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マニング、スパリアーが殿堂入りの資格を獲得

マニング、スパリアーが殿堂入りの資格を獲得

テネシー大QBで昨シーズンNFLのスーパーボウルで見事勝利し引退の花道を飾ったペイトン・マニング(Peyton Manning)氏と元フロリダ大QBで1978年のハイズマントロフィー受賞者であり、さらに母校のヘッドコーチを務めたスティーブ・スパリアー (Steve Spurrier)氏がカレッジフットボールの殿堂入りの資格を同時に獲得しました。

SECを代表する両氏

マニング氏は1997年のハイズマントロフィーレースでは最終選考にまで残り、その後のドラフトでは第1巡第1位でインディアナポリスコルツに見初められます。当時弱小だったコルツをトップチームにまで成長させ、スーパーボウルも1度獲得。晩年怪我のせいでコルツを離れデンバーブロンコス入りを果たしますが、そこでもベテランらしいプレーが冴え、前述のように昨シーズン自身2度目となるスーパーボウルを手中に入れました。

スパリアー氏はハイズマントロフィーを選手時代に獲得しただけでなく、コーチとしても名を馳せ、特に母校フロリダ大では1990年から2001年までに一時代を築きました。1996年にナショナルチャンピオンに輝き、SEC戦の勝利数はあのアラバマ大ベアー・ブライアント氏に次ぎ2位の記録を持っています。昨年までは同じSECのサウスカロライナ大でヘッドコーチとしてチームを率いていましたが、シーズン途中で引退を表明していました。コーチとして27年間活躍したスパリアー氏はフロリダ大、サウスカロライナ大両チームで最多勝利コーチという栄えある記録を残したのでした。

マニング氏が在籍していたテネシー大とスパリアー氏が指揮していたフロリダ大は当時強力なライバルチーム同士。マニング氏はテネシー大で輝かしい活躍を見せましたが、スパリアー氏率いるフロリダには3敗と苦渋を舐めさせられました。そんな「宿敵同士」が同時に殿堂入りを果たす可能性も出てきたということで、何かの因果を感じずに入られません。

その他の候補者

ちなみに同じく発表された殿堂入り資格獲得者の中にはサンディエゴ州立大RBのマーシャル・フォーク(Marshall Faulk/元セントルイスラムズ他)、サザンカリフォルニア大DBのトロイ・ポラマル(Troy Polamalu/元ピッツバーグスティーラーズ)、カリフォルニア大TEのトニー・ゴンザレス(Tony Gonzalez/元カンザスシティチーフス他)、アリゾナ州立大QBジェイク・プルマー(Jake Plummer/元アリゾナカーディナルス他)らが名を連ねました。

殿堂入りの資格を得るには、選手の場合は現役時代オールアメリカンに選ばれたことがあることが最低条件とされています。コーチの場合は最低でも10年間で100試合以上チームを指揮し、60パーセント以上の勝率を上げなければなりません。

次の殿堂入り発表は来年の1月6日、フロリダ州タンパで行われます。

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