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元フロリダ大ティーボ、母校から新たなアワード

元フロリダ大ティーボ、母校から新たなアワード

2006年から2009年までフロリダ大でQBとしてプレーし、2006年と2008年のナショナルタイトル獲得に大きく貢献、2007年度にはハイズマントロフィーも受賞したティム・ティーボ(Tim Tebow)。そのカリスマ性からすでに同大のレジェンドと化していますが、この度フロリダ大はそのティーボの功績を称えるアワードを贈ることを決定しました。

ティーボは現オハイオ州立大監督のアーバン・マイヤー(Urban Meyer)監督とタッグを組んで一時代を形成。勝負強さ、タフネス、カリスマ性に加え、経験なクリスチャンでタッチダウンする度に膝をついて天を仰ぐ姿、俗に言う「ティーボイング(Tebowing)」をして知る人ぞ知る存在となりました。

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フロリダ大時代とティーボ(左)とマイヤー監督(右)

卒業後はデンバーブロンコスに第1巡目で指名され、2011年度シーズンにはシーズン途中から先発の座を任されると、綱渡りのプレーながらチームのプレーオフ進出に貢献。プレーオフではピッツバーグスティーラーズから白星を奪うという番狂わせを演じるまでに至りました。

しかしそのシーズン後にニューヨークジェッツにトレードされた後は泣かず飛ばす。結局まともにプロでプレーしたのは3年足らずで、彼自身は公式にNFLから引退したとは明言していませんが、現実的に彼のプロフットボーラーとしてのキャリアは終わったと見て間違いないでしょう。

しかし2016年に高校時代にプレーしていた野球の世界でプロ入りを目指すことを宣言。最後にプレーしてからかなりの時間が経っていたことから周囲の意見は非常に冷ややかでしたが、マイナーリーグでそれなりの数字を未だに残し、今年行われたマイナーリーグのオールスター戦に選出されるまでに至りました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

無理だと言われると燃えてしまう性格の持ち主。これまでも数々の障害を乗り越えて歴史に名を残しました。そんなティーボに今回彼の母校であるフロリダ大がとっておきのプレゼントを用意したのです。

それはティーボを、フロリダ大フットボール部卒業者の中でも特にチームに貢献した少数選手に贈られる「Ring of Honor」の新メンバーに指名したのです。

これでティーボはウィルバー・マーシャル(Wilber Marshall)、エミット・スミス(Emmitt Smith)、スティーブ・スパリアー(Steve Spurrier)、ダニー・ワーフェル(Danny Wuerffel)、ジャック・ヤングブラッド(Jack Youngbood)といった同大学出身のレジェンドたちの仲間入りを果たすことになります。

現役時代、ティーボは実に3度もハイズマントロフィーのファイナリストにノミネートされ、2007年には当時史上初めてとなる2年生選手としての受賞を果たしました。2006年度はクリス・リーク(Chris Leak)のバックアップとして、そして2008年度には正QBとして全米制覇を達成。また所属するサウスイースタンカンファレンス(SEC)の年間最優秀オフェンシブプレーヤーに選ばれること2度。そして長いNCAAの歴史の中でも初めてとなる、パスとランでそれぞれ20TDを獲得した選手にもなり、名実ともにカレッジフットボールに名を刻む選手となったのです。その彼がこの「Ring of Honor」に選ばれることは至極当然の事といえますね。

今回のこの栄誉は今年の10月6日に行われるルイジアナ州立大戦で正式にお披露目となるようです。ティーボは現役時代ルイジアナ州立大とのホームゲームの対戦成績は2戦2勝(総合で3勝1敗)と相性のいい対戦相手でした。この試合でフロリダ大のファンが大歓声で彼らのヒーローを歓迎するシーンが今から目に浮かびます。

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