先日コーチングから引退することを表明したオクラホマ大元監督のボブ・ストゥープス(Bob Stoops)氏。引退会見では今との頃コーチ復帰は考えておらず、「テレビ解説者でもするかも」と話したものの、具体的に今後何をするかは明かしていませんでした。
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しかし先日ストゥープス氏が引退以来最初の再就職先を明かしました。それは・・・オクラホマ大でした(笑)。
オクラホマ大での新しい肩書きは「Special Assistant to the Vice President for Intercollegiate Athletics Programs」ということで、体育局のための大学副学長特別補佐官、とでも言えるでしょうか。
一体何をするのかは、前回紹介したフルマー氏の場合と同じでよく見えてきませんが、それがなんであってもストゥープス氏のような名将をオクラホマ大に留めておけるのは大学にとっては大きなプラスとなるはずです。
それはフットボール部ならびにその他のスポーツチームのリクルーティングでも威力を発揮するでしょうし、寄付金(ファンドレイジング)の面でも多くの出資者を集める助けになるでしょう。何しろ1つのナショナルタイトルに10つのカンファレンスタイトルを獲得した人物なのですから。
しかもこのポジションのサラリーは年収32万5千ドル(約3250万円)というのですから、引退後のパッケージとしては破格の金額ですよね。オクラホマ大でのこれまでの活躍をすれば安いものなのかもしれませんが。