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2022年度第9週目の見どころ

2022年度第9週目の見どころ

今季もいよいよ10月最後の週末を迎え、シーズンも第3コーナーを曲がろうとしています。

開幕から約2ヶ月が経ちましたが本当にあっという間ですね。その間カレッジフットボール界では未だ無敗を貫く常勝チームもいれば、予想外の快進撃を続けるチーム、逆に期待を裏切る形で厳しいシーズンを送っているチームとさまざまです。

そんな中行われる第9週目は過去2週間と比べると少々注目したい試合の数が少ないようにも思えますが、だからと言ってアップセットが起きないということはありません。ということで今回もこのウィークエンドに気に留めておいていただきたい試合を数試合紹介しておきたいと思います。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

#2 オハイオ州立大 @ #13 ペンシルバニア州立大

Big Tenカンファレンス東地区の首位争いに影響を及ぼす大事な一戦。ペンシルバニア州立大のホームで行われるのですが、当初の予想と異なりこの試合はかの有名な「ホワイトアウト」に指定されておりません(先週のミネソタ大戦がホワイトアウトでした)。が、この試合は「ホワイトアウト」の二番煎じ的扱いな(笑)「ストライプアウト」(スタジアムが白と紺の縦縞模様になる)の試合に指定されています。

ここまで未だ無敗のオハイオ州立大は今季最もバンランスの良いチームだと言われています。オフェンスではハイズマントロフィー受賞候補選手と言われるQB C.J.ストラウド(C.J. Stroud)が絶好調。彼はここまでTD数(28)とQBレーティング(92.6)で全米1位の数字を残しており、来季のNFLドラフトでも期待の星とされる選手。

また彼を取り巻くスキルプレーヤーたちも充実。RBマイヤン・ウィリアムス(Miyan Williams)とトレヴィヨン・ヘンダーソン(TreVeyon Henderson)のコンビは全米最強レベル。またWR陣もエメカ・イブカ(Emeka Egbuka)、マーヴィン・ハリソン・Jr(Marvin Harrison Jr)、ジュリアン・フレミング(Julian Flemming)、さらには怪我で出遅れているジャクソン・スミス・エンジグバ(Jaxon Smith-Njigba)を擁しこちらも最強レベル。OLも堅実でオフェンスに隙は見当たりません。

またディフェンス陣も今季からオクラホマ州立大の守備陣を立て直した手腕を買われて招聘されたジム・ノールズ(Jim Knowles)氏のディフェンシブコーディネーティングでスコアリングディフェンスで全米5位、トータルディフェンスで全米2位と鉄壁のディフェンスを誇っています。

そんな「ゴリアテ」をホームに迎えるペンシルバニア州立大。彼らは現在13位につけていますが、果たして勝機があるでしょうか?

オフェンスを率いるのはベテランQBショーン・クリフォード(Sean Clifford)。彼の特徴は脚力と長年の実践経験から培われたゲーム内でのプレーメーキング。決して逸材と言えるQBではありませんが、勝てる試合では持てる力を最大限にいかすパフォーマンスでチームに白星をもたらしてくれました。

しかしながら格上相手との対戦となるととかく調子が落ちるのが玉に瑕。これは決して彼だけの問題ではなく、トップ10チームに10連敗中というジェームス・フランクリン(James Franklin)監督にも何かしらの要因はあると思いますが、大舞台に弱かったり金星をゲットしたりする姿を見たことがありません。

ディフェンス力は強力と言われ、DL P.J.マスティファー(PJ Mustipher)を中心としたランディフェンスは第7週目までは全米トップ5位に位置されていました。しかしミシガン大戦で418ヤード、ミネソタ大戦で178ヤードも走られて直近2試合でランディフェンスが崩壊しています。

そのランディフェンスが先にも挙げたウィリアムスとヘンダーソンの二枚看板を相手にしなければならないわけですし、しかもバックフィールドも波いるWR陣とQBストラウドのエアーアタックにも備えなければならなく、正直このディフェンスがオハイオ州立大の攻撃の手を緩めることができるとは考えずらいです。

ともすれば、オハイオ州立大との点取合戦に付き合わなければ勝機はない訳ですが、果たしてペンステートのオフェンスがオハイオ州立大のディフェンスに対して40点以上のスコアリングをすることが可能なのか・・・。

こうなれば「ストライプアウト」の大歓声のパワーを少しでも多く借りてターンオーバーを引き起こすとかしか手がなさそうです。しかしどうして「ホワイトアウト」をこの試合までとっておかなかったのでしょうね・・・。


