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最新ランキングを分析【2021年度第8週目】

最新ランキングを分析【2021年度第8週目】

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ベースボール・マガジン社 (編集)

1位〜5位

今週1位は先週に引き続きジョージア大。全米11位のケンタッキー大との試合では相手に付け入る隙きを見せずに30対13と快勝。その強力なディフェンスと頼れるグラウンドアタック、そして怪我で欠場中の先発QB J.T.ダニエルズ(J.T. Daniels)代わって出場中のバックアップQBステソン・ベネット(Stetson Bennet)がダニエルズを喰う活躍を見せ今の所彼らが他チームと一線を画す強さを見せつけています。

今週2位になったのは「グループオブ5」勢の期待の星、シンシナティ大。2位だったアイオワ大に土がついたことで(後述)3位だったシンシナティ大が遂に全米2位の座を確保。実力的に彼らが本当に全米で2番目に強いのかと問われれば賛否が分かれるとは思いますが、現時点ではこの2位の座は彼らが実力で手に入れたものだと評価されるべきです。

3位に来たのがオクラホマ大。先週はこれまでの先発QBだったスペンサー・ラトラー(Spencer Rattler)に代わって1年生のセンセーショナル、ケイレブ・ウィリアムス(Caleb Williams)がテキサスクリスチャン大戦に出場して合計5TDに絡む大活躍。彼の存在がチームに新たな息吹を吹き込みこれまで評価が別れていたオクラホマ大の今後に大いに期待が持てそうです。

今週4位となったのは先週5位だったアラバマ大。先々週テキサスA&M大からまさかの黒星を食らった彼らは5位に転落しましたが、その敗戦の尾を引くこと無く先週はミシシッピ州立大に49対9と大勝。CFP(カレッジフットボールプレーオフ)出場のためにはもう2度と負けられませんが、逆に言えば勝ち進めば1敗しているとはいえプレーオフ進出の可能性は十分に残されています。

そして5位は先週6位のオハイオ州立大。先週はバイウィークで試合はありませんでしたが、2位のアイオワ大が転落したことで順位を1つ上げました。


6位〜10位 

今週6位は先週7位から順位を1つ上げたミシガン大。彼らもオハイオ州立大と同じく先週はお休み。今週はノースウェスタン大との試合を控えます。

7位のペンシルバニア州立大もバイウィークで先週は試合なしで順位変わらず。

8位には先週12位のオクラホマ州立大。先週は強豪テキサス大と対戦し見事逆転勝利。これで開幕以来無傷の6連勝目。Big 12カンファレンス内での存在感を日増しに上げています。

先週10位から9位に順位を1つ上げたのはミシガン州立大。先週はインディアナ大とのアウェーゲームで苦しみながらも20対15で白星を獲得し無敗を守りました。

そして10位にはオレゴン大。先週は今季まだ1勝しかしていないカリフォルニア大と対戦するも1TD差の24対17で相手を突き放すことが出来ず。この内容を受けてか今週は先週9位から順位を1つ交代させました。

11位〜15位

今週11位はすでにご紹介したように先週2位まで上り詰めるもランク外のパデュー大にまさかの敗戦を喫したアイオワ大。しかも内容的に完敗だったこともあり順位を9つも下げられてしまいました。

12位は先週と同じくミシシッピ大。先週はアウェーでテネシー大と対戦。試合終盤にひと悶着ありましたが、何とかテネシー大の反撃を振り切り虎の子の1敗を守りました。

13位にはノートルダム大。先週試合はありませんでしたがケンタッキー大が11位から転落(後述)したために棚ぼた式に順位を1つ上げました。

14位はコースタルカロライナ大。今季の「グループオブ5」勢といえばシンシナティ大ばかりが取り上げられますが、コースタルカロライナ大もここまで全勝中。とはいえ対戦相手が軒並み物足りないチームばかりであり、勝ち進んでもランクアップには限界が近いかも。

そして15位は先週と同じくケンタッキー大。約70年ぶりの開幕後6連勝を飾るも先週は1位のジョージア大の前に撃沈。しかしそれでも彼らの快進撃が霞んで見えるわけでもありません。特にもともとフットボールスクールとして認知度は低めだった彼らがここまで躍進していることは今年9年目のマーク・ストゥープス(Mark Stoops)監督の草の根的コーチングの賜物だと言えるでしょう。

16位〜20位

今週16位にはACC(アトランティックコーストカンファレンス)で唯一の無敗チームであるウェイクフォレスト大。先週はバイウィークで1週間の休養。 今週末はトリプルオプション使いの陸軍士官学校と対決。果たして無傷でウエストポイントを脱することができるでしょうか?

17位は先週21位から4つランクを上げたテキサスA&M大。先々週の対アラバマ大戦での劇的な勝利の酔いに影響されることなく先週末はミズーリ大に勝利。2敗チームの最先鋒として気を吐きます。 

18位はノースカロライナ州立。苦戦が続くACC所属チームとしてウェイクフォレスト大の背中を追い続けます。

19位にはランク外からアーバン大が飛び込んできました。先週は17位だったアーカンソー大を敵地で撃破。ペンシルバニア州立大とジョージア大に敗れ既に2敗していますが、所属するSEC西地区においてはまだ自力優勝の可能性を大いに残しておりここから最終戦のアラバマ大とのライバリーゲームまでの動向が気になるところ。

そして20位には同じくランク外からベイラー大。