Are They BAAAAACK?【テキサス大プレビュー】
昨年シュガーボウルで強豪ジョージア大を破り10勝を挙げてシーズンを終えたテキサス大。試合後のインタビューでQBサム・エリンガーが「We are BAAAAAACK!」と叫んだのは記憶に新しいですが、果たしてテキサス大は本当に復活を果たしたのでしょうか?
Are They BAAAAACK?【テキサス大プレビュー】
昨年シュガーボウルで強豪ジョージア大を破り10勝を挙げてシーズンを終えたテキサス大。試合後のインタビューでQBサム・エリンガーが「We are BAAAAAACK!」と叫んだのは記憶に新しいですが、果たしてテキサス大は本当に復活を果たしたのでしょうか?
先日アソシエイテッドプレス(AP)ランキング以外のプレシーズントップ25ランキングを紹介しましたが、いよいよ今日(19日)待望のAPのプレシーズンランキングが発表されました。今後この顔ぶれは目まぐるしく変わっていくことでしょうが、その出発点となるこのAPプレシーズンランキングを覗いてみましょう。
かつてテキサス大で活躍し、2004年には最優秀RB賞「ドークウォーカー賞」を獲得もしたセドリック・ベンソン(Cedric Benson)氏。卒業後はプロ入りしシカゴベアーズやシンシナティベンガルズで活躍しましたが、そのベンソン氏が今月17日にバイク事故を起こして他界されました。
今年5シーズン目を迎るミシガン大のジム・ハーボー監督。就任当初は派手なリクルーティング手法と彼の発言で世を賑わせましたが、中々フィールド上での結果に反映されてきません。しかし今年は目の上のたんこぶであったオハイオ州立大のアーバン・マイヤー監督が引退。いよいよハーボー監督の時代が訪れるでしょうか?
昨年フロリダ大は新監督に元ミシシッピ州立大のダン・マレン氏を迎え見事初年度ながら10勝シーズンを達成しました。マレン監督好みの駒が出揃うにはあと数年掛かりそうですが、元々持っている強力なディフェンス陣を軸にマレン監督の頭脳を持って既存のオフェンス力で今季どこまでやれるのか注目です。
昨年度シーズン後電撃的に監督の座を退いたマーク・リクト氏。その後釜として彼のDCを務めていたマニー・ディアス新監督が指名されました。ディアス監督としては初めての監督職となり、チームづくりがどうなるか気になるところですが、それ以外にも今年のマイアミ大には気になる「ドラマ」が待ち受けています。
2016年度シーズン途中にチームの顔でもあったレス・マイルズ氏を解雇してエド・オルジェロン氏を新監督に据えたルイジアナ州立大。一種の賭けでもあったこの荒治療でしたが昨年はオルジェロン体制2年目で二桁勝利を達成。その躍進の影には攻撃陣立て直しへの試行錯誤がありました。
2016年と2017年に2連連続11勝を挙げ、2016年にはカンファレンスで優勝も果たしたペンシルアニア州立大。しかし昨年はある試合を境目にその勢いが衰え、その後遺症がその後のシーズン並びにオフシーズンにまで影響を及ぼしました。彼らが常勝チームたるには今シーズンの結果が重要になってきます。
カレッジフットボールの老舗チームであり「アメリカのチーム」ともいえるノートルダム大は昨年レギュラーシーズンを12勝0敗で終えて彼岸のCFP(カレッジフットボールプレーオフ)に進出しました。今年も再びその大舞台に戻るために彼らに必要なものとは・・・?
アーバン・マイヤー監督の下過去7年間その栄華を謳歌してきたオハイオ州立大ですが、昨シーズン後にそのマイヤー監督が引退。今年からは彼の右腕として活躍したライアン・デイ氏が新監督としてチームを率いることになります。マイヤー時代からの流れをデイ監督が維持できるかどうかに注目が集まります。
カービー・スマート体制となり今年で4年目となるジョージア大。2年前には既にタイトルゲームに進出しており彼らの成長には目を見張る物がありますが、そのチームにはいつもQBジェイク・フロームの存在がありました。彼はこれまであまりスポットライトを浴びて来ませんでしたが、今年は一皮むけてチームの大黒柱となって欲しい所。
当サイトが採用しているAPランキングは8月19日までプレシーズンランキングを発表しませんが、その他のランキングはプレシーズンランキングを既に発表しています。そこで今回はそのAPランキング以外のランキングが定めたプレシーズンラキングを覗き、現状でどのチームがどのような評価を得ているのかを見ていきたいと思います。
ジンボ・フィッシャー監督(現テキサスA&M大)に出て行かれてしまったフロリダ州立大は昨年ウィリー・タガート監督を迎えて新たな船出となりましたが結果は5勝7敗と惨敗。36年連続ボウルゲーム出場記録も途絶え、早くも後がない感が漂っています。今年結果を残さなければタガート体制に赤信号が灯ってしまうかも。
メイフィールドそしてマレーと過去2年連続ハイズマントロフィー受賞者を輩出しているオクラホマ大。その両人とも元々転校生ですが、今年もオクラホマ大のQBが転校生の手に委ねられる事になりそうです。それが元アラバマ大のジェイレン・ハーツです。今季のチームの命運はハーツおよびリンカーン・ライリー監督に委ねられそうです。
昨年の全米チャンピオン・クレムソン大は決勝戦で王者アラバマ大を44対16という大差で退けました。平均得点数が40点以上という彼らを16点に抑えたクレムソン大守備陣も素晴らしかったのですが、平均失点数16点のアラバマ大守備陣から44点も奪った攻撃陣も凄かった。その原動力となった若き2選手が今年も健在です。
昨年2連覇を目指すもタイトル戦ではクレムソン大に完敗したアラバマ大。レギュラーシーズン中は向かう所敵なしだった故にクレムソン大戦での敗戦には目を疑いました。クレムソン大の急成長は疑う余地もありませんが、果たしてこの敗戦はアラバマ大王朝の終焉を意味しているのでしょうか?
現在アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)に所属しているコネチカット大ですが、来年から大学全てのスポーツチームがAACを離脱してBig Eastカンファレンスに復帰することが決定しました。これに伴い同大フットボール部は2020年度からどのカンファレンスにも属さない無所属/独立校となります。
元サザンカリフォルニア大のQBで、プロ入り後はニューヨークジェッツ、フィラデルフィアイーグルスなどでプレーしたマーク・サンチェス氏が10年間のプロ生活にこの度終止符を打つことになり、引退後初の仕事としてカレッジフットボール界に帰って来ることが分かりました。
かつてアーバン大を率いて1993年に完全無敗シーズンを記録、最近ではアクロン大の監督を7年間務めたテリー・バウデン氏。2018年度シーズンは4勝8敗と冴えずアクロン大から解雇されてしまいしばらく無職でしたが、この度バウデン氏の再就職が決まりました。それは・・・。