これまでアマチュアである学生アスリートたちはお金を稼ぐことは禁止されてきました。しかし昨年カリフォルニア州が学生選手でも肖像権などを元手に報酬を得ても良いという州法が可決すると全米各地でこれに追随する州が続発。そしてついにNCAAもこの時代の流れに乗るようにこれまでの方針を180度変える動きを見せ始めています。
NCAA
6月からキャンパス内での自主トレ解禁に踏み切ったNCAA。この決断が英断となるのかどうかは時間のみぞ知るという感じですが、どちらにしても閉塞するカレッジスポーツ界に一筋の光を見せてくれたのは確か。そして彼らの次なる課題はいかにしてシーズン開幕を実現させるかということ。それは想像以上に茨の道となるかもしれません。
前回の記事でカレッジスポーツ界でのコロナウィルスの影響少しご紹介しましたが、あれから3、4日しか経っていないのにカレッジスポーツ界は激変。ということで今回は3月12日以降に起きたコロナウィルスに関するカレッジフットボール並びにカレッジスポーツ全体のニュースを時系列でご紹介します。
コロナウィルスの蔓延に歯止めが効かない中、世界保健機関(WHO)は今回のコロナウィルスの感染がパンデミック、つまり世界的な大流行だと公式に発表しました。すでに各国のスポーツ業界でも無観客試合や試合のキャンセル・延期などが実施されていますが、アメリカのカレッジスポーツ界もこれに漏れず影響を受けています。
9月28日の時点で3試合を消化し0勝3敗と厳しい立ち上がりを見せていたNCAA3部のグリネルカレッジでしたが、10月1日に今季残り7試合を残して今シーズンのすべての試合をキャンセルするという驚きの決断をしたのです。その理由とは?
今週学生アスリートがお金を稼ぐことが出来る法律がカリフォルニア州で州知事によってサインされました。アマチュアリズムを謳うNCAAは真っ向からこの動きに遺憾の意を表しましたが、これが実際に施行されるようになるとカレッジスポーツ界は一体どうなってしまうのでしょうか?
カレッジフットボールファンのバイブルとも言えたゲーム、EAスポーツ社の「NCAA Football」。数多のファンを沸かせてきた名ゲームですが、「NCAA Football 14」以来製造されていません。そんな憂き状況に一筋の光が差し込みそうな話が飛び込んできました。
オフシーズン中に紹介しきれず溜まっていたニュースを掻い摘んでご紹介いたします。18年間オクラホマ大を率い2017年度シーズン直前にコーチ業から引退を表明していたボブ・ストゥープス氏が現場復帰を決めた話とか、最近何かと話題になるトランスファー(転校)に関してNCAAがルール改正を考えているという話とか。
当サイトではNCAA1部、特にフットボールボウルサブディビジョン(FBS)のチームやシーズンを紹介していますが、NCAAには2部、さらにその下に3部とレベルや大学の規模によって区分けされています。FBSチームばかりが取り上げられる(当サイトもそうですが)のが常ではありますが、その下部リーグでも多くの
全米大学体育協会の主な仕事はそれぞれのスポーツが安全・公平にプレーされるようにルールを定めることですが、時代の流れやニーズによってそれを常にアジャストしていくものです。先日も選手の安全性を高めるためのルール改正が行われましたが、この度NCAAが転校とレッドシャツに関するルール改正を決定しました。 転
このサイトでも何度か紹介していますが、筆者がカレッジフットボールにのめり込み出したのは1998年頃からでした。それまではアメフトなど全く興味もなく、むしろ日本でラグビーを見慣れていた私にとってはフォワードパスが許されるアメフトは非常に不自然に映ったものでした。しかしアメリカのとある大学アメフトチーム
アメリカの有力紙・USAトゥデーの報道によると、2017年度のNCAA(全米大学体育協会)の歳入が史上初めて10億ドル(約1060億円)の大台に乗ったそうです。大学スポーツというアマチュア団体にここまで巨額のお金が流れているという事実は日本では考えれませんよね。
先月末NCAAは今後の取り組みについてのあれこれを発表しましたが、その中には全米の多くのコーチたちや大学関係者にとって朗報となりそうなルール改正が含まれているようです。
先日ノースカロライナ州の州法「HB2」に関するNCAAのチャンピオンシップ開催地変更のニュースをお伝えしましたが、早くもアトランティックコーストカンファレンス(ACC)がこれに対応する動きを見せたようです。 リポートによるとこれまでACCはカンファレンスタイトルゲームをノースカロライナ州シャーロット
近い将来アトランティックコーストカンファレンス(ACC)は自身のカンファレンスタイトルゲームをノースカロライナ州から別の州に移す可能性を示しましたが、それは彼ら独自の判断に委ねられることになりました。 NCAA(全米大学スポーツ協会)は彼らが主催する全てのスポーツにおけるチャンピオンシップゲームをノ
アスリートの怪我防止はNCAAの最重要課題の一つです。そのために様々な角度から検証を重ね、ルール改正を試みてきました。そんな中、NCAAはシーズン中のチーム練習に関しても新たなガイドラインを提示してきました。 新しいガイドラインによると、これまでシーズン中の練習でコンタクトが許される(=タックルして
カレッジフットボール界だけでなくNFLでも選手の安全面での議論が高まっている昨今、NCAAと米フットボールコーチ連盟(American Football Coaches Association/AFCA)はゲームの安全性をさらに高めるための手段の一つとしてキックオフを無くす可能性を話しだしたというリ
さんざん世間を騒がせたNCAAのサテライトキャンプ禁止令でしたが、この新ルールは1ヶ月と持ちませんでした。 サテライトキャンプ禁止令を撤回 今月28日、NCAAはこのサテライトキャンプ禁止令を撤回。これでこれまで通りコーチ達が地方に赴いて高校生向けのキャンプを開催することが出来るように
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