アラバマ大のニック・セイバン監督とNFLニューイングランドペイトリオッツのビル・ベリチック監督。畑は違えど二人はそれぞれの世界で一時代を築き続けています。そのストイックさ、チームを鉄の掟で統率する方法、そしてメディア泣かせのところなど瓜二つの二人ですが、実は二人は強い信頼関係で結ばれているのです。
ハイズマントロフィー授賞式まであと数時間。今回はアラバマ大のトゥア・タガヴァイロアとオクラホマ大カイラー・マレーとの一騎打ちと言われ、非常に僅差のレースとされていますが、果たして誰がトロフィーを獲得するのか?直前ではありますが、この二人のレースを最後に分析してみたいと思います。
今週土曜日には個人賞の最高峰であるハイズマントロフィーの授賞式が行われますが、それに先立ち今日ジョージア州アトランタ市ではその他の個人賞の授賞式である「ホームディーポ・カレッジフットボール授賞式」が行われました。ここではその授賞式で発表された各賞の受賞者、及びこの日までに受賞者が決定していた賞を紹介したいと思います。
今季5勝7敗でボウルゲーム出場を逃した名門サザンカリフォルニア大。勝つことが義務付けられている彼らにとってこの成績は受け入れがたいものであり、クレイ・ヘルトン監督にはすでにたくさんの批判が集まっています。そんな中ヘルトン監督はオフェンス再建のため、新OCにこれ以上無いという人物を起用することに成功しました。
今年開幕前から起きていたスキャンダルを受けてD.J.ダーキン監督を解雇していたメリーランド大はチームの再建をアラバマ大のオフェンシブコーディネーターで、メリーランド大にも縁のあるあの人物に決まりました。
オハイオ州立大のアーバン・マイヤー監督が今シーズンのボウルゲーム後に引退するというニュースが全米中を駆け巡ったばかりですが、マイヤー監督の引退発表の前にもう一人カレッジフットボール界のレジェンドが現役コーチングからの引退を発表していました。カンザス州立大の生き仏、ビル・シュナイダー監督です。
つい先日所属するBig Tenカンファレンスの優勝決定戦でノースウエスタン大を破ってリーグ2連覇を果たしたオハイオ州立大。お正月には今シーズンの締めくくりとして由緒あるローズボウルに出場しワシントン大と対決することになっています。そんなオハイオ州立大から驚きのニュースが飛び込んできました。
カレッジフットボール界における最上級の個人賞がハイズマントロフィー。そんな選ばれた選手しか手にできない賞ですが、ファイナリストに残って授賞式に呼ばれるだけでも大変名誉なことだとされています。そしてこの度授賞式に招待される、2018年度のハイズマントロフィー最終候補選手3人が発表されました。
今季のカレッジフットボールの頂点を決めるカレッジフットボールプレーオフ(CFP)。ここに駒を進めることができるのは130校の中でもだったの4チーム。この狭き門を巡り多くの強豪校は夏から切磋琢磨して来たわけですが、今回いよいよその全米のトップ4チームが出揃いました。
「チャンピオンシップウィークエンド」と言われる今週末、所属するリーグの頂点に立つための最後の戦いが繰り広げられます。またCFPレースを争う上位数チームにとっては全米チャンピオンを争うためのプレーオフ進出を賭けて負けられない週末となります。
監督やスター選手が常にチームの表舞台でもてはやされる中、縁の下の力持ち的な存在でチームを支えているのがアシスタントコーチたちです。その中でもコーディネーターと呼ばれる、実際に現場で作戦を立てている人物たちの事を忘れてはなりません。そんな彼らの偉業を称える「ブロイルズ賞」のファイナリストたちがこの度発表されました。
元カンザス大ビーティ氏がテキサス大の臨時コンサルタントに就任
今週テキサス大はBig 12カンファレンスのタイトルをかけて宿敵オクラホマ大との再戦を控えますが、この試合に是が非でも勝ちたいトム・ハーマン監督はオクラホマ大完全攻略のためについ先日カンザス大を解雇となったデヴィッド・ビーティ氏を臨時コンサルタントとして招聘しました。
今季2勝9敗という散々な結果に終わったノースカロライナ大。2017年度も3勝9敗ということで2年連続となる負け越しを喫し、しかもチームが上昇する気配も感じられないことから、大学側はラリー・フェドラ(Larry Fedora)監督を解雇することを決定しました。そしてフェドラ監督の後釜に起用したのが・・・。
今季5勝7敗でボウルゲーム出場を逃すことになってしまったサザンカリフォルニア大。ファンの落胆ぶりは底知れませんが、それに伴いヘルトン監督解雇を求める声が高まっていました。しかし今回USCの体育局長であるリン・スワン氏はヘルトン監督の残留を明言しました。
今年結果を残せなければそのクビが危ないとシーズン開始前から囁かれていたテキサス工科大のクリフ・キングスバリー監督。今年は最終戦のベイラー大に敗れて5勝7敗とし、ボウルゲーム出場を逃してシーズンを終了。そして大学はついにキングスバリー監督と袂を分かつことを決意。6年間のキングスバリー政権に終止符を打つことになりました。