サンベルトカンファレンスの12番目のメンバーとして新進のコースタルカロライナ大が加入するという話が関係者の話でわかりました。
現在下部リーグであるFCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)に属しているコースタルカロライナ大は過去2年間連続でプレーオフトーナメント準決勝進出を果たしている現在最も勢いのあるFCSチーム。FBS(フットボールボウルサブディビジョン)のサンベルトカンファレンスに参入するとなれば現在9千人収容可能のスタジアムを拡大しなければなりません。
2012年、コースタルカロライナ大はヘッドコーチにジョー・モグリア(Joe Moglia)監督を招聘しました。モグリア氏はコースタルカロライナ大に来る前はアメリカの証券会社であるアメリトレードのCEOを務めていたという異例のプロファイル。もちろんコーチングの経験はあるにしろ、この任命は全国の注目を集めました。しかしその話題性だけではなく、チームは3年間で32勝10敗と好成績を収め、先にも述べたようにプレーオフのトーナメントでも優勝争いを演じるほどになったのです。
コースタルカロライナ大のサンベルトカンファレンス参入は正式には2017年シーズンになりそうですが、これによりサンベルトカンファレンスはカンファレンスタイトルゲームを開催できることになります。コースタルカロライナ大参入の最大の目的はここにあるといえるでしょう。