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2021年度全米大学王座決定戦プレビュー③【注目のマッチアップ】

2021年度全米大学王座決定戦プレビュー③【注目のマッチアップ】

CFP(カレッジフットボールプレーオフ)ナショナルチャンピオンシップのプレビュー第3弾となる今回は注目のマッチアップを探っていきます。

数あるマッチングの中でも試合の結果を左右するようなポジション・ユニット・個人選手同士の対決を厳選してお届けします。

アラバマ大OL陣 vs ジョージア大フロントセブン

今季最強ディフェンスと呼ばれる守備陣を擁するジョージア大ですが、前回SEC(サウスイースタンカンファレンス)優勝決定戦でアラバマ大と対戦した際にはことごとく彼らのOL陣に封じ込められQBブライス・ヤング(Bryce Young)にかなり自由にプレーされてしまった面が目立ち、それが今季彼らの最高失点数である41失点に繋がったのでした。それまでの彼らの1試合平均失点数が7点弱だったことを考えればこの41失点は驚異的な数字だったと言えます。

アラバマ大OLにしてみれば肝心要のタイミングでOL陣が今季一番の働きをしたといえますが、シーズン全体で言うと安定していたユニットだとはお世辞にも言えません。この中には将来プロで活躍が大いに期待されているイヴァン・ニール(Evan Neal)というOTがいるのですが、全体的に見ると波が激しかったように思えます。特にレギュラーシーズン最終戦のアーバン大戦ではQBヤングが7つものサックを食らってしまい、あともう少しで2敗目を喫するところまで苦戦しました。

当然ジョージア大としては同じ轍は踏みたくないはずですから、最強フロントセブンと呼ばれるこのユニットがありとあらゆる手を尽くしてOL陣を崩しにかかりヤングにプレッシャーを与えることでしょう。作戦を立てるという意味ではリベンジマッチにおいて負けた方のディフェンスが有利な気がするのは私だけかもしれませんが、この強力なジョージア大フロントセブンを再び前試合のときのようにアラバマ大OL陣が攻略するのは至難の業ではないでしょうか。

OL陣が崩されればいかにハイズマントロフィー受賞QBであるヤングをしても前回のように41点も獲得することは難しいでしょう。ジョージア大としてはハイスコアの点取合戦には持ち込みたくないことでしょうから、なんとしてもQBヤングのプロダクションを抑え込むためにアラバマ大OL陣を大いに攻め立ててくるでしょうね。

そういった意味ではジョージア大のジョーダン・デーヴィス(Jordan Davis)、デヴォンテ・ワイアット(Devonte Wyatt)、トラヴォン・ウォーカー(Travon Walker)、ナコビ・ディーン(Nakobe Dean)、チャニング・ティンダル(Channing Tindall)といったジョージア大の最強グループにぜひ注目してみてください。


ジョージア大RB陣 vs アラバマ大ランディフェンス

ジョージア大RB陣を率いるのはザミアー・ホワイト(Zamier White)とジェームス・クック(James Cook)の二人。合計でここまで1373ヤードを稼ぐ彼らは今季1試合平均191ヤードという数字をのこす原動力になりました。

そんなジョージア大RB陣ですが先日のSEC優勝決定戦ではアラバマ大ランディフェンスにたいして109ヤードしか稼げずランでは一つもTDを奪うことが出来ませんでした。なかなかランで結果を残せなくなったジョージア大オフェンスはリードを奪われ始めるとパスで何とか状況を打開しようとしますが、それが逆にアラバマ大ディフェンスにとっては守りやすくなってしまい点差を縮めることは叶いませんでした。

もともとジョージア大はパスで攻め立てるチームではなく、バランスの良さでボールコントロールを軸にジリジリと相手をねじ伏せていくタイプのオフェンス。彼らのパスオフェンスを活かすためにもホワイトとクックの活躍は必須です。

アラバマ大のランディフェンスの要となるのはLBウィル・アンダーソン(Will Anderson)とヘンリー・トト(Henry To’oTo’o)の二人。アンダーソンは今季最高LBの一人に数えられ、またトトはそのアンダーソンを凌ぐチーム位置のタックル数(105個)を誇りアラバマ大ディフェンス二列目のハンター役を任されます。彼らがどれだけジョージア大のランヤードを抑えられるかに注目です。


ボワーズ vs アラバマ大パスディフェンス

今季筆者が最も推すTEであるジョージア大のブロック・ボワーズ(Brock Bowers)。TEながら今季ジョージア大の最多レシーブヤード(846ヤード)を誇るボワーズはTEというフレームながらレシーバーとしても相手ディフェンスの驚異となってきました。

SEC優勝決定戦でも敗戦の中で一人光っていた選手であり、アラバマ大ディフェンス相手に139ヤードに1TDを稼ぐ健闘を見せました。スピードがありキャッチして速度を上げるとディフェンダーにとってはタックルして止めるのが容易ではなくなります。このフレームにして柔らかなキャッチ技術を持つボワーズは特にレッドゾーンでDB陣とミスマッチを作り出すことが出来、それが今季チーム最多となる12レシーブTDを記録するに至りました。

走り出されると止められないボワーズはアラバマ大だけでなくどのチームにも悪夢ではありますが、ピュアWRで一番ヤードを稼いできたジャーメイン・バートン(Jermaine Burton)の倍近いヤードをボワーズが稼いでいることからもQBステソン・ベネット(Stetson Bennett)が好んでターゲットに彼を選んでいることが見て取れるわけで、ボワーズで来ることをわかっているうえでアラバマ大の二列目・三列目がどう対応するのか見ものです。


