どうせ二足のわらじを履くのなら、これぐらいの偉業を達成してみたいものです。
オレゴン大WRデヴォン・アレン(Devon Allen)はその快足を活かし陸上競技も掛け持ちしているのですが、なんとそのアレン、110Mハードルでアメリカ代表入りし来月行われるリオ五輪に出場することが決まったのです。
110Mハードルでリオ五輪行きを決めたオレゴン大WRデヴォン・アレン
フットボール部では優秀なWRとして活躍する傍ら陸上競技部では110Mハードルと200MダッシュでPac-12カンファレンスチャンピオン、さらにハードルでは全米チャンピオンにも輝きました。
そして先日行われたリオ五輪米国代表選考会にて110Mハードラーとして参加。結果、13秒03のタイムで優勝し見事リオへの切符を手にしたのです。
フットボール部の春季トレーニングを辞退してトレーニングを積んできたアレン。しかしそれまではフットボールを優先させてきたため、結果的にたったの半年のトレーニングで五輪行きを掴み取ったことになります。しかも2015年のローズボウルでは膝の靭帯を断裂する重症を負っています。それらを加味するとこのアレンの成し遂げた事は本当に凄い事です。
この夏日本でもこの競技が放映されることでしょうから、その際には是非アレンに注目してみてください。