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2018年度リクルーティングクラスで全米ナンバーワンとされるQBの行き先は・・・

2018年度リクルーティングクラスで全米ナンバーワンとされるQBの行き先は・・・

カレッジフットボールのニュースを日々探していると、高校生リクルートがどこの大学に進学を決めたとかいう記事をよく見かけます。個人的にはほぼ興味のないカテゴリーなのですが、2018年度のナンバーワン選手のニュースということで、今回取り上げてみました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

5つ星QBと称されるジョージア州出身のトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)はこの度自身のツイッターで2年後の進学先をジョージア大クレムソン大の2校に絞った、と発表しました。

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注目のリクルート、トレヴァー・ローレンス

まだ高校1年生の若造がツイッターでこんな風に公表するなんて何様だ!と思われるかも知れませんが、アメリカでは至って普通の光景です(それが私がリクルート関連のニュースを毛嫌いする理由でもあるのですが)。

198センチ88キロという恵まれた 身体をもつローレンスですが、今月末にはどちらかのチームに口頭ではありますが進学することを決定するらしいです。

どちらかに決めるかはまだ分かりませんが、両チームとも才能のあるQBがすでに揃っていますので、どちらのチームの方が先発の座を奪いやすいかということが決定材料にはならなそうです。クレムソン大には2016年にハンター・ジョンソン(5つ星)、そして来年にはゼリック・クーパー(4つ星)、チェイス・ブライス(4つ星)が入部予定。一方ジョージア大は今年ジェコブ・イーソン(5つ星)、そして2017年度クラスのジェイク・フローム(4つ星)が控えています。ですからどちらのチームにローレンスが入部することになっても、今挙げたような選手たちと先発の座を争わなければならなくなる訳です。つまりローレンスがいかに5つ星のQBだとしても即先発が約束されている訳ではないと言う事です。

ですから、ローレンスにとって決め手となるのはどちらのチームのオフェンスが自分好みかということになるのかもしれません。

クレムソン大はこれまでタジ・ボイド(Tajh Boyd)や現役のデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)のようなハイブリッドQBを擁しアップテンポなスプレッドオフェンスを用いて成功してきたようなチーム。しかしすでに入部が決まっている前出のジョンソンとブライスはプロスタイルのQBとされており、ひょっとしたら彼らの時代になるとオフェンスが大きく代わる可能性もあるかもしれません。

ジョージア大はプロスタイルオフェンスを好んで使用してきました。2016年シーズンが初年度となるカービー・スマート(Kirby Smart)監督下でもこのスタイルはどうやら変わらなそうです。

ローレンスはプロスタイルQBとして高校での最近2年間では6697パスヤードに69TDとスコアを量産してきた選手。しかしポケットの外でもしっかりとボールを放ることができ、彼の機動力も期待出来るようです。ですからどちらのオフェンススタイルでも対応する事は出来そうです。

ジョージア州とサウスカロライナ州(クレムソン大が位置する州)は隣り合っているので、ジョージア州出身のローレンスとしてはどちらも実家からそう遠くない位置にあります。しかしやはり生まれ育ったジョージア州のアイコン的チームであるジョージア大でプレーするというのは子供の頃からの夢であった可能性も十分あります。どちらにせよローレンスに選ばれるラッキーなチームはどちらか、リクルートに興味のない私でも少し気になるところです。

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