最新のCFPランキングを分析【第2回目】

最新のCFPランキングを分析【第2回目】

カレッジフットボールプレーオフ(CFP)に進出できる4チームを決定するためのCFPランキング。今季2度目となるランキングが11月12日夜に発表されました。第11週目にはトップ4チームのうち2チームに土が付き、トップチームの顔ぶれが変わることは確実とされていましたが、果たしてその面子がどのようになったのか、さっそく見ていきたいと思います。

参考ページ2019年度シーズンランキング【第12週目】

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ベースボール・マガジン社 (編集)

第2回目のCFPランキング

上位4チーム

1位:ルイジアナ州立大(9勝0敗)
2位:オハイオ州立大(9勝0敗)
3位:クレムソン大(10勝0敗)
4位:ジョージア大(8勝1敗)

先週3位のアラバマ大を下したルイジアナ州立大が先週1位のオハイオ州立大を抜いて1位に。そのオハイオ州立大が2位に一つ順位を下げました。3位のアラバマ大および4位のペンシルバニア州立大が相次いで敗れたため彼らはトップ4から陥落。そこに新たに食い込んできたのが先週5位のクレムソン大と6位のジョージア大の2チームです。

ルイジアナ州立大は残りミシシッピ大、アーカンソー大、テキサスA&M大の3試合を残していますが、この調子で行けばまず彼らが負けることはなさそうです。そうなれば所属するサウスイースタンカンファレンス(SEC)優勝決定戦で東地区代表(おそらく)のジョージア大と対戦することになります。もしジョージア大もその時まで1敗を守っていれば上位4位以内同士の対戦が実現することになり、シーズン最後の最後でドラマが生まれる予感。

オハイオ州立大は今後ミシガン大、さらにカンファレンス優勝決定戦を残しています。クレムソン大はアトランティックコーストカンファレンス(ACC)内で敵なしですのでまず問題なし。焦点はトップ4チームにSECチームが2校食い込むのか、はたまたPac-12ないしBig 12の優勝校が滑り込むことが出来るのか、ということになるでしょう。

後続チーム

5位:アラバマ大(8勝1敗)
6位:オレゴン大(8勝1敗)
7位:ユタ大(8勝1敗)
8位:ミネソタ大(9勝0敗)
9位:ペンシルバニア州立大(8勝1敗)
10位:オクラホマ大(8勝1敗)
13位:ベイラー大(9勝0敗)

先週3位のアラバマ大は5位に降格しましたが、思ったよりも落ちなかったですね。Pac-12のオレゴン大とユタ大はそれぞれが所属する北地区と南地区で首位を走っており、このままならばカンファレンスタイトルゲームで激突することになります。先週4位のペンシルバニア州立大を倒したミネソタ大が17位から一気に8位にジャンプアップ。ただ無敗なのにオレゴン大やユタ大を追い越せなかったところに選考委員会が完全にミネソタ大を認めていないのかなというところを感じてしまいます。

10位のオクラホマ大と13位のベイラー大は今週末一騎打ちを控えます。この位置からBig 12チームが上位4チームに食い込むためにはいまだ無敗のベイラー大が勝ったほうが可能性がありそうですが、そうだとしても上位チームが転がり落ちるというシナリオは必須となるでしょう。

以上の11チームに今のところプレーオフ進出の可能性が残されていると思います。当然上位チームのほうが可能性が高いわけですが、状況次第ではいかようにもなると思われますしあと4回もランキングを経なければならないわけですから、今後もこのランキングが大いに楽しみになってきそうです。


グループオブ5の戦い

「グループオブ5」チームが「ニューイヤーズ6」ボウルに出場するためにはこのCFPランキングの中で「グループオブ5」の中で最高位にランクされなければなりません。今のところ25位以内にランクされいるのは以下のチームです。

17位:シンシナティ大(8勝1敗)
18位:メンフィス大(8勝1敗)
21位:ボイジー州立大(8勝1敗)
23位:海軍士官学校(7勝1敗)
25位:アパラチアン州立大(8勝1敗)

シンシナティ大とメンフィス大はシーズンフィナーレで直接対決することになっています。この試合も盛り上がること間違いありませんね。

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