コーチの去就関連のニュース
- フロリダ大のダン・マレン(Dan Mullen)監督が解雇
詳しくはこちら - ミシガン州立大がメル・タッカー(Mel Tucker)監督と大型契約更新へ
今季ミシガン州立大で2期目のタッカー監督はチームを最高で7位にまで押し上げる快挙を成し遂げており、それを受けてミシガン州立大は同監督を囲うべく10年間で約9500万ドル(1ドル100円計算で約95億円!)の大型契約更新を敢行。これにより現在最高年収監督であるアラバマ大のニック・セイバン(Nick Saban)監督に次ぎ全米で2番目の高収入監督に。今年までのミシガン州立大での年収が500万ドルだったことを考えると相当な金額アップ。
ただまだ2年目とあり、今年がまぐれな年だったとしたらミシガン州立大は大損することになります・・・。タッカー監督が末永く安定したチームを世に送り続けることを願うばかりです。 - トロイ大のチップ・リンジー(Chip Lindsey)監督が解雇
リンジー監督のトロイ大での戦績は3年間で15勝19敗。 - マサチューセッツ大の新監督にドン・ブラウン(Don Brown)が就任
現在アリゾナ大のディフェンシブコーディネーターのブラウン氏は2004年から2008年までマサチューセッツ大で監督としてチームを指揮しておりこれで2回目の同校監督就任。また2016年から2020年まではミシガン大のDCでもありました。 - ペンシルバニア州立大がジェームス・フランクリン監督と契約更新
新たに10年間の契約更新。
ペンシルバニア州立大は現HCジェームス・フランクリン監督と新たに10年の契約更新。これでフランクリン監督は2031年までチームを指揮することに(解雇されなければ)。
— Any Given Saturday (@ags_football1) November 23, 2021
フランクリン監督はUSCやLSUの新監督候補に挙げられていましたから、PSUはヘッドハントされる前に同氏を囲った形に。 https://t.co/H2exZzPGh6
- テキサスクリスチャン大新監督にソニー・ダイクス(Sonny Dykes)氏
現在サザンメソディスト大(SMU)の監督であるダイクス氏がTCUの新監督に。SMUはダイクス氏に年間400万ドルの高額年収を提示するもTCUのディールはそれを上回るものだったとか。ダイクス氏はこれまでルイジアナ工科大、カリフォルニア大、SMUで監督を務めておりTCUはこれで4校目。 - SMUの新監督にはレット・ラシュリー(Rhett Lashlee)氏
ラシュリー氏は現在マイアミ大のオフェンシブコーディネーター。2018年から2019年までSMUでOC並びにQBコーチを務め2019年度の10勝3敗シーズンに貢献。今回の監督就任で自身初のHCに。 - ルイジアナ工科大がスキップ・ホルツ(Skip Holz)監督を解雇
今季は3勝8敗と苦戦しているものの、これまで決して強いフットボール部として知られていないルイジアナ工科大にて過去9年間で6年連続のボウルゲーム出場を成し遂げ、7年連続最低8勝以上を記録し、昨年のパンデミックという限られた条件の中で5勝5敗という数字を残した監督。この監督が解雇させられてしまうとはルイジアナ工科大ともあろうチームが一体何を高望みしているのか正直疑問。 - オレゴン州立大がジョナサン・スミス(Jonathan Smith)監督と契約更新
新たに6年間の契約更新。今年4期目のスミス監督はここまで7勝4敗と2013年以来の勝ち越しシーズン確保並びにボウルゲーム出場権を獲得。また今週ライバルオレゴン大に勝てばチーム初となるPac-12カンファレンス優勝決定戦出場の可能性も残しています。 - ウェイクフォレスト大がデイヴ・クロウソン(Dave Clawson)監督と契約更新
今季ここまで9勝2敗でACC(アトランティックコーストカンファレンス)の大西洋地区で首位を走るウェイクフォレスト大は今季チーム史上最高となる全米9位を獲得。それを受け同大学はクロウソン監督と長期契約更新へ。 - リバティー大がヒュー・フリーズ(Hugh Freeze)監督と契約更新
FBS(フットボールボウルサブディビジョン)所属チームとしてはまだ数年しか経っていないリバティー大ですが、現在7勝4敗で既に勝ち越しを確保したことで就任以来3年連続勝ち越しを記録するという敏腕ぶりを発揮しているフリーズ監督にリバティー大は7年延長で年収約4万ドル(約4億円)という中堅チームとしては破格の契約金を提示。
フリーズ監督は元々ミシシッピ大で監督を務め腕を磨いた有能コーチでしたが、スキャンダルを起こして辞任。そのセカンドチャンスとしてリバティー大が彼を2019年に監督として起用。その腕前からフリーズ監督は再び「パワー5」チームに移籍するかと思われましたが、今回の契約更新でしばらくリバティー大に留まることが明らかに。 - ワシントン大のジミー・レイク(Jimmy Lake)監督が解雇
既に3週間前のオレゴン大戦で選手を小突いたせいで謹慎処分になっていたレイク監督は後日2019年にもロッカールームで似たような事件を起こしていたことが明らかになり結局監督職を解かれることに。彼に支払われるバイアウト費(違約金)は約1000万ドル(約10億円)。前監督のクリス・ピーターセン(Chris Petersen)氏が築いた安定したプログラムを2年間で台無しにしたレイク監督の罪は重いです。 - フロリダインターナショナル大がブッチ・デーヴィス(Butch Davis)氏を解雇へ
元マイアミ大、ノースカロライナ大の監督でもあるデーヴィス氏が来季チームとの契約更新をしないことが明らかに。既にこの発表前からシーズン中にも関わらず大学側は監督のポジションを雇用サイトで募集するという暴挙に出ており、デーヴィス監督は「FIUはフットボール部育成を舐めている」と激怒。
ミシガン大RBカーラムの心温まる・・・
今週木曜日はアメリカでは感謝祭(サンクスギビング)でしたが、この日は恒例としてターキー(七面鳥)を食べる風習があります。
しかし中にはこの風習を体験できない恵まれない人々もアメリカにはいるわけですが、ミシガン大RBブレイク・カーラム(Blake Corum)は自身がNIL(Name/Image/Likeness)を元手に稼いだ収入で大量のターキーを購入し地元住民に寄付したのだとか。
Michigan running back Blake Corum used his NIL money to purchase turkeys distributed today in two Ypsilanti communities in what he calls “Giving Back 2 Give Thanks” pic.twitter.com/bXSPKagiUS
— angelique (@chengelis) November 21, 2021
NILは今年から大学選手に許された、自身の肖像権などを使って収入を得てもいいという新しいルール。それを使って地元に貢献するとは何とも素晴らしい行動ですよね。
アイオワ州立大RBホールが新記録
金曜日に行われたテキサスクリスチャン大との試合でアイオワ州立大のエースRBブリース・ホール(Breece Hall)は242ヤードに3TDを足で稼ぐ大活躍で48対14の大勝に貢献。
またこれによりホールは24試合連続でランによるTDを記録したことになり、これはNCAAの新記録。1968年から1970年にアーカンソー大で活躍したRBビル・バーネット(Bill Burnett)氏が持っていた連続記録の23試合を51年ぶりに更新したことになります。
BREECE UNLEASHED 🔥@CycloneFB RB @BreeceH sets the FBS record for most consecutive games with a rushing TD pic.twitter.com/oihI8FzWyH
— FOX College Football (@CFBONFOX) November 26, 2021
【第13週目までのニュースまとめ】
— Any Given Saturday (@ags_football1) November 27, 2021
コーチング市場が忙しいことになっています。
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