ボウルゲーム

ランキング

順位表

プレシーズン

予定/結果

順位表

【続】誰が誰だか分かるかな?

【続】誰が誰だか分かるかな?

2月2日に行われた第54回スーパーボウルはAFC覇者のカンザスシティチーフスが31対20でサンフランシスコ49ersを破り50年ぶり2度目の栄冠を手にして幕を閉じました。

第3Q終了時点で20対10とサンフランシスコがリード。モメンタム的にもこれはナイナーズがロンバディ・トロフィーを手に入れるかと思われましたが、第4Qにチーフスの怒涛の反撃。QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes、元テキサス工科大)の超人的な活躍でこのQだけで21点をもぎ取った彼らが見事な大逆転劇を見せたのです。

サンフランシスコの守りに入りすぎたプレーコーリングが災いしたという事実もあるのでしょうが、全体的にみて非常に良い試合だと思いました。

created by Rinker
ベースボール・マガジン社 (編集)

そんな感じで試合自体は大変盛り上がったのですが、その他にもジェニファー・ロペスシャキーラのハーフタイムショーはダンス満載の賑やかで楽しいパフォーマンスでしたし、また1本億単位のお金がかかるというスーパーボウル中に流されるCMも面白かったり、そうでなかったり、わけが分からなかったり(笑)、涙を誘うモノあったりと試合だけでなく様々な面でテレビから離れさせてくれませんでした。

そんな中際立っていたのがNFLのCM。今年はNFL生誕100周年目を迎えるわけですが、それを祝うCMがキックオフの直前に流されました。この出来がかなりよく、翌日の職場での会話でも評判は上々でした。

実は去年の第53回スーパーボウルでも「NFL100」と銘打たれたCMが流され、これには本当に多くのスーパースターたちが出演しました。このサイトでもこのCMに出演したメンバーを紹介する記事を挙げましたが、今回もこれに習い今年バージョンのCMに出ていた選手たちを可能な限りピックアップして出身校を添えて紹介したいと思います(当サイトはカレッジフットボールのサイトなのでこじつけで笑)。

created by Rinker
ベースボール・マガジン社 (編集)

舞台はある広場。子どもたちが集まってフットボールをしているシーンから始まります。

 

飛んできたボールをキャッチしたこの少年。彼がこの壮大なCMの主役、マクスウェル・「バンチー」・ヤング(Maxwell “Bunchie” Young)くんです。

若干12歳のヤングくんですが、彼が9歳のときに撮影されたYoutube動画がバズったことで有名。

当時9歳とは思えないとんでもないスピードで一時話題騒然となった、将来性抜群のヤングくん。すでにイリノイ大からスポーツ奨学金(スカラシップ)を約束されているという逸材なのです。

そんなヤングくんがボールをキャリーしながら友達たちをいとも簡単に抜いていきます。

そんな彼をベンチで見守るご老体が1人。

彼こそがNFLで史上最高のRBと名高いジム・ブラウン(Jim Brown、元シラキュース大)。

ここでブラウン氏がヤングくんに向けて一言。

Take it to the house, kid!

この表現は通常試合中ならエンドゾーン(=House)に運べ、つまりスコアしろ!という意味を含んでいます。このCM中「Take it to the house」というフレーズはちょっとしたキーワードになっていきます。

この言葉を聞いたヤングくんは意を決したようにこの公園を飛び出して走り続けます。

公園を飛び出たヤングくんはいつしか農村を走り抜けていきます。

そこでトラクターに乗った男性にまたも「Take it to the house, kid!」と声をかけられるヤングくん。

この立派な髭をこしらえた男性はアメフト選手ではなくティム・ザ・タットマン(TimTheTatman)というハンドルネームを持つティム・ベター(Tim Betar)さん。ベターさんはゲーマーとして有名らしいのですが、実は前回のNFL100にも出演していたらしいです(私の記事では見落としています・・・)。

次のページ

この記事が気に入ったら拡散&フォローお願いします!
ツイート
この記事が気に入ったら拡散&フォローお願いします!
ツイート
このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリーをはてなブックマークに追加

ANY GIVEN 
SATURDAY

全米カレッジフットボールファンサイト