ウィリアムス vs ジョージア大パスディフェンス

一方のアラバマ大レシービング陣としてはWRジェミソン・ウィリアムス(Jameson Williams)が注目選手。今季全米レベルで見てもトップクラスと言えるウィリアムスはここまでで1507ヤードを獲得。これは全米で5位の数字であり、チームメイトで1142ヤードを稼いだジョン・メッチー・III(John Metchie III)が膝の怪我で欠場ということも相まってウィリアムスに焦点が当たるのは当然のことです。

このウィリアムスをどう攻略するかがジョージア大ディフェンスの課題。前回の対戦ではウィリアムス一人に184ヤードに2TDとケチョンケチョンにやられました。これはアラバマ大OL陣がQBヤングを完璧に守りきれたことの副産物とも言えますが、もし同じような状況になったとき当然ジョージア大のバックフィールドはウィリアムスに2度も蹂躙されるようなことは絶対に避けたいところ。

ベテランCBルイス・シーン(Lewis Cine)、若手のホープであるキーリー・リンゴ(Kelee Ringo)らはリベンジに燃えていることでしょうからこのマッチアップも見逃せません。ただ先にも述べたとおりこの対決はジョージア大フロントセブンとアラバマ大OL陣のマッチアップ次第ではあまり実現しない対決となる可能性もありますが。


ベネット vs アラバマ大ディフェンス

ジョージア大の先発QBステソン・ベネットにとってはこれが自身3度目のアラバマ大との対戦となります。最初の試合は2020年度のレギュラーシーズンでの対決。この試合は41対24で完敗(奇しくもこのスコアは先日のSEC優勝決定戦と同じスコア)となりましたが、この中でベネットはアラバマ大ディフェンスに対してその脆さを露呈するという苦い試合となりました。

参考記事適者生存【2020年度第7週目レビュー】

そして正QBとしてチームを12勝無敗でSEC優勝決定戦に導いたベネットでしたが、この2度目の対戦では340ヤードを投げる健闘を見せるも一方で2つもINTパスを犯してしまい離された点差を縮めることは叶いませんでした。

参考記事Championship Saturday【2021年度第14週目レビュー】

この敗戦で「やっぱりベネットではだめなのでは・・・」という気運が漂っていましたが、オレンジボウルではミシガン大ディフェンスに対して313ヤードに3TD、0INTとほぼミスのない出来で勝利に大いに貢献。また彼の持ち味でもある危機を乗り切ることの出来る脚力も披露し、彼の能力を疑う輩たちを黙らせることに成功しました。

アラバマ大のフロントセブンはジョージア大のそれに及ばないにせよかなり近いレベルにいる秀逸ユニット。彼らの猛攻をジョージア大OL陣がどのように止めるかにもよりますが、もしジョージア大のランゲームが機能しなくなった場合当然頼りにされるのはベネットの肩です。

果たして3度目の正直となるか、はたまた2度あることは3度あるとなるか・・・。

ヤング vs ジョージア大ディフェンス

そして最後は今季のハイズマントロフィー受賞QBブライス・ヤングがジョージア大ディフェンスをどう料理するか、です。

これまでも述べたとおり彼の出来はOL陣の出来にかかっていると言えます。OL陣が崩壊したアーバン大戦ではさすがのヤングも全く何も出来ず、アラバマ大としてはレアである第3Qまで無得点という危機に瀕しました。

しかしその窮地を救ったのもまたヤングであり、その試合終了直前の同点となるドライブは圧巻としか言いようがありませんでした。ディフェンス陣がアーバン大オフェンスを止めておいてくれたことも忘れてはなりませんが、やはりこの試合を勝利に導いたのはヤングのヒロイックなパフォーマンスだったと言っても過言ではないでしょう。

参考記事Rivalry Saturday【2021年度第13週目レビュー】

そのヤングは前回のジョージア大との対戦で421ヤードに3TDと最強ディフェンスと評されたジョージア大ディフェンスを完全攻略。この試合での活躍によってヤングはハイズマントロフィー獲得を当確にしたのです。

そのジョージア大ディフェンスはヤングにプレッシャーをかけて彼に自由な時間を与えず、またカベレージにおいても彼を混乱させるような作戦を練りに練ってくることでしょう。それはディフェンス畑出身のカービー・スマート(Kirby Smart)のプライドにかけて完璧以上なプランを立てた上での最強ディフェンスに違いありません。

そんなディフェンスを果たしてヤングはどう切り抜けることが出来るのか?個人的には前回のようにOL陣が彼にディフェンスを読み切る時間を与えることは出来ないのではないかと感じているので、パスプロが崩壊した場合にヤングがどう攻めてくるのかが見ものです。当然アラバマ大の攻撃コーディネーターであるビル・オブライエン(Bill O’Brien)氏も対策を練ってくるでしょうが、どんな窮地に立たされても冷静沈着さを維持してきたヤングがこのタイトルゲームでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。

そしてアラバマ大勝利の鍵は彼にかかっていると言っていいでしょう。

🚨朗報🚨

今年は「日テレジータス」でこのCFPナショナルチャンピオンシップゲームが生放送されますよ!是非この機会にこのビッグゲームを日本で観戦してみてください!

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