第9週目のAPランキングを分析

早いものですでに10月に入りすでに4週目に入りました。今後各チームとも5試合から6試合を残しておりそれぞれ所属するカンファレンスでの優勝争いも熾烈になっていきますが、ナショナルチャンピオンを決めるカレッジフットボールプレーオフ(CFP)レースにおいても大分顔ぶれが絞られてきました。そのプレーオフに進出できる4チームを決定するCFPランキングは11月5日にいよいよ発表されますが、そのランキングは必ずしもAPやコーチランキングの影響を受けるものではありません。が、選ぶのもまた人間ですから現在のランキング上位にいるチームには少なからずアドバンテージが有ると思われます。

先週は6位のウィスコンシン大が敗れたため、先日発表された最新APランキングの上位10チームの面子にも多少の変動が見られました。今回はそれを含めて第9週目のランキングを分析してみたいと思います。

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先週順当に勝ち星を収めた1位のアラバマ大と2位のルイジアナ州立大は順位に変動なし。11月9日にはいよいよこの両校の直接対決が見られます。今から楽しみで仕方ありませんね。

先週3位だったクレムソン大はルイビル大を45対10と下しましたが、同4位だったオハイオ州立大もノースウェスタン大を52対3という大差で粉砕。その結果この2チームが最新ランキングで順位を入れ替えました。クレムソン大は実質的にこのまま勝ち抜けばACC優勝校及びディフェンディングチャンピオンとしてプレーオフ進出は硬いですからこの時期に4位にランクを下げたとしても痛手ではありません。が、開幕時に1位だったことを考えればやっぱり見栄えは良くないですよね。

5位は先週と同じくオクラホマ大。そして6位にはミシガン大との大一番を制したペンシルバニア州立大がランクを一つ上げてきました。ペンステートも11月にオハイオ州立大との一騎打ちがあり、そこまで両校が無敗を守っていればこれまた見逃せないマッチアップとなります。

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ミシガン大との決戦を制し6位に上がってきたペンステート

7位には先週9位からランクを2つ上げてきたフロリダ大。試合のなかったノートルダム大は先週と変わらず8位。9位には先週11位だったアーバン大がランクアップして再びトップ10入り。先々週サウスカロライナ大に敗れて3位から10位に転落したジョージア大は先週ケンタッキー大に完封勝ちするも21得点と周囲を唸らすほどの数字を残せず最新ランキングでも10位で足踏み。

11位と12位にはオレゴン大ユタ大のPac-12カンファレンスコンビが順位を1つずつ上げてトップ10入り直前までやってきました。このままいけばこの2チームがカンファレンス優勝決定戦で北地区と南地区の代表として相まみえることになるでしょう。

そして先週イリノイ大からまさかの今季初黒星を喫してしまったウィスコンシン大は6位から13位まで大きく順位を落としました。今週末はオハイオ州立大との大一番が待っていますから、この試合に勝てればこの負けを取り返すこともできるでしょうが、あと5週間でプレーオフ進出圏内まで復活することは容易ではありません。

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13位までランクを落としたウィスコンシン大はオハイオ州立大との決戦を控えます

14位には未だ無敗のベイラー大です。今年3年目のマット・ルール(Matt Rhule)監督に率いられる彼らですが、ルール監督の初年度が1勝11敗、昨年が7勝6敗ときて今年はここまで7連勝中。前チームであるテンプル大でも3年目に二桁勝利を獲得しており、地に落ちていたベイラー大を3年目でここまでスターダムに押し上げたルール監督の手腕は本物です。

15位には先週カンザス大に冷や汗をかかされたテキサス大。そして16位にはここにも未だ無敗を守っているサザンメソディスト大。先週14位だったボイジー州立大が敗れたため、「グループオブ5」カンファレンス群出身校としてはサザンメソディスト大が最高位となります。

そして17位にも同じく無敗のミネソタ大が順位を先週よりも3つ上げてきました。彼らにとって17位という順位は2004年以来の最高位。そして開幕後7勝0敗という成績はなんと1960年以来という大快挙。Big Tenカンファレンス西地区でウィスコンシン大が敗れた今、ミネソタ大に密かに注目が集まります。

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P.J.フレック監督の改革が確実に実を結んでいるミネソタ大

19位にはペンシルバニア州立大との決戦に敗れたミシガン大が16位から転落してきました。彼らはまだ5勝2敗ですが、この時期にこの順位で甘んじていることを考えると今季がすでに失敗であるという声もちらほら聞こえてきます。

21位には今季いまだ無敗を守っている10チームのうちの最後のチームであるアパラチアン州立大。「グループオブ5」カンファレンス群の一つであるサンベルトカンファレンス出身チームとしては最高ランクを拝命。6勝目を挙げてボウルゲーム出場権も手に入れた彼らはこのまま勝ち進んでサンベルトカンファレンスチーム初の「ニューイヤーズ6」ボウルに招待されるような快挙を成し遂げることができるでしょうか。

先週14位ながらもブリガムヤング大に敗れてしまったボイジー州立大は22位まで後退。またユタ大に手も足もでず敗れてしまった17位のアリゾナ州立大も順位を7つも落として24位までランクダウン。その一方でランク外からトップ25に食い込んできたのが23位のアイオワ州立大、そしてフロリダ州立大を倒して再びランキングに復活してきた25位のウェイクフォレスト大。代わりにランク外に転落してしまったのが先週ヴァンダービルト大にまさかの敗戦を喫してしまった22位のミズーリ大、そしてオレゴン大との決戦に敗れた25位のワシントン大です。

先にも述べたように8週間を終えて未だ無敗を守るチームが10チームあります。そのうちアラバマ大とルイジアナ州立大、ペンシルバニア州立大とオハイオ州立大、オクラホマ大とベイラー大直接対決を控えており、またミネソタ大とペンシルバニア州立大も相まみえることになっていますから、最終的に無敗チームは少なくとも半分にまで減ることが予想されます。逆に言えばそのチームたちが対戦するまでに無敗を守っていたとすればその試合が盛り上がることは言うまでもなくなります。まさにカレッジフットボールの醍醐味を味あわせてくれそうです。

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