2019年度シーズンネタで引っ張ります・・・(笑)。でもこれで最後です。
シーズン中に毎月その月に活躍した、もしくはそうでなかったチームを独断で選んで勝手に通信簿をつけてきました。そこで今回は2019年度を締めくくる上で管理人が独断で選んだチームたちに通信簿を付けてみたいと思います。大きなお世話でしょうが😂
A+
ルイジアナ州立大(15勝0敗)
言わずと知れた2019年度のナショナルチャンピオン。15勝0敗という全米唯一の無敗という成績もさることながらハイズマントロフィー受賞QBジョー・バロウ(Jeo Burrow)というスターを従え実に7つものトップ10チームを撃破。長いカレッジフットボールシーズンを振り返ってみてもこのチームは5本の指に入ると言ってもいいくらい偉大なチームとなりました。
A
クレムソン大(14勝1敗)
2018年度の全米覇者はシーズン中の対戦相手がざるばかりと言われながら見事に勝ち抜いて全米王座決定戦に進出。ここで上記のルイジアナ州立大に敗れて連勝記録を29で止めましたが、2年連続、さらに過去5年間で4度もタイトルゲームに進出したという事も含めてクレムソン大は現在のカレッジフットボールの勢力図の中で確実に最上位に位置するチームと言えます。
オハイオ州立大(13勝1敗)
ポスト・アーバン・マイヤー(Urban Meyer)時代となった2019年度、ライアン・デイ(Ryan Day)新監督に率いられたオハイオ州立大は常にトップ5位以内をキープする安定ぶり。残念ながらCFP準決勝戦でクレムソン大に敗れましたが、彼らとルイジアナ州立大の試合を見てみたかったというファンも多いようにオハイオ州立大もまたこのシーズンのトップチームの一員として君臨しました。
オレゴン大(12勝2敗)
オレゴン大は開幕戦でアーバン大に敗れ黒星発進となってしまいましたが、アリゾナ州立大戦でのアップセット以外はすべてものにして2014年度以来のPac-12カンファレンスタイトルを手に入れ、ローズボウルでもウィスコンシン大に快勝。2010年代前半に猛威を奮ったあの頃の強いオレゴン大が帰ってきた兆しを見せてくれました。
オクラホマ大(12勝2敗)
リンカーン・ライリー(Lincoln Riley)監督が就任して以来3年連続CFPに進出を果たしたオクラホマ大。今年は3年連続のハイズマントロフィー受賞者を輩出することは出来ませんでしたが、ジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)がファイナリストに選ばれるなどし、ライリー監督のQB名伯楽ぶりが発揮されました。
ミネソタ大(11勝2敗)
今季開幕後9連勝という開始撃を続け最高位で全米8位までに上り詰めたミネソタ大。最終的に11勝2敗となりましたが11勝を最後に挙げたのはなんと1904年のこと。このシーズンのミネソタ大の活躍がい以下に歴史的偉業だったかがわかると思います。
ベイラー大(11勝3敗)
2019年度のベイラー大は開幕後9連勝、そしてCFP進出に最後まで絡むなどセンセーショナルなシーズンを送りました。当然それ自体もすごいことですが、2年前には1勝11敗だったチームがここまで勝敗数をひっくり返すことが出来たことが特筆すべきことです。それもこれもマット・ルール(Matt Rhule)監督の手腕によるところが大きいですが、そのルール監督はシーズン後にNFLカロライナパンサーズの監督に就任するためにベイラー大を去りました。
アパラチアン州立大(13勝1敗)
たしかにアパラチアン州立大は「グループオブ5」のサンベルトカンファレンスという中堅カンファレンスに属するチームであり、対戦相手を比べれば上記のチームとは比べ物にはなりません。しかしそれでも13勝1敗という成績を残すことは並大抵のことではなく、ファイナルランキングで19位ではありますが、それ以上の価値があるシーズンを彼らは送ったといえます。
海軍士官学校(11勝2敗)
2018年度には3勝10敗という成績で撃沈した海軍士官学校ですが、2019年度には11勝2敗と見事に復活。士官学校(陸軍・海軍・空軍)で争われる「総司令官杯」も4年ぶりに奪い返しボウルゲームでカンザス州立大に競り勝っていい形でシーズンを終えることが出来ました。
その他:ボイジー州立大(12勝2敗)、マイアミ大(OH)(8勝5敗)
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