カレッジフットボールのゲーム中のビデオ判定が導入されて暫く経ちますが、その質をさらに向上させるべく、SECが新たなシステムを導入する模様です。それはビデオ判定を審判員だけでなく外部のエキスパートにも依頼し、テクノロジーと人間の判断の両面で最良の判定を下そうと言う試みです。
ビデオ判定をより効率的かつ効果的にするためにはこれまでのビデオ判定審判員だけでなく外部者である第三者からの判断が必要になってきます。この第三者のグループはSECの本部があるアラバマ州バーミンガムに駐在することになります。
この決定は先に決められたNCAAのルール改変に準ずるものですが、NCAAはあくまでもビデオ判定に関する新ルールは試験的に運用するとしていました。第三者によるビデオ判定のシステムはSECの各チームにおいてスプリングゲームにてテストされましたが、SECによればこれは成功と呼べるものとなったそうです。
SECのコミッショナーであるグレッグ・サンキー氏は「我々のゴールは、ビデオ判定が行われる際にしっかりとした結果を出せるように最高のシステムを使用していくと言うことです。今回の第三者を招いた新しいシステムは我々カンファレンスの試合を公平に裁く上で非常に大事なものとなるでしょう。」と述べています。この新システムは2016年度シーズンから採用される模様です。