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2021年度チームプレビュー
notre dame fighting irish
notre dame
fighting irish
ノートルダム大ファイティングアイリッシュ
9/4
@ フロリダ州立大
9/11
toledo25
vs トレド大
9/18
purdue-logo-25
vs パデュー大
9/25
ウィスコンシン大 
@シカゴ
10/2
vs シンシナティ大
10/9
@ バージニア工科大
10/23
usc50
vs サザンカリフォルニア大
10/30
vs ノースカロライナ大
11/6
vs 海軍士官学校
11/13
@ バージニア大
11/20
vs ジョージア工科大
11/27
@ スタンフォード大
デューク大
W, 27-13
サウスフロリダ大
W, 52-0
フロリダ州立大
W, 42-26
louisville-logo-25
ルイビル大
W, 12-7
ピッツバーグ大
W, 45-3
ジョージア工科大
W, 31-13
clemson50
クレムソン大
W, 47-40
ボストンカレッジ
W, 45-31
ノースカロライナ大
W, 31-17
シラキュース大
W, 45-21
clemson50
クレムソン大(ACC)
L, 10-34
alabama-logo-50
アラバマ大 (CFP)
L, 31-14
シーズン
総合
ACC*
2020
10-2
9-1
2019
12-1
-
2018
12-1
-
2017
10-3
-
2016
4-8
-
2015
10-3
-
2014
8-5
-
2013
9-4
-
2012
0-0 (12-1)**
-
2011
8-5
-
*2020年度のみ特例でACCに加入
**NCAAの制裁により記録剥奪

所在地
インディアナ州サウスベンド市
所属カンファレンス
Independent(無所属/独立校)
ホームスタジア
ノートルダムスタジアム
通算戦績
918勝329敗42分け
通算ボウルゲーム戦績
18勝19敗
ヘッドコーチ
ブライアン・ケリー
81勝39敗(12年目)
252勝96敗2分け(生涯通算)
前回全米優勝年度
1988年度
前回ボウルゲーム出場年度
2020年度(CFP)

見どころ

昨年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で特例としてアトランティックコーストカンファレンス(ACC)所属チームとして参戦したノートルダム大。レギュラーシーズン中にはクレムソン大をオーバータイムの末に下す金星を手にして無敗街道をひた走り、ACC優勝決定戦ではそのクレムソン大に苦渋を舐めさせられるも見事にCFP(カレッジフットボールプレーオフ)に進出。準決勝ではアラバマ大の前になすすべもなく敗れましたが、ここ3年で2度もCFPに駒を進めるなど安定感が増してきました。

参考記事震天動地【2020年度第10週目レビュー】

参考記事画竜点睛【2020年度第16週目レビュー】

参考記事ローズボウルレビュー【2020年度シーズン】

その間絶対的なQBとして4年間もチームを支えたQBイアン・ブック(Ian Book)はいよいよ卒業してNFL入り(ニューオーリンズセインツ)。チームのオフェンスはポスト・ブック体制で今季臨むことになります。昨年1年目だったオフェンシブコーディネーターのトミー・リース(Tommy Lees)氏の戦術は決して世間の目を引くような華麗なものではありませんでしたが、堅実で安定感があり機能性抜群のオフェンスでした。

ブックの去った後誰がリース氏のオフェンスを体現していくのかに注目が集まりますが、そこに滑り込みそうなのはジャック・コーン(Jack Coan)です。コーンは昨年までウィスコンシン大のQBで2019年には2700ヤードに18TD(5INT)に70%近いパス成功率とかなりの成績を残しましたが、昨年はシーズン開始前に足の怪我で出遅れ、その間にグラハム・マーツ(Graham Mertz)に先発の座を奪われてしまいました。そこでコーンは出場機会を求めてトランスファー(転校)を決意し新天地としてノートルダム大へやってきたのです。

過去4年間ブック頼りだったQBポジションですが、最低でもウィスコンシン大で先発経験のあるコーンの加入は心強いはずです。

レシーバー陣からはジャヴォン・マッキンリー(Javon McKinely、現デトロイトライオンズ)とベン・スコロネック(Ben Skowronek、現ロサンゼルスラムス)のトップ2が去ってしまいましたが、全米レベルで見ても5本の指に入ると見られるTEマイケル・マイヤー(Michael Mayer)が健在。また若き期待のWRアヴェリー・デーヴィス(Avery Davis)が起爆剤となってくれるかも。ただどちらにしてもレシーバー陣についてはリース氏の手によりリビルドが必要なことは確かです。

またRB陣では昨年1125ヤードに13TDを稼いだ小柄のスピードスター、カイレン・ウィリアムス(Kyren Williams)が残留。QBコーンの機動力はブックより劣りなおかつ足の怪我のことも考えればランゲームの大半はRBのウィリアムスおよびクリス・タイリー(Chris Tyree)の脚に委ねられることになるでしょう

ただオフェンスの最大の注目点はOL陣です。

ここ最近のノートルダム大の安定感の根底にはしっかりとしたOL陣の存在が挙げられますが、今シーズンに関して言えばというと不安要素が。というのも、リアム・アイクンバーグ(Liam Eichenberg、現マイアミドルフィンズ)とロバート・ヘインジー(Robert Hainsey、現タンパベイバッカニアーズ)のOT2人、そしてアーロン・バンクス(Aaron Banks、現サンフランシスコ49ers)とトミー・クリーマー(Tommy Kraemer、現デトロイトライオンズ)のOG2人と合計4人の先発OLがチームを去ってしまったからです。

QBコーン、若いWR陣、そしてRBウィリアムスらが機能するもしないもOL陣をいかに立て直すかに全てがかかっていると言えそうです。

===

昨年は堅実なオフェンスで試合に勝つのに十分なオフェンスを繰り出してきたノートルダム大でしたが、チームの本当の立役者はむしろディフェンスだったのかもしれません。それは1試合平均で許したヤードが344ヤードだったことにも表れています。しかも2敗したクレムソン大戦とアラバマ大戦を除けばさらに数字は少なくなります。

そして今季からディフェンシブコーディネーターを務めるのが昨年まで5年間シンシナティ大に在籍していたマーカス・フリーマン(Marcus Freeman)氏。彼の指揮下でノートルダム大守備陣はさらに磨きをかけることが予想されます。

とは言え、ディフェンス陣からも幾人かのスター選手が抜けて行きました。その中でも最大の人材だったのがLBジェレマイア・オウス・コラモア(Jeremiah Owsu-Koramoah)。ここ最近のノートルダム大出身LBとしても突出した選手だっただけに彼の穴を埋めるのは難題。

ただ今季のノートルダム大のDB陣は下馬評の高いユニット。特にSカイル・ハミルトン(Kyle Hamilton)は既にディフェンス最優秀賞の一つでもあるベドナリク賞のウォッチリストに名を連ねるほどの逸材。彼を中心にスピードにサイズのあるDB陣が相手の脅威となります。


スケジュール

今季から再び独立校/無所属に戻るノートルダム大。その性質から彼らのスケジュールは弱いと言い続けられてきました。しかし今季の彼らのスケジュールはかなり厳しいものになっています。

まずは開幕戦でフロリダ州立大とのアウェー戦。3戦目には同じインディアナ州内のライバル・パデュー大戦。そして4戦目にはシカゴベアーズの本拠地であるソルジャーフィールドで強豪ウィスコンシン大との一戦が待っています。

10月に入ると昨年ファイナルランキングで8位につけた、「グループオブ5」勢の急先鋒、シンシナティ大戦がありその後にはバージニア工科大サザンカリフォルニア大ノースカロライナ大との4連戦。そしてシーズンフィナーレはスタンフォード大とのライバリーゲーム。なんとも豪華な顔ぶれでしょうか。

もしこのスケジュールを無敗ないし1敗で切り抜けることができればノートルダム大が2年連続でCFPに戻ってくることは間違いありません。しかしそのためには何としてもOL陣の再建を急がなければならないでしょう。

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