2019年度春季トレーニングリポート【その1】

カレッジフットボール界は現在春季トレーニングの真っ只中です。春季トレーニング(Spring Training/Spring Football)とは春に許されるチーム練習のことで、合計15回練習を行うことが出来ます。そしてその最後には紅白戦(スプリングゲーム)が大々的に行わるのが恒例です。

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場所によってはすでにすべての工程を終えているチームもあるでしょうが、今後月末まで毎週末全米各地でこの紅白戦が組まれています。観客を入れてテレビ中継もされるこの紅白戦が終わればいよいよカレッジフットボールは夏のキャンプインまで静寂の時を迎えることになります。

春季トレーニングでは卒業した4年生および早期NFLドラフト入りした選手らがチームから抜けるので参加選手は秋よりも少なくなります。ここでは主力やベテラン選手が抜けたあとにどの選手たちがその穴を埋めるかに注目が集まりましし、またオフシーズンに新コーチ陣が組閣されたチームなどは当然新しい指導者たちがどのようにそのチームを率いるのかなどが気になるところです。

そこでこれから毎週主なチームの紅白戦の日時を紹介しながら春季トレーニングでの注目すべきポイントに簡単にスポットライトを当ててみたいと思います。

まずは今週4月6日に紅白戦開幕予定の4チームを紹介します。

ルイジアナ州立大

近年パスアタックが皆無だったLSUですが、昨年はオハイオ州立大からの転校生QBジョー・バロー(Joe Burrow)が停滞したパスオフェンスに一筋の光を見せてくれました。そして今年からLSUのパスゲームコーディネーターに就任したのがジョー・ブレディ(Joe Brady)氏。昨年まで2年間NFLニューオーリンズセインツのオフェンシブアシスタントを務めてきたブレディ氏の手腕に注目が集まりそうです。

サザンカリフォルニア大

オフシーズンは流出する転校生に加え、OCに任命した元テキサス工科大監督のクリフ・キングスバリー(Kliff Kingsbury)氏がNFLアリゾナカーディナルズの監督に就任するために離脱するなどゴタゴタ続きだったUSC。結局新たなOCにはキングスバリー氏と同じテキサス工科大出身のグラハム・ハレル(Graham Harrell)氏が抜擢されました。来季結果が出なければ後がないクレイ・ヘルトン(Clay Helton)監督の命運はハレル氏にかかっているといえます。そんな彼のオフェンスがどんなものになるのかを紅白戦で見ることが出来るでしょうか?

クレムソン大

ディフェンディングチャンピオンのクレムソン大はQBトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)、RBトラヴィス・エティエン(Travis Etienne)、WRジャスティン・ロス(Justyn Ross)といったタレント陣がオフェンス側には揃っていますが、一方でクリスチャン・ウィルキンス(Christian Wilkins)、デクスター・ローレンス(Dexter Lawrence)、クレリン・フェレル(Clelin Ferrell)というプロ級のDL陣がチームを去りました。この穴を埋めるのは容易ではないでしょうから、果たして新チームのDL陣がどのようなユニットになるのかが最大の注目ポイントです。

フロリダ州立大

昨年まで先発QBを務めてきたデオンドレ・フランシス(Deondre Francois)がチームを退部させられてしまったため、確固たる先発QBの椅子が今のところ空席であるフロリダ州立大。その座を狙うのはフランシスのバックアップを務めてきたジェームス・ブラックマン(James Blackman)となるのが自然ですが、今オフ新たに強力なQB選手が編入してきました。ウィスコンシン大で過去3年間先発QBを任されてきたアレックス・ホーニブルック(Alex Hornibrook)です。経験値という面では明らかにホーニブルックに軍配が上がりますが、最終的にその椅子を射止めるのが誰になるのか気になるところです。

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