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ハイズマントロフィー

その年の最優秀選手に贈られる歴史あるアワードがハイズマントロフィー。獲得すれば未来永劫その栄光が語られるという誰もが手にしたいトロフィーです。

今季は開幕時に予想されていたオクラホマ大のスペンサー・ラトラー、ノースカロライナ大のサム・ハウウェル、クレムソン大のD.J.ウイアンガラレイ、USCのキードン・スロヴィスなどが相次いでスランプに陥りなかなか突出した候補選手が現れませんでした。途中ミシガン州立大RBケネス・ウォーカー・IIIが素晴らしい数字を叩き出してトロフィーレースで一歩リードしたかに見えましたが、チームが失速する中で彼の名前も失速。

そんな状態がシーズン終盤まで続きましたが、前ページでも紹介したアラバマ大のQBブライス・ヤングがアーバン大戦並びにSECチャンピオンシップゲームのジョージア大戦で素晴らしい活躍を見せ最後の最後で投票者たちにアピールすることに成功。結果的にヤングが昨年のWRデヴァンテ・スミス(DeVonta Smith、現フィラデルフィアイーグルス)に続き2年連続アラバマ大出身選手がハイズマントロフィーを受賞となりました。

カレッジフットボールプレーオフ

4チーム制のカレッジフットボールプレーオフ(CFP)の組み合わせは1位のアラバマ大vs4位のシンシナティ大(コットンボウル)並びに2位のミシガン大と3位のジョージア大(オレンジボウル)となりました。

「グループオブ5」の期待を背負って王者の胸を借りたシンシナティ大でしたが、アラバマ大はヤングの飛び道具を使うまでも無くグランドアタックでシンシナティ大を撃破。残念ながら彼らとアラバマ大の差は大きかったと言わざるを得ませんでした。

関連記事コットンボウルレビュー【2021年度CFP準決勝第1試合】

1997年以来のナショナルタイトルを狙うミシガン大は鉄壁ディフェンスを誇るジョージア大といかに対峙するか期待がかかりましたが、オフェンスはそのディフェンスの前に何もできず、またミシガン大の快進撃の原動力ともなったディフェンスもジョージア大を止めることはできずあえなく撃沈。1980年以来のタイトルを狙うジョージア大の方が勝ちたい気持ちが勝っているようにも見えました。

関連記事オレンジボウルレビュー【2021年度CFP準決勝第2試合】

そして迎えた頂上決戦。SEC優勝決定戦の再現ともなったアラバマ大とジョージア大のリマッチは開始から両チームのディフェンスが冴え渡りロースコアとなりましたが、後半にかけてそんな苦しい展開の中でジョージア大QBステソン・ベネット(Stetson Bennett)が起死回生となるロングパスを決めて形勢逆転しジョージア大がリードを奪います。しかしアラバマ大も負けじと苦しみながらもなんとか終盤にリードを奪い返しますが、後半バテたアラバマ大ディフェンスの隙を見逃さなかったジョージア大が逆転さらに追加点を奪ってついに王者の牙城を崩すことに成功。1980年度以来3つ目のナショナルタイトル獲得を成し遂げたのでした。

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