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シラキュース大(5勝7敗)
ここ何年もお荷物チームとして埋もれていたシラキュース大ですが、昨年はなんと10勝3敗という過去に例を見ない戦績を納め、ディノ・バーバーズ(Dino Babers)監督のもと古豪復活という声が高まり、2019年度はプレシーズンに22位にランクされるという期待どの高さを見せましたが結果的に5勝7敗と惨敗。せっかく昨年作り上げた勢いを殺してしまいました。
ネブラスカ大(5勝7敗)
2018年度に「ゴールデンボーイ」スコット・フロスト(Scott Frost)監督を招聘し再起を誓ったネブラスカ大ですが、彼の初年度は4勝8敗と撃沈。しかし2019年度の開幕前には24位にランクされるほど彼らに対する期待は増大。しかし蓋を開けてみれば5勝7敗と再び負け越し。前年度よりも1勝増えているといえば進歩なのかもしれませんが・・・。
スタンフォード大(4勝8敗)
2011年度に監督に就任して以来デヴィッド・ショウ(David Shaw)監督率いるスタンフォード大は3度のPac-12カンファレンスタイトルに5度の北地区優勝、5度の二桁勝利獲得と安定した強さを見せてきたチームでしたが、今年は4勝8敗とショウ体制となってから初の負け越しシーズンを経験。チームからは多くの選手がトランスファー(転校)していっている内情を聞くと「何が起きているんだ?」と不安になってしまいます・・・。
フロリダ州立大(6勝7敗)
近代カレッジフットボール界の強豪チームであるフロリダ州立大ですが、2017年度に7勝6敗、そしてウィリー・タガート(Willie Taggart)監督初年度の2018年度には1976年度以来の負け越しとなる5勝7敗という無様な結果に終わっていました。そして2019年度も不調は続き開幕後4勝5敗となったところで遂に大学はタガート監督を解雇。その後も白星を重ね結局今年も6勝7敗と負け越し。ボウルゲームに出場できたことが唯一の救いでした。
ノースウエスタン大(3勝9敗)
2018年度Big Ten西地区代表としてカンファレンス優勝決定戦に出場も果たしたノースウエスタン大でしたが、2019年度は3勝9敗と惨敗。もともと彼らは強豪チームという訳ではありませんが、流石に9勝5敗から3勝9敗という転落ぶりは目を引いてしまいました。
UCLA(4勝8敗)
チップ・ケリー(Chip Kelly)監督2年目となったこの年のUCLAは4勝8敗と撃沈。前年度が3勝だったことを考えれば多少の評価もできるでしょうし、ワシントン州立大にアリゾナ州立大という対戦当時ランクされていたチームに勝ったことは今後に期待を抱かせてくれましたが、いかんせん4勝8敗ではD評価を下さずにはいられませんでした。
その他:ミシシッピ大(4勝8敗)、サウスカロライナ大(4勝8敗)、アリゾナ大(4勝8敗)など。