2022年度第11週目の見どころ

2022年度第11週目の見どころ

第11週目のカレッジフットボール、見どころを簡単にご紹介。

注目のゲーム

#22 セントラルフロリダ大 @ #17 トゥレーン大

AAC(アメリカンアスレティックカンファレンス)所属チーム同士の激突。トゥレーン大はここまで8勝1敗と快進撃中。1998年に12勝0敗でファイナルランキング7位につけた以来の好調。AACの優勝決定戦に進むにはこのセントラルフロリダ大戦、シンシナティ大戦、サザンメソディスト大戦の最終3連戦を2勝以上で乗り越えたいところ。

セントラルフロリダ大(UCF)はここまで7勝2敗。今年2年目のガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督は元アーバン大のHC。UCFという新天地で水を得た魚のように伸び伸びとコーチングしているようで、それが結果にも現れています。トゥレーン大を倒せば残りのスケジュールを考えるとかなりの高確率でAAC優勝決定戦進出が見えてきます。

トゥレーン大のマイケル・プラット(Michael Platt)とUCFのジョン・ライズ・プラムリー(John Rhys Plumlee、元ミシシッピ大)の二人のQBの投げ合いに注目です。

#4 テキサスクリスチャン大 @ #18 テキサス大

Big 12カンファレンスの優勝決定戦レース、並びにCFP(カレッジフットボールプレーオフ)進出レースにおいて非常に重要な試合。

ここまで破竹の9連勝でいよいよ全米4位に躍り出たテキサスクリスチャン大(TCU)。この試合に勝てばBig 12カンファレンス優勝決定戦出場権を確保しますが、それ以上に悲願のプレーオフ進出のためにも負けられない一戦。怪我で欠場していたWRクウェンティン・ジョンストン(Quentin Johnston)が復帰の予定。QBマックス・ドゥガン(Max Duggan)とのホットラインが見もの。

テキサス大はスターQBクウィン・ユワーズ(Quinn Ewers)の才能もさることながらRBビジャン・ロビンソン(Bijian Robinson)の走りに注目。先週のカンザス州立大戦では209ヤード(1TD)の馬車馬の働き。

試合会場はテキサス大のテキサスメモリアルスタジアム。10万人動員可能のこの超アウェーな環境で果たしてTCUが生き残ることが出来るのか?TCUが敗れることがあればCFPレースが更に面白くなりそうです。

#25 ワシントン大 @ #6 オレゴン大

現在ここまで8連勝中のオレゴン大がホームに今週25位にランクインしてきたワシントン大を迎え撃ちます。

オレゴン大は開幕戦でのジョージア大との敗戦以来別人のごとくチーム力が向上していた波に乗っているチーム。Pac-12カンファレンスレースでは今だ無敗でこの1敗を守りカンファレンス王者となって大外から何とかCFPに殴り込みたいところ。

注目ポイントはQBマイケル・ペニックス・Jr.(Michael Penix Jr.)を擁し全米1位のパスオフェンスを誇るワシントン大(1試合平均370ヤード)と、パスディフェスで全米117位(1試合平均276ヤード)とめっきりパスに弱いオレゴン大バックフィールドとのマッチアップ。オレゴン大はホームゲームで22連勝中ですが、はたしてアップセットはあるのか?

#9 アラバマ大 @ #11 ミシシッピ大

先週ルイジアナ州立大に敗れてプレーオフレースからほぼ脱落したばかりか、SEC(サウスイースタンカンファレンス)優勝決定戦への道もほぼ閉ざされてしまったアラバマ大。レギュラーシーズン中に既に2敗という彼等にとっては経験したことのない現在の状況でミシシッピ大戦に向けてしっかりと戦意を整えることが出来るのか注目。

ミシシッピ大はここまで1敗ですが、ルイジアナ州立大との直接対決に敗れており、西地区優勝を果たすにはこのアラバマ大とミシシッピ州立大を倒すだけでなく、そのルイジアナ州立大にも負けてもらわなければならないということで自力での地区優勝の可能性はありません。彼等に出来ることはホームでしっかりとアラバマ大を下すことのみです。

注目はミシシッピ大の強力なランアタックがアラバマ大ディフェンスに通用するのか、そしてかつてアラバマ大のニック・セイバン(Nick Saban)監督の下で攻撃コーディネーターを務め、現在ミシシッピ大のHCであるレーン・キフィン(Lane Kiffin)監督が3度目の師弟対決でいよいよ師匠の首を獲れるかというところです。


CFPレース

#1 ジョージア大 @ ミシシッピ州立大

先週テネシー大に勝ってSEC東地区レース並びにCFP出場レースでドライバーズシートに鎮座したジョージア大。このミシシッピ州立大戦はアウェーゲームとなりますが彼らが敗れる姿を想像できません。

インディアナ大 @ #2 オハイオ州立大

先週は悪天候の中全く数字を残せなかったオハイオ州立大のエリートオフェンス軍団。このインディアナ大とのホームゲームではその鬱憤を晴らすようなパフォーマンスが期待されます。

