ストリーミングプラットフォームの最大手、ネットフリックスがカレッジスポーツ界の強豪カンファレンスであるサウスイースタンカンファレンス(SEC)とドキュメンタリー制作することでほぼ合意状態であることがわかりました。
ネットフリックスはこれまでフォーミュラワン(F1)の舞台裏ドキュメンタリーである「Drive to Survive」やアメリカプロゴルフ(PGA)のドキュメンタリー「Full Swing」を制作してきましたが、今回のSECのドキュメンタリーはそれらの配信が成功を収めたことを受けての企画だとされています。
まだ正式な発表はされていないものの、情報筋の話によるとSECもネットフリックスも双方合意の方向で動いているとのこと。早ければ来るシーズン(2024年度シーズン)中に配信があるかもしれないそうです。
SECは今年からテキサス大とオクラホマ大を加えて16チーム編成となりますが、このドキュメンタリーにどのチームが登場するかはまだわかっていません。裏側を見せるということですから、それを他のチームに見せたくないチームはこのドキュメンタリーからオプトアウトするという選択肢もあることでしょう。
ただ、話によると今季もトップランカーとして期待がかかるジョージア大はこのドキュメンタリーに乗り気だという話だとか。
2024年度シーズンからSECの試合放送はESPNの独占となりますが、リーグ側はネットフリックスでのドキュメンタリー配信がさらなる収益の手段となると期待を寄せているようです。
1998年以来16度もナショナルチャンピオンを輩出しているSECですから、彼らの舞台裏を見れるとなれば、我々のようなカレッジフットボールファンとしては生唾者ですよね。