ラッセルアスレティックボウル:マイアミ大 31、ウエストバージニア大 14

ウエストバージニア大
(10勝3敗)
7 0 7 0 14
マイアミ大
(9勝4敗)
0 21 10 0 31

今季からマイアミ大を率いる元ジョージア大ヘッドコーチのマーク・リクト(Mark Richt)監督は母校をナショナルチャンピオンに仕立て上げる為に凱旋してきた訳ですが、まずは10年間勝利が無かったボウルゲームでの勝利をこのラッセルアスレティックボウルで挙げることが出来、まずはマイアミ大がリクト監督を招聘した決断が間違いではなかった事を証明してくれました。

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マイアミ大QBブラッド・カーヤ(Brad Kaaya)は序盤こそスロースタートでしたが、徐々にペースをつかみ出し、最終的にはウエストバージニア大のバックフィールドの穴を突きまくって4TDを含む282パスヤードを決めて31対14での勝利に貢献。マイアミ大にとって2006年以来のボウルゲームでの美酒を味わうことが出来たのです。

マイアミ大の最初のスコアはカーヤからWRアーモン・リチャーズ(Ahmmon Richards)へのショートパスからの51ヤードパスTD。そこからマイアミ大は5連続得点を決め一気に試合を決定づけました。ランオフェンスは特筆すべきものではありませんでしたが(トータル82ヤード)、TEデヴィッド・ジョーク(David Njoku)とWRブラクストン・ベリオス(Braxton Berrios)らの活躍によるパス攻撃が非常に冴えていたのでそれもあまり気に留まりませんでした。

負けたウエストバージニア大は出だしはまずまずの滑り出しでした。特にディフェンスが第1Qマイアミ大にファーストダウンを一つも許さず、逆に7対0と試合をリードしていました。しかしマイアミ大が立て続けに得点を重ねる中、QBスカイラー・ハワード(Skyler Howard)が全く機能せずオフェンスが崩壊。また彼らの中核を成すランゲームも大した効果はなくマイアミ大になす術がありませんでした。

これでマイアミ大は今季9勝目を挙げ、初年度となったリクト監督にとっては上出来のシーズンと言えるでしょう。試合後早速TEジョークはNFL入りを表明し、カーヤも数日の間にチームに残留するかドラフト入りするかの決断を下すと言う事で、来季のマイアミ大は数名のキープレーヤーを失うことになりそうですが、リクト監督の弛まぬリクルート力でこれから若く才能のある選手がどんどん入ってくる事が予想され、取り合えずマイアミ大の未来は安泰と言えそうです。

ウエストバージニア大はこれで3敗目となりましたが、10勝を既に挙げ二桁勝利シーズンを送った事に代わりは無く、この試合での敗戦があったとしても今シーズンの彼らの出来は予想以上であり十分評価されるべきものだと思います。