マイアミ大は先月解雇したアル・ゴールデン(Al Golden)氏の後釜となる人物を探していますが、その選考委員に同チームの往年の名プレーヤー、ヴィニー・テスタヴァーデ(Vinny Testaverde)氏とジョナサン・ヴィルマ(Jonathan Vilma)氏が任命されました。
テスタヴァーデ氏は1986年にハイズマントロフィーを獲得した名QB。その後はNFLで21年間プレーしました。彼の息子はマイアミ大のバックアップQBでもあります。ヴィルマ氏はマイアミ大の最後のナショナルチャンピオンチーム(2001年)で活躍したDL。NFLでは3度プロボウルに選ばれた名ディフェンダーです。
元ヘッドコーチのブッチ・デービス(Butch Davis)氏はすでにこのポジションに興味を示しています。デービス氏はヴィルマをリクルートしたコーチでもあります。が、大学はまだ正式に候補に挙がっている人物の名を明かしていません。
また大学は的確なコーチを探すプロセスに非常に精通しているサーチ会社、「Korn/Ferry(コーン/フェリー)」も雇いました。この会社は過去にNBAのデトロイトピストンズのスタン・ヴァン・ガンディ、ミシガン大のジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督、テキサス大のチャーリー・ストロング(Charlie Strong)をそれぞれのチームにマッチさせることに成功してきました。
マイアミ大は今週末最後のホームゲームとなるジョージア工科大との試合を控えています。2003年に当時のBig EastカンファレンスからACCに鞍替えした際には彼らがACCで映画を築き多くのタイトルを持ち帰ってくると予想されていましたが、ACCに合流して以来12年、未だ一つもタイトルを手にしたことがありません。さらに2003年以来一度も10勝シーズンを飾ったことすらありません。
マイアミ大は現在臨時コーチ、ラリー・スコット氏が指揮を取ってから1勝2敗としています。強いマイアミ大の復活が待たれます。