先日オハイオ州立大のディフェンシブコーディネーター(共同)であるルーク・フィッケル(Luke Fickell)氏がプレーオフ後にシンシナティ大の新ヘッドコーチに就任する事が決まりましたが、アーバン・マイヤー(Urban Meyer)監督はコーチの補充に手間をかける必要は無いようです。
今季からオハイオ州立大のご意見番(アナリスト)としてチームに参加していたビル・デーヴィス(Bill Davis)氏がプレーオフ後に正式なコーチとしてチームに合流すると言う事がマイヤー監督から発表されました。
カレッジフットボール界ではなじみが薄いデーヴィス氏ですが、それもそのはず、彼は過去24年間NFLでコーチ業を続けてきた人物なのです。プロではフィラデルフィアイーグルス、アリゾナカーディナルズ、サンフランシスコ49ersでディフェンシブコーディネーターを務めました。チーム側からはデーヴィス氏がどのような役割を与えられるかは明言されていませんが、おそらくディフェンシブコーディネーターに就くのが自然な流れでしょう。またフィッケル氏がLBコーチであった事からデーヴィス氏もこのポジションを受け継ぐと思われます。
デーヴィス氏唯一のカレッジフットボール界でのコーチ経験は1991年にミシガン州立大で学生コーチをした事のみ。彼がプロレベルで培ってきた手腕をオハイオ州立大で還元する事ができるでしょうか。