先日カレッジフットボールの殿堂(ホールオブフェイム)入りの資格を獲得した元フロリダ大監督のスティーブ・スパリアー(Steve Spurrier)氏ですが、彼の業績を称えるため古巣が素晴らしいプレゼントを用意しました。
フロリダ大のフットボールスタジアム、ベン・ヒル・グリフィンスタジアム(Ben Hill Griffin Stadium)のインフィールドの名前が「フロリダフィールド(Florida Field)」からスパリアー氏の名を取って「スティーブ・スパリアー-フロリダフィールド(Steve Spurrier-Florida Field)」と改名されることが発表されました。
選手として1966年にフロリダ大初となるハイズマントロフィーを受賞し、そして監督として凱旋してからこれまた大学初となるナショナルチャンピオンを獲得(1996年)。フロリダ大が全米屈指の強豪たる基礎を築いた名将であるスパリアー氏は、現在も使用されているホームスタジアムのニックネームである「スワンプ(The Swamp)」の名付け親でもあります。
スパリアー氏の戦績は12年間で122勝27敗1分けと言う数字を残していますが、フロリダ大のマスコットでもあるアリゲーター(ゲーターズ)が生息する沼、と言う意味のスワンプでのホームゲームではでは68勝5敗という圧倒的強さを誇りました。そして在籍中には前述のようにナショナルタイトルを1つにSECタイトルを6つを手中に入れたのでした。
改名の除幕式は来シーズンの開幕ホームゲームに行われる予定。殿堂入り確実な名将の輝かしいキャリアにさらに勲章が加わることになりました。