトランティックコーストカンファレンスはここ最近はクレムソン大が5連覇中。彼らはACCだけでなくナショナルタイトル争いに毎年絡んでくる超強豪であり、今年もACCは彼らを中心に回っていくことでしょう。また今年に限り名門ノートルダム大がACCに参戦。コロナ禍がもたらした数少ない幸運と言えるのかもしれません。
カレッジフットボール界の大御所Big Tenカンファレンスはコロナの影響を受けて早々にカレッジフットボールの秋季開催を見送る決定を下しましたが、所属チームらの反発を受けて今季の状況が水面下で二転三転している模様。当初の決断を断固として押し通せないのは何故なのか?
ジョージア大QBニューマンがオプトアウトした話とか、アイオワ州立大が開幕戦を無観客で開催することに決めた話とか、ノートルダム大とウェイクフォレスト大の開幕戦が別地に移動することになった話とか、セントラルフロリダ大から10人もの選手がオプトアウトを決めた話とか。
コロナで露呈したカレッジフットボール界の「怪物の尾」【中編】
2020年度シーズンは開幕までに史上稀に見る混沌を見せてきました。Big TenとPac-12という2つのパワー5カンファレンスが不参加を表明すればACC、Big 12、SECらは開幕へ向けて爆進中。これを見ても分かるように今回のコロナ禍は今までに無い程のこの業界の統一性のなさを露呈したのです。
「The Eyes of Texas」に見るテキサス大の内情
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