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オハイオ州立大監督で現在はアメリカのTV局であるフォックススポーツでアナリストを務めているアーバン・マイヤー(Urban Meyer)氏。彼はまだまだ監督としてやれる能力を十分に残していましたが、健康上の理由から一線から身を引くことを決意。惜しまれながら昨年のローズボウルでの勝利の後に現場から引退しました。

関連記事オハイオ州立大マイヤー監督が引退へ

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ベースボール・マガジン社 (編集)

オハイオ州立大では1度、そしてその前チームであるフロリダ大では2度ナショナルタイトルを獲得し誰もが認める名将は、一度フロリダ大時代に健康上の理由で引退するも1年後にはオハイオ州立大の監督に就任するという復活劇を見せてくれました。ですからオハイオ州立大の監督を退いた瞬間から彼が現場にまた戻ってくるかという論議が専門家の間では語られたものです。

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今年の元旦に行われたローズボウルで有終の美を飾ったマイヤー監督

引退当時のマイヤー氏自身は現場復帰は100%ない、と断言していました。やはりその理由は自身の健康状態ということで、家族、とりわけ奥様はマイヤー氏がサイドラインで頭痛に襲われてうずくまるような姿はもう二度と見たいとは思わないでしょう。

しかしカレッジフットボールシーズンが始まり周囲が戦闘モードに入るとマイヤー監督の生粋の監督としての血がたぎるようで、監督としての忙しかった日々が懐かしいと所々で口にしていました。しかしそれは直接的に現場に復帰したいということではなかったのですが・・・。

関連記事元オハイオ州立大監督マイヤー氏の現場復帰の可能性は・・・

最近再び自身の現場復帰の可能性を聞かれたマイヤー氏はこう答えました。

「いまはまだそういう心境ではありませんね。来年もう同じような答えを返せるかですって?それは来年になってみないとわかりませんよ。」

・・・あれ、なんだかちょっと復帰もあり得るような意味合いがふくまれていませんか、この答え?

オハイオ州立大での7年間でマイヤー氏は83勝9敗に全米制覇を1度、Big Tenカンファレンス制覇を2度達成し、生涯戦績は187勝32敗で勝率は脅威の85%以上。年齢もまだ55歳ということで健康上の問題がクリアーになればまたすぐにでも現場に戻ってくるという声が多いです。

現在フォックススポーツで担当しているTV番組ではブレディ・クウィン(Brady Quinn、元ノートルダム大QB)氏、レジー・ブッシュ(Reggie Bush、元サザンカリフォルニア大RB)氏、マット・ライナート(Matt Leinert、元サザンカリフォルニア大QB)氏とコンビを組んで試合の予想や分析をしていますが、カレッジフットボールのプリゲーム番組といえばESPNの「カレッジゲームデー(College Gameday)」が代名詞のようなものですが、フォックススポーツのそれもこの面子をしてかなり本格的な内容が沢山で見ていて大変面白いです。

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左からブッシュ氏、ライナート氏、マイアー氏

特に昨年までトップチームを率いていたマイヤー氏の発言には重みがあり、濃い内容のものが多く、観覧するたびに「さすが!」と舌を巻くことがしばしば。そしてそれを見るたびに「この人はスタジオのアナリストでは満足できないのだろうな」と感じてしまいます。

最近ではサザンカリフォルニア大の次期監督とか、オハイオ州立大の永遠のライバルであるミシガン大の次期監督などという眉唾ものの噂が流れたりしていますが、その度にマイヤー監督自身はそれをピシャリと打ち消しています。もちろん現場復帰するためには健康状態が万全でなければ良くないですが、ファンとしてはまた彼の采配を別のチームでもいいから見てみたいと思ってしまいます。

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