#9 オクラホマ州立大 @ #22 カンザス州立大

Big 12カンファレンスの優勝レースにおいて共に3勝1敗で無敗のテキサスクリスチャン大を追うのがこのオクラホマ州立大とカンザス州立大。地区制度を敷いていないBig 12カンファレンスではレギュラーシーズン後のトップ2チームがカンファレンス優勝決定戦に駒を進めることが出来ることを考えれば、今回のこの2校の対戦はテキサスクリスチャン大との挑戦権をかけた試合とも言えます。

オクラホマ州立大は機動系QBのスペンサー・サンダース(Spencer Sanders)のプロダクションを軸にスコアリングオフェンスで全米4位と得点力に秀でたチームです。カンファレンスで首位を走るテキサスクリスチャン大に2週間前にOTで敗れましたが、先週は名門テキサス大から逆転勝ちを手に入れて士気を保っています。

カンザス州立大は先週テキサスクリスチャン大に惜敗しましたが何とかギリギリのところで全米ランキングで生き残りました。彼等の特徴はランオフェンス。RBデュース・ヴォーン(Deuce Vaughn)に加えてQBのエイドリアン・マルチネス(Adrian Martinez)、この2人合わせて約1300ヤードに13TDを量産するというフィジカルなチーム。

ただマルチネスが怪我で先週途中欠場しており、彼の状態がカンザス州立大の命運を握っていると言えそうです。

#19 ケンタッキー大 @ #3 テネシー大

今季絶好調の全米3位テネシー大が同19位のケンタッキー大をホームに迎える試合。両校ともSEC(サウスイースタンカンファレンス)東地区に所属する重要な地区戦です。

テネシー大はここまで破竹の7連勝中。途中憎きライバル・アラバマ大を倒していよいよ上位3チームの仲間入りを果たしています。その好調の理由は今年2年目となるジョシュ・ハイペル(Josh Haupel)監督が繰り広げるハイスピードのRPOを軸とした高火力オフェンスです。

その主軸となるのはハイズマントロフィー候補にも名を連ねるようになったQBヘンドン・フッカー(Hendon Hooker)。RPOとはいってもパスプレーでは中距離・長距離のパスが多めなオフェンスにおいてフッカーの機動力と投力はこのチームの躍進に欠かせない武器となっています。そして彼を取り巻くサポート陣も安泰。特にWRジェイリン・ハイアット(Jalin Hyatt)のここ最近の活躍は目覚ましいものがあり、アラバマ大戦では207ヤードに5TD、先週のテネシー大マーティン校との試合でも174ヤードに2TDとすっかり覚醒してしまっています。

そんな全米1位のスコアリングオフェンス(1試合平均50.1点)を擁するテネシー大に勝つためにはケンタッキーに残された道は彼等との点取合戦に勝つことかポゼッションゲームに持ち込むことでしょう。となればQBウィル・レヴィス(Will Levis)のQBプレー、そしてなんとしてもランを構築するためにもRBクリス・ロドリゲス・Jr(Chris Rodriguez Jr)の活躍が必須です。

ケンタッキー大はトータルディフェンス並びにパスディフェンスでそれぞれ全米14位というディフェンス力をもっているチームですから、多少はテネシー大をスローダウンさせることも出来るのかもしれませんが、どちらにしてもそのハードルは高いです。しかもテネシー大のホームゲームときていますから、アラバマ大も陥落したことを考えるとケンタッキー大にとってもこの試合に勝つことは至難の業と言えそうです。

その他の気になる試合

#1 ジョージア大 vs フロリダ大(@ジャクソンビル)
かつては「世界最大級の屋外カクテルパーティー(The World’s Largest Outdoor Cocktail Party)」という愛称がつけられていたゲーム。中立地とされるフロリダ州ジャクソンビル市(ジャクソンビルジャガーズの本拠地であるTIAAバンクスタジアム)で開催されるライバリーゲーム。とはいえジョージア大が7勝無敗で全米1位であるのに対してフロリダ大はここまで4勝3敗と出遅れています。強力なジョージア大ディフェンスにフロリダ大は点が取れるのか?フロリダ大QBアンソニー・リチャードソン(Anthony Richardson)の活躍が必須です。

ミシガン州立大 @ #4 ミシガン大
全米4位のミシガン大とミシガン州立大とのミシガン州内の覇権を争う戦い。当然ライバル関係にあるこの2校ですが、7勝0敗のミシガン大に対してミシガン州立大は3勝4敗と負けが先行しています。しかもミシガン大のホームということで絶好調の彼等に対してミシガン州立大に勝機があるのかどうか定かではありません。注目はミシガン大のランオフェンス(RBブレイク・コーラムとドノヴァン・エドワーズ)がどれだけのランヤードを叩き出すことが出来るか、です。

#7 テキサスクリスチャン大 @ ウエストバージニア大
今季ここまで全勝中のテキサスクリスチャン大。新監督のソニー・ダイクス(Sonny Dykes)監督が得意とする「エアーレイド」を軸としたハイスコアリングオフェンスで所属するBig 12カンファレンスだけでなく、CFP(カレッジフットボールプレーオフ)レースでも期待十分なチーム。QBマックス・ドゥガン(Max Duggan)とWRクウェンティン・ジョンストン(Quentine Johnston)のホットラインが最近ホットで、またRBケンドル・ミラー(Kendre Miller)もここまで10TDとバランスの良いオフェンスを擁しています。果たして彼等は8勝目を飾ることが出来るか?

