殿堂入りコーチ、ロビンソン氏がLSU入り

殿堂入りコーチ、ロビンソン氏がLSU入り

ちょっと古い話になりますが、今年7月に殿堂入りもしているレジェンド、ジョン・ロビンソン(John Robinson)氏がルイジアナ州立大(LSU)のコーチ陣に入閣した話を紹介します。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

今年83歳になるロビンソン氏を招き入れたのは、かつてサザンカリフォルニア大でコーチングをしたことのあるLSUのエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督。「コーチ(ロビンソン)は私の素晴らしい親友であり師匠でもあります。そんな彼はLSUにとってまたとないリソースとなり、チャンピオンとなる上での地盤固めに貢献していただけるでしょう。」とオルジェロン監督はロビンソン氏を歓迎しています。

ロビンソン氏が最後にカレッジレベルで監督を務めたのはUNLV(ネバダ大ラスベガス校)で、2004年以来カレッジフットボールから遠ざかっています。が、1976年から1982年までの7年間の第1次政権、そして1993年から1997年までの第2次政権をサザンカリフォルニア大で担い、76年から79年までの4年間で42勝7敗という素晴らしい数字を残し、1978年にはナショナルタイトルを獲得、そしてPac-8/Pac-10カンファレンスタイトルも5度手中に収めるという輝かしい成績を残したコーチなのです。

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USC時代のロビンソン氏

またNFLファンとしてはロビンソン監督はロサンゼルスラムズ(第1期)を1983年から1991年まで率いた監督として記憶している方も多いでしょう。9年間でプレーオフに6度進出。85年と89年にはNFCチャンピオンシップにも駒を進め、ラムズでの通算成績は75勝68敗でした。ちなみに1975年にはオークランドレイダースでRBコーチも務めました。

LSUのオルジェロン監督もサザンカリフォルニア大で2度の期間コーチとしてチームに同伴(1998年〜2004年、2010年〜2013年)。特に2013年度シーズンには当時のHCレーン・キフィン(Lane Kiffin)監督がシーズン途中で解雇され、その監督代行をオルジェロン氏が務めたという経緯もあります。時間軸的にロビンソン氏とオルジェロン監督はサザンカリフォルニア大で同じ時間を過ごしたことはありませんが、どこかで繋がっていたとしてもおかしくはありません。ましてロビンソン氏は殿堂入りコーチなわけですから、学ぶところはたくさんあるはずですから。

ちなみにオルジェロン監督は2016年から2017年に当時73歳と高齢のピート・ジェンキンス(Pete Jenkins)氏をDLコーチとして雇った過去があり、名伯楽ら英知を分けてもらおうという気質は前からあるようです。

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