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エクストラポイント〜第3週目まで〜

エクストラポイント〜第3週目まで〜

「エクストラポイント」では週末のリキャップで拾いきれなかったトピックを紹介したいと思います。

I need you NOW!!

海軍士官学校(ネイビー)とフォーダム大との試合でネイビーの先発QBタゴ・スミス(Tago Smith)がゲーム前半に膝の怪我を負ってしまいました。通常ならばQBのバックアップは2人で十分ですが、トリプルオプションを未だに操るネイビー大にとって、一人でもQBを失うことは彼らのオフェンスに致命傷となりかねないわけです。そんなわけでネイビーが採った策は第4のQBでこの日スタンドで応援していたマルコム・ペリー(Malcolm Perry)を急遽着替えさせて後半サイドラインにスタンバイさせたのです。しかもペリーは実際に試合に出場さえしました。いつ何時試合に出る可能性があるかわからないのですね。


Honoring Sam Foltz

ネブラスカ大は開幕戦のフレズノ州立大戦で、最初のドライブが4thダウンとなった時、パンターをフィールドに送らず10人でポジションにつき故意に遅延ファールをもらいました。これは彼らの元チームメートのパンターでこの7月に交通事故で亡くなったサム・フォルツ(Sam Foltz)のために捧げられたプレーでした。昨年のBig Tenカンファレンスのパンターオブザイヤーに選ばれ、今年最優秀パンターに送られるレイ・ガイアワードの候補にも挙げられていた、前途明るい選手だったフォルツを惜しむ声が各地で聞かれました。

Down… and Up!!

開幕戦をグリーンベイパッカーズの本拠地、ランボーフィールドで行ったルイジアナ州立大ウィスコンシン大。この試合の結果を賭けて二人の男が立ち上がっていました。それはヒューストンテキサンズのDBでルイジアナ州立大出身のタイラン・マシュー(Tyrann Mathieu)と同じくテキサンズのDLでウィスコンシン大出身のJ.J.ワット(J.J. Watt)です。試合はウィスコンシン大が勝ったためマティアスが約束通り腕立て伏せ100回を決行したということです。

Ohio State’s New School Record

開幕戦でボーリンググリーン州立大に77対10と圧勝したオハイオ州立大はこの試合でスクールレコードとなる776オフェンスヤードを記録。相手が格下チームとはいえ、容赦のない怒涛の攻撃で開幕前に囁かれていたパワー不足の不安を払拭。ご存知の通りチームは現在全米2位にまで上昇しています。

1/3

第2週目にフロリダ州立大と対戦したFCSのチャールストンサザン大ですが、この試合を前にしてチームはなんと32選手を出場停止処分に課しました。NCAAのルール違反を犯した選手たちが処分されたわけですが、その罪状は教科書のために使われるはずのお金を他のものを買うために使ったということです。32選手と言ったらアクティブロースターの1/3にもなります。ただえさえ強豪のフロリダ州立大とやり合うのは大変だというのにそれに輪をかけて使える選手の数がこんなに減っては試合になるはずもありません。試合は52対8でフロリダ州立大が圧勝しました。

Tiger’s Old New Look

先週ミシシッピ州立大と対戦したルイジアナ州立大はこの試合でチームが1940年代に使用していたユニフォームの復刻版を纏いました。現在の黄色と違いどちらかというとゴールドカラーのユニフォームにヘルメットには選手の背番号が。多くのチームが「スローバック(復刻版)」ユニフォームを採用する中、ルイジアナ州立大のものは昔のカラーリングと現在のタイトなデザインが絶妙にマッチしていてかっこいいですね。

 

「Samuel L. Jackson」?

今季話題をかっさらっているのは言わずと知れたルイビル大ラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)です。彼の背中には「L. Jackson」と刺繍されているのですが、彼のチームメートのトラヴェオン・サミュエル(Traveon Samuel)が左に座るとこんな絵が出来上がります。


偶然かそれともわざと隣に座ったのか・・・。ジャクソンは後で言われるまでわからなかったと笑っていますが、偶然にしては出来過ぎていますよね。

Vick Praising Jackson

そのジャクソンは高い身体能力で対戦相手を手玉に取り続けていますが、同じようなタイプのQBに元バージニア工科大マイケル・ヴィック(Michael Vick)がいます。彼は1年生だった1999年にチームをナショナルタイトルゲームにまで導いた選手でしたが、ジャクソンの活躍を見たヴィックは「彼は私がバージニア工科大にいた時より5倍も素晴らしい!」と絶賛。ヴィックからこのような言葉をもらうだけでもジャクソンの今季の活躍の凄さを物語っています。

Tribute to Joe Pa

先週のテンプル大戦はペンシルバニア州立大の故ジョー・パターノ(Joe Paterno)氏がヘッドコーチに就任してから50周年目の土曜日でした。これを讃えベンステートは試合中にスペシャルビデオを流しこの偉業を祝いました。パターノ氏といえばペンステートを強豪に育て上げた監督である一方、晩年の「サンダスキー事件」により彼への尊厳は地に落ちてしまいました。ということでパターノ氏を祝うことに関しては賛否両論がありましたが、スタジアム内ではスタンディングオベーションが起こるなどまだまだパターノ氏を慕う人々が多いことを再確認させてくれました。

Tennessee Band Honors Pat Summitt

テネシー大女子バスケ部を長きにわたり指導しチームを全米屈指のチームに育て上げたパット・サミット(Pat Summitt)氏。彼女は今年6月に重度の痴呆症の末なくなりましたが、彼女のこれまでの偉業を讃え、先週末のオハイオ大との試合のハーフタイムにテネシー大のマーチングバンドがフィールド上で「Pat」と綴りました。

Catch-ball with Brady and Harbaugh

現在4試合出場停止処分中のニューイングランドペイトリオッツのスターQBトム・ブレディ(Tom Brady)。処分中はチームに帯同を許されないブレディは先週のコロラド大戦で名誉キャプテンに選ばれ母校のミシガン大に凱旋しました。そして試合前ブレディはヘッドコーチで元ミシガン大QBでもあるジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督とフィールド上でキャッチボール。なんとも豪華な絵ではありませんか。

Just Kick It!!

先週ネブラスカ大に35対32と僅差で敗れたオレゴン大。この敗戦でオレゴン大はトップ25ランキングから姿を消すことになるのですが、この試合でオレゴン大はすべてのタッチダウン後のエクストラポイントすべてにおいて2ポイントコンバージョンに打って出たのです。結果5回中成功したのはたったの1回だったので、もしすべてのエクストラポイントを蹴っていればひょっとしたら結果は違っていたのかもしれません。もちろん点差が変わればネブラスカ大の攻め方も違ったものになっていたでしょうから一概には何とも言えませんが。どちらにしてもすべてを2ポイントコンバージョン狙いでいくなんて普通では考えられませんよね。

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