ネブラスカ大 @ #3 ミシガン大

全米3位のミシガン大の今後のスケジュールはネブラスカ大、イリノイ大(21位)、そしてオハイオ州立大(2位)。オハイオ州立大戦以外はホームゲーム。2年連続CFP出場目指して負けは許されません。

ミズーリ大 @ #5 テネシー大

無敗シーズンは先週のジョージア大との敗戦で終わってしまいましたが、CFP出場への道はまだまだ大きく広がっています。当然1敗は命取りですが、ホームで4勝5敗のミズーリ大に敗れる理由は見当たりません。敗戦気分を払拭するようなハイスコアが期待されます。

#7 ルイジアナ州立大 @ アーカンソー大

「Battle for the Golden Boot」と呼ばれる、隣接する州同士のライバル対決。ここ2週間で一気にトップ10内に躍り出ているルイジアナ州立大は2敗しながらカンファレンスタイトルゲーム、さらにはCFP出場の望みを繋ぎ止める非常に興味深いチーム。普通にやればリバティー大に先週敗れたアーカンソー大に負けることはないとは思いますが・・・。

コロラド大 @ #8 サザンカリフォルニア大

サザンカリフォルニア大がプレーオフに出場するにはこのまま勝ち続けて(翌週のUCLA戦含む)カンファレンスタイトルゲームでオレゴン大(おそらく)と対決して勝つ必要があります。彼らのレジメを上げるにはただ勝つだけでなくオレゴン大も高ランクを上げておいてもらわないと都合が悪くなります。印象を上げるためにも勝てる試合では相手を完膚なきまでに叩きのめさなければなりませんが、注目はディフェンスが相手をどれだけ抑え込めるかです。

ルイビル大 @ #10 クレムソン大

先週ノートルダム大に負けて4位から10位に後退してしまったクレムソン大。世間の論調的には1敗でもこの敗戦のせいで彼らのプレーオフ進出の望みはほぼ絶たれたと言われています。ルイビル大はQBマリク・カニンガム(Malik Cunningham)が驚異的。ホームで負けるとなればクレムソン大の常勝チームとしてのブランドに大いに傷がついてしまいます。

アリゾナ大 @ #12 UCLA

全米12位のUCLAもPac-12カンファレンスの優勝チームになり尚且つ1敗を守れば、上位チームの動向次第ではプレーオフ進出の可能性を残しています。

ハイズマントロフィー候補たち

ボ・ニックス(オレゴン大QB)

ここまでQBとして全米最多となる35TD(パス22、ラン13)に絡む活躍を見せて後半一気にハイズマンレースに台頭してきた選手。前所属チームのアーバン大では一皮向けきれませんでしたが、新天地で水を得た魚のように暴れまくっています。オレゴン大の動向次第では彼にもチャンスがあるかも。現在3試合連続で5TDを毎試合量産中。今週末のワシントン大戦で4試合連続となるか?

C.J. ストラウド(オハイオ州立大QB)

開幕前からの有力候補選手。先週は悪天候のせいでパスはたったの79ヤード。印象は非常に悪くなってしまったため、今週のインディアナ大戦でそれを挽回するようなすごい数字を叩き出しておきたいところ。

ケイレブ・ウィリアムス(サザンカリフォルニア大QB)

QBのタレントだけで言えば超一級のウィリアムス。パスTD数は全米3位タイの28。パスヤードは11位。将来有望なQBですが、ウエストコーストバイアス(西海岸のチームや選手が時差の影響でメディアの露出が減ることによって受ける偏見)に影響されてかハイズマンレースのフロントランナーになりきれません。チームの躍進が鍵となりそう。コロラド戦は金曜日ということで他の試合に埋もれる可能性は低いため、これはウィリアムスにとってはアピールのチャンスです。

ブレイク・カーラム(ミシガン大RB)

QB以外の選手で唯一名を馳せる候補選手。ランヤードは1187ヤードで全米5位。ランTD数は16個で1位タイ。小柄ながらフットワークと見切りの良さでミシガン大のランアタックの軸となります。現在6試合連続100ヤード越えのランを記録中。今後平均150ヤードランを叩き出し続けることができれば、大逆転もあり得る・・・?ネブラスカ大戦に注目です。

ブライス・ヤング(アラバマ大QB)

昨年のトロフィー受賞QB。今年は受け手の選手のレベルが下がってしまったためスタッツが伸びませんが、才能的には今季3本の指に入るQBであることは確か。ただチームが2敗で降下してしまったため、彼のトロフィー連覇の夢は低くなったと言えるでしょう。それでも今週末に強豪ミシシッピ大に対していい数字を残せれば少なくともファイナリストとして授賞式に呼ばれえる可能性はあります。

ドレイク・メイ(ノースカロライナ大QB)

1年生で新星の如く現れたノースカロライナ大のQBドレイク・メイ。今季ここまで全米最多となる31個のTD、全米2位のパスエフィシエンシー(どれだけ効率よくパスプレーできたかという数字)、全米5位のパスヤードとスタッツ上では今季トップクラスの選手。今週末はアウェーでウェイクフォレスト大と対決。この試合でもさらに数字を計上することができるか?

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見どころが満載の第11週目のカレッジフットボールも大いに楽しみましょう!!

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