#10 ウェイクフォレスト大 @ ルイビル大
今季ここまで6勝1敗で最新のランキングで10位に食い込んできたのがウェイクフォレスト大。唯一の負け試合がクレムソン大との2OTの末の惜敗ということで、当然彼等の実力はそれなりのものと言えます。しかしながら彼等が本当に現在のカレッジフットボール界における10傑の1チーム7日を疑問視する声は止みません。それを払拭するためにもこのルイビル大に足元をすくわれる用なことがあってはならないわけで、そのためにはQBサム・ハートマン(Sam Hartman)、WR A.T.ペリー(A.T. Perry)らの活躍がマストです。

スタンフォード大 @ #12 UCLA
先週オレゴン大に敗れて今季初黒星を喫してしまったUCLA。ランキングは9位から12位への後退とそこまで順位を落としませんでしたが、無敗街道を突っ走ってきた末の敗戦ということで選手らの士気が落ちていないか心配。先週はオレゴン大DL陣に押し込まれてしまったOL陣。彼等の立て直しにきたいしたいところ。そうすればQBドリアン・トンプソン・ロビンソン(Dorian Thompson-Robinson)やRBザック・シャーボネット(Zach Charbonett)といった逸材たちのプレーが自然と活きてくるでしょう。

#15 ミシシッピ大 @ テキサスA&M大
先週ルイジアナ州立大に完敗して初黒星を喫して順位を7位から15位へ大きく落としてしまったミシシッピ大。この試合で彼等の真の実力が露呈されてしまったとも言えますが、今回の試合も同じくアウェーゲーム。気持ちを切り替えて望まなければズルズルと2連敗もありえます。先週の試合ではターンオーバー、及びペナルティの多さ(10回で111ヤード)で自らの首を絞めた面もあり、ここの調整も急務です。一方のテキサスA&M大は現在3勝4敗と負け越し中。この試合も落とすとなるとジンボ・フィッシャー(Jimbo Fisher)監督への風当たりは強くなっていくでしょう。

ノートルダム大 @ #16 シラキュース大
先週クレムソン大と戦って惜しくも逆転負けを喫して今季初めての敗戦となったシラキュース大。とはいえクレムソン大を追い詰めるなど実力は確かなものであることは十分に世に知らしめることが出来ました。今回対戦するノートルダム大は名門とはいえここまで4勝3敗と苦しんでおり、持てる実力を発揮すればシラキュース大にも十分勝機があると言えます。しかも自身のホームゲーム(JMAワイアレスドーム、旧称キャリアドーム)ということでファンの歓声が大いなる後押しとなるでしょう。注目はRBショーン・タッカー(Sean Tucker)がどれだけ走らせてもらえるか、です。

#17 イリノイ大 @ ネブラスカ大
今季ここまでいまだ1敗を守り全米17位につけるイリノイ大。過去10年間勝ち越しがない彼等にとって既に6勝を挙げているのは大きな快挙。これを支えるのが強力なディフェンス力ですが、ラン・パスディフェンスが共に全米2位と数字にも現れています。一方のネブラスカ大は名門ながらもう何年も迷走中。今年も既にスコット・フロスト(Scott Frost)監督を解雇したり、臨時監督のミッキー・ジョセフ(Mickey Joseph)氏がつい先日リクルート関連の情報で失言を犯したりといいところがありません。さらにネブラスカ大はイリノイ大に2連敗中。ホームで何とかいいところを見せたいところですが・・・。

ピッツバーグ大 @ #21 ノースカロライナ大
ACC(アトランティックコーストカンファレンス)海岸地区チーム同士の戦い。現在ノースカロライナ大はACC戦績において3勝0敗、一方のピッツバーグ大は1勝2敗。ピッツバーグ大が万が一でも地区優勝へ望みをつなぎたいのであればこの試合は絶対に落とせません。とはいっても現在トータル6勝1敗のノースカロライナ大は急上昇中のチーム。特に1年生QBドレイク・メイ(Drake Maye)は数字の上では今季3本の指に入るQBとも言われ、ピッツバーグ大ディフェンスには少々荷が重そうです。メイが投げて走ってどれだけのヤードを記録するかに注目です。

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楽しみなマッチアップが満載の第9週目のカレッジフットボールも大いに楽しみましょう!!

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