先週行われたオハイオ州立大とミシガン大のビッグゲームではオーバータイムの末オハイオ州立大に勝利の女神が微笑みましたが、彼らの他にもその恩恵を受けた者たちがいます。それはこのゲームを実況中継したアメリカ三大ネットワークの一つ、ABCです。
記録によるとABCでこの試合を観戦した人の数は実に約1600万人ということでこれは今季の最高視聴者数となったノートルダム大vsテキサス大を500万人も上回るものです。さらにABC傘下のスポーツ専門局であるESPNが提供しているストリーミング配信サービス「WatchESPN」でも約28万人がこの試合を観戦したということですが、3年目を迎えるこのサービス史上最多数の視聴者数を獲得したということです。
更に言うとこの試合は1991年以来ABCで放映されたカレッジフットボールのレギュラーシーズン中の試合で2番目に高い視聴者数を誇るものとなりました。因みにこの間最も観戦されたゲームは2006年に行われた同一カードだったそうです。当時オハイオ州立大は1位、ミシガン大は2位という最高の注目度を浴びたゲームだった訳ですが、何れにしてもこのマッチアップが全米でいかに観衆の目を惹くものか分かると思います。