テネシー大
時としてゲームの流れを変えうるスペシャルチームの働きは見逃すことができません。今シーズンを迎えるにあたり、キック、パント、リターンという要素でチームを見てみたとき、すべての面において秀でているという意味ではテネシー大に勝るチームは見当たりません。テネシー大はこのユニットで試合を自分たちの懐に引き寄せることができるでしょう。キックリターン、パントリターンのスペシャリスト、イヴァン・ベリーとキャメロン・ストンは全米トップレベルのコンビ。昨年この二人で5つのTDを奪う働きを見せてくれました。パンターのトレヴァー・ダニエルは平均距離で全米8位という数字を昨年残しました。プレシーズンの時点でベストパンターに贈られる「レイガイアワード(Ray Guy Award)」の最有力候補とされています。安定したスペシャルチームを擁することはコーチ陣にいらぬ心配をかけなくて良いという面でも大きな意味をなすものだと思います。