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バックナーがノートルダム大に復部【オフシーズン便り#12】

バックナーがノートルダム大に復部【オフシーズン便り#12】

2021年か2022年までノートルダム大に在籍し、2023年にアラバマ大トランスファーしていたタイラー・バックナー(Tyler Buchner)がこのオフ中にノートルダム大フットボール部に復部しました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

韓国系アメリカ人のバックナーは2年生時の2022年にノートルダム大の先発QBに任命されますが、2戦目のマーシャル大戦で肩に怪我を負って戦線離脱。結局レギュラーシーズン中に復帰することはできませんでしたが、ボウルゲームのゲーターボウルに出場して勝利に貢献していました。

そのオフにオフェンシブコーディネーターだったトミー・リース(Tommy Rees、現クリーブランドブラウンズTEコーチ)氏がアラバマ大へ移籍。その彼を追うようにしてバックナーもアラバマ大へと転校していきました。2023年度シーズンは第3試合目のサウスフロリダ大戦に先発QBとして登場。しかし、雨天の試合だったとはいえ14回のパス中成功させたのはたったの5回、ヤードも34パスヤードと散々で程なくベンチに下げられてしまい、結局その後彼がフィールドに立つことはありませんでした。

そしてレギュラーシーズンが終わると、バックナーは再びトランスファーポータル入りを果たしますが、彼が新天地に選んだのはなんと古巣のノートルダム大。しかもフットボール選手としてではなくラクロス選手としてノートルダム大へととんぼ返りしたのでした。

元々バックナーはラクロス選手としても優秀で、ミシガン大にラクロス選手としてリクルートされていたというバックグラウンドもありました。ノートルダム大では先発出場は1度もなく、主に交代要員としてチームに帯同しましたが、チーム自体はなんとNCAAトーナメントで優勝し全米王者に輝いたのでした。

そんな中、バックナーのフットボール選手としての熱量が高まり、ラクロスシーズンが終わると程なくしてフットボール部に再入部することを表明。ただ今回はQBとしてではなくWRとしての入部、そしてスカラシップのないウォークオン選手として古巣に復帰することになりました。

フットボール選手としてのプレー資格はあと2年分残されていますが、果たしてWRとしてチームに貢献することができるでしょうか?

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