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2022年度シーズン振り返って・・・

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前半戦(第1週目〜第6週目)

今シーズンの開幕戦で注目を浴びたのが全米2位のオハイオ州立大と5位ノートルダム大との一戦。今季からブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督に代わり指揮を執ることになった若干37歳のマーカス・フリーマン(Marcus Freeman)監督の初船出がどうなるか注目が集まりましたが、オハイオ州立大が21対10で一蹴。

また3位のジョージア大は11位のオレゴン大相手に49対3で圧勝。この試合はオレゴン大の新HCダン・レニング(Dan Lenning)監督のデビュー戦となりましたが、レニング監督は昨年までジョージア大でディフェンシブコーディネーターを務めており、いきなりの古巣との対戦は苦いものとなりました。

また全米7位のユタ大フロリダ大の敵地に乗り込みましたがフロリダ大がこれを29対26で返り討ちに。この試合ではフロリダ大QBアンソニー・リチャードソン(Anthony Richardson)がかつての先輩キャム・ニュートン(Cam Newton)を彷彿とさせるようなパフォーマンスで第1週目から全米中の注目を集めていました。

参考記事2022年度第1週目レビュー

第2週目の最大の目玉は1位のアラバマ大と名門テキサス大との大一番。テキサス大の監督であるスティーヴ・サーキジアン(Steve Sarkisian)監督は2020年までアラバマ大のオフェンシブコーディネーターを務めていた人物。果たして元師匠であるニック・セイバン(Nick Saban)監督を破れるかと期待がかかりましたが、テキサス大が最後まで追い詰めるも前年度のハイズマントロフィー受賞QBブライス・ヤング(Bryce Young)の活躍でアラバマ大が逆転勝利を納めました。

参考記事2022年度第2週目レビュー

第3週目には全米1位の座をジョージア大がアラバマ大から奪います。そのジョージア大はサウスカロライナ大に48対7で快勝。この頃からジョージア大の強さが他のチームと一線を画している感じが浮き彫りになってきます。

そして早くもこの頃からプレシーズンランキングでランクインしていたチームたちの一部でボロが出だしてランクを下げるものが出てきます。例えば6位のオクラホマ大とか11位のミシガン州立大とか13位のマイアミ大とかノートルダム大とか・・・。

参考記事2022年度第3週目レビュー

そんな中迎えた第4週目では11位のテネシー大と20位のフロリダ大の古き良きSEC東地区ライバりーが行われます。かつてお互いしのぎを削った間柄だった両校はテネシー大の失墜によってこのカードの重要性が失われていましたが、テネシー大が3連勝で11位まで上昇したことでこの試合の価値が久しぶりに上がりました。試合はテネシー大が38対33で勝利します。

またクレムソン大も5位ながらアンランクのウェイクフォレスト大にオーバータイムに持ち込まれて辛勝するなどいつものクレムソン大らしさが見えないという不穏な空気が流れます。

参考記事2022年度第4週目レビュー

そして第5週目にもなると、予想外のチームたちが無敗街道を突き進み台頭するという非常に珍しい光景を見ることになります。

例えばカンザス大UCLAテキサスクリスチャン大イリノイ大シラキュース大といった面々。またランク外から徐々に順位を上げてきたのがペンシルバニア州立大カンザス州立大ワシントン大ら。いまだジョージア大の強さが光るものの、それ以外ではちょっとした戦国時代に突入した感じでした。

参考記事2022年度第5週目レビュー

「前半戦」最後となる第6週目は好マッチが目白押しでした。

まずはここまで互いに無敗同士で対決となったBig 12カンファレンスのテキサスクリスチャン大(17位)とカンザス大(19位)の戦い。どちらも昨年負け越しチームだったのにも関わらず今季は前半からの連勝で話題を振りまいてくれましたが、試合の方は期待を裏切ることなく38対31と接戦の末テキサスクリスチャン大が生き残りました。

またプレシーズン中に一悶着ありその当時からこの対戦が待ち焦がれていたアラバマ大テキサスA&M大の試合はアラバマ大のエースQBヤングが怪我で欠場する中彼らが苦戦するも24対20で辛勝。同じく無敗のテネシー大(7位)はルイジアナ州立大のホームに乗り込みこれを40対13で一蹴。いよいよテネシー大が本格的に復活の兆し。

そのほかにもPac-12カンファレンスでUCLA(18位)がユタ大(11位)をアップセットしたり、13位のケンタッキー大サウスカロライナ大が破ったり、また開幕戦でジョージア大に敗れたオレゴン大が5連勝を飾るなど、この週末はたくさんの素晴らしい試合がありました。

そして第7週目の、今季最高とも言えるあの試合を迎えることになります・・・。

参考記事2022年度第6週目レビュー

ところで、カレッジフットボール界はいつのシーズンでもシーズン中に成績不振の責任をとって解雇されてしまう監督たちが出るのが常です。今年もそれに漏れず残念ながら以下の監督たちがこの時点までに解雇されてしまいました。

  • スコット・フロスト(Scott Frost):ネブラスカ大
  • ジェフ・コリンズ(Geoff Collins):ジョージア工科大
  • ハーム・エドワーズ(Herm Edwards):アリゾナ州立大
  • カール・ドレル(Karl Dorrell):コロラド大
  • ブライアン・ハーシン(Brian Harsin):アーバン大

次のページ:後半戦

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