ROLL TIDE ROLL!!
新型コロナウイルスのパンデミックに振り回されながら何とか迎えた2020年度のカレッジフットボール頂上決戦。第1シードで12勝0敗のアラバマ大(SEC)と第3シードで7勝0敗のオハイオ州立大との対決となりました。なんだかんだ言いながら結局出揃ったのは見慣れた名門チームとなったのですが・・・。
試合の方は序盤こそお互いが点を取り合ってイーブンな展開でしたが、第2Qにアラバマ大がオフェンス力の差を見せつけて一気に点差を広げるとその後はオハイオ州立大に逆転のチャンスは訪れず終わってみれば52対24とアラバマ大が大差でオハイオ州立大を粉砕。自身18度目のナショナルタイトルを獲得したのです。
アラバマ大には上に紹介したスミスとジョーンズという2人のハイズマントロフィーファイナリストだけでなく、ハイズマントロフィーの投票結果で5位につけていたRBナジー・ハリス(Najee Harris)、そして全米随一のOLを誇る他に類を見ない攻撃力でシーズンを席巻。このパンデミック下という非常に制限された中でここまで完成されたチームを世に送り出したことで、ニック・セイバン監督はカレッジフットボールで名実共に「GOAT」な監督になったのです。