カレッジフットボールと並び人気の高い大学スポーツにバスケットボールがあります。現在米大学男子バスケットボールシーズンも真っ只中、「マーチマッドネス(March Madness)」と呼ばれる、全米トーナメントに向け盛り上がっています。そんな中、サウスイースタンカンファレンス(SEC)所属のルイジアナ州立大の男子バスケットボール選手、ブライアン・ブリッジウォーター(Brian Bridgewater)はシーズン後に活躍の場をバスケコートからフットボールフィールドに移す気でいるらしいです。
ブリッジウォーターはこの夏には卒業に足りる単位を取得して学位を授与される予定だそうですが、大学選手としてはあと1年プレー資格が残っているらしく、その最後の年をフットボール選手として使いたいと思っている模様。
ただ彼自身はフットボール部の関係者にコンタクトは取ったと言っているものの、ヘッドコーチのエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督とはまだ話をしていないということです。
「もし話がうまくまとまればルイジアナ州立大のフットボール部に入部できる可能性はあると思います。それが私が一番に望む道ですが、もしそれが叶わないのならば、何処か別の場所でその道を探りたいと思っています。」とはブリッジウォーター。
身長6フィート5インチ(約195cm)、体重282パウンド(約128kg)と体格は申し分ないブリッジウォーター。フットボールのプレー経験は高校生の時TEとして1シーズンのみあります。約4年のブランクがありますが、高校生当時はTEとして全米27位と格付けされていた選手でもあり、ポテンシャルはあるのかも知れません。
とはいえ彼がプレーしようとしているのは強豪あふれるSECの一員であるルイジアナ州立大。彼が真のアスリートでもない限り4年のブランクを跳ねのけてルイジアナ州立大でプレーできるほど甘い世界ではないとは思いますが・・・。でももしそれが叶えば興味深いストーリーとして取り上げられることでしょう。2017年シーズン開幕時に彼の名前がロースターに乗っているかどうかチェックしてみることにしましょう(覚えていられるかなー?)