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新先発QB発掘の旅:ミシガン大編

新先発QB発掘の旅:ミシガン大編

ミシガン大のオフシーズン・スプリングトレーニングはチームの動向云々よりもヘッドコーチ、ジム・ハーボー(Jim Harbaugh)のフィールド外でのサテライトキャンプやリクルーティングに関する言動が注目を集めてしまったためチーム状況がどうあるかということに関してはほぼ触れられてきませんでした。

そんなミシガン大ですがチームを見てみるとハーボー監督は来る2016年にそなえ新たなQBを選出しなければなりません。昨年はアイオワ大からの転校生ジェイク・ルドック(Jake Rudock)が先発の座を勝ち取りましたが、来季もまたその座は転校生の手に渡る可能性が高いです。

ヒューストン大からの転校生であるジョン・オコーン(John O’Korn)は昨年NCAAのルールにより1年間出場することができませんでしたが、それも解禁され晴れてミシガン大のスターターを目指すこととなります。スプリングゲームでは14投中6度パスを成功させ93ヤードを投げました。一方3年生のシェーン・モリス(Shane Morris)は9投中4度パスを通し合計31パスヤード(1TD)を記録。 そしてもう一人の3年生ウィルトン・スピート( Wilton Speight)が6投中5度のパスを成功させ1TDを含む46パスヤードを記録しました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

数字上ではスピートがよい成績を残しましたが、この3つ巴のバトルはプレシーズンキャンプまでもつれそうです。オコーンはこの3人の中で一番経験豊富ですが、ヒューストン大という別のチームから来ています。他の2人は試合経験は少ないもののミシガン大のシステムに精通していることは確か。さらに1年生のブランドン・ピーターズ(Brandon Peters)と同じく1年生(レッドシャツ) アレックス・マルゾーン(Alex Malzone)というハーボー監督がリクルートしてきた若い人材も控えています。

2年目となるハーボー監督率いるミシガン大は来季はさらにその力を見せつけてくるでしょう。昨季はBig Tenタイトルを十分狙えるポジションにいましたから、2016年度シーズンもおそらく優勝候補に挙げられるに違いありません。ハーボー監督のスタイルからいってチームはラン主体のオフェンスを組み立ててくるでしょうが、もともとハーボー監督は元QB選手。最低でもオフェンスをうまく回すことのできるQBを据えてくるに違いありません。スーパースターでなくてもミスの少ない安定したQBを育てくことができればミシガン大の来季は安泰です。

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