5月第3週目に突如として勃発したアラバマ大のニック・セイバン監督とテキサスA&M大のジンボ・フィッシャー監督との場外バトル。史上稀に見る大御所の監督同士の指の差し合いはオフシーズンには格好の話のネタに。その様子をお届けします。
ニュース
元オレゴン大OLダグ・ブレナーはNCAAと母校であるオレゴン大を相手取り、慰謝料1億ドルを求め訴訟を起こしていましたが、裁判所はブレナーの訴えを棄却。結果50万ドルの和解金を受け取ることで合意しました。
昨シーズンにベイラー大の先発QBとして活躍し、チームの12勝2敗およびBig 12カンファレンスタイトル獲得に大きく貢献したゲリー・ボハノン(Gerry Bohanon)がこの度アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)所属のサウスフロリダ大に転校することが明らかになりました。
ユタ州内の宿敵対決であるブリガムヤング大対ユタ州立大のマッチアップは1922年の初顔合わせ以来90回も行われてきました。しかしそのライバリーはブリガムヤング大のBig 12入りの影響で来年以降は暫しの休止となりそうです。
常勝チームであるアラバマ大がトップに君臨できているのはニック・セイバン監督が過去に囚われず時代の流れに乗ることに長けているからとも言えますが、最近は選手補充にトランスファー選手を起用することも積極的に取り上げています。が、今回その事に対する疑惑が上がっているようです・・・。
ここのところNILのことばかりご紹介しているような気がしますが、この度スポーツメーカーの大手・アディダスがNILの一環として大学アスリートたちを同社のアンバサダーに起用する代わりにその対価を支払うというキャンペーンを立ち上げました。
先日グランブリング州立大のスカラシップ選手たちがまとめてNIL(Name/Image/Likeness)を元手に収入を手に入れることができるという話を紹介しましたが、今度はルイジアナ州立大での似たようなケースを紹介したいと思います。
FCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)所属のグランブリング州立大は先月全てのスカラシップ選手(スポーツ奨学金を授与されている選手)全員に新たなNILのディールをお膳立てすることを発表しました。
オフシーズンのニュースまとめ。元クレムソン大でノースウエスタン大へ転校していたQBジョンソンが古巣に復帰した話とか、元ベイラー大監督でスキャンダルの末に監督の座を追われたブライルス氏がカレッジ界に復帰する話とか、USCのQBウィリアムスが取り付けたNILディールの話とか。
オフシーズンのニュースまとめ。カレッジフットボールプレーオフが現行の4チーム制から12チーム制に拡張する新案が棄却された話とか、元ヴァンダービルト大の女性キッカーがセミプロサッカーリーグに入団する話とか、昨年LSUから解雇されたエド・オルジェロン氏の今後の身の振り方の話とか。
オフシーズンのニュースまとめ。アリゾナ州立大でのリクルーティング違反によるコーチの解雇劇とか、クレムソン大のスウィニー監督のNILによる選手のプロ化への危惧の話とか、「怪我したふり」による故意のプレーの遅延化を防ぐ方法の話など。
2021年度は新型コロナの影響をほぼ受けることなくここまでやってきましたが、オミクロン株の拡散による最近の新規感染者数の急増加によりアメリカ国内ではNFLなどのスポーツが影響を受けています。そしてその波はカレッジフットボール界にも・・・。
早期(アーリー)サイニングピリオドを振り返った【前半】記事ではそもそも早期サイニングピリオドとは何か、そしてその利点と問題点、さらには今年3日間の総記載ニングピリオドを終えた時点でのリクルートランキングをざっくりと見てみました。【後編】ではその他のトピックをまとめてお伝えします。
12月15日から17日の3日間、カレッジフットボール界では早期(アーリー)サイニングピリオドを迎え、全米に散らばるリクルートたちが志望校に進学することを公にして書類にサインを行い、長かったリクルーティング活動に終止符を打ちました。
年間最優秀選手賞=MVPというアワードはどのスポーツにもあります。カレッジフットボールにも似たようなアワードがいくつも有るのですが、その中でも個人賞として最高峰のアワードがハイズマントロフィーです。今年度その栄えある賞を手にしたのは・・・
Coaching Carousel【マリオ・クリストバルの場合】
今シーズンはシーズン途中からレギュラーシーズン後にかけて過去例に見ないほどコーチング市場が活発になっていますが、これまでもリンカーン・ライリー監督やブライアン・ケリー監督の移籍話をご紹介しました。そして今週もまた3つ目の大御所チーム間での監督交代劇が起きたのでした。
Coaching Carousel【ブライアン・ケリーの場合】
前回の記事ではオクラホマ大のリンカーン・ライリー監督がサザンカリフォルニア大の新監督に就任することになったというカレッジフットボール界を震撼させたニュースをお伝えしましたが、今回はその直後に明らかになったノートルダム大のブライアン・ケリー監督のルイジアナ州立大への電撃移籍の話です。
Coaching Carousel【リンカーン・ライリーの場合】
先週末はミシガン大vsオハイオ州立大、アラバマ大vsアーバン大、オクラホマ州立大vsオクラホマ大など素晴らしい試合の連続でカレッジフットボールの素晴らしさを体験させてもらいました。が、それから1日も立たないうちに世間は監督たちの去就に翻弄されることになります。一体何が起こったのか?
テキサスA&M大、新ADにネブラスカ大のADをヘッドハント【オフシーズン便り#9】
ノートルダム大と陸軍士官学校がヤンキースタジアムで激突【オフシーズン便り#7】
コロラド大、サンダース監督初年度の経済効果は・・・【オフシーズン便り#6】
NCAA、2024年から3つの新ルールの導入を検討中【オフシーズン便り#5】
マサチューセッツ大がMACに2025年から加入へ【オフシーズン便り#4】
NCAAの新トランスファールールに米司法省が物申す【オフシーズン便り#3】
NCAA、リクルーティング違反疑惑でフロリダ大を調査【オフシーズン便り#2】
元オハイオ州立大QBストラウドが母校復活に一役【オフシーズン便り#1】
テキサスA&M大、新ADにネブラスカ大のADをヘッドハント【オフシーズン便り#9】
ノートルダム大と陸軍士官学校がヤンキースタジアムで激突【オフシーズン便り#7】
コロラド大、サンダース監督初年度の経済効果は・・・【オフシーズン便り#6】
NCAA、2024年から3つの新ルールの導入を検討中【オフシーズン便り#5】
マサチューセッツ大がMACに2025年から加入へ【オフシーズン便り#4】
NCAAの新トランスファールールに米司法省が物申す【オフシーズン便り#3】
NCAA、リクルーティング違反疑惑でフロリダ大を調査【オフシーズン便り#2】
元オハイオ州立大QBストラウドが母校復活に一役【オフシーズン便り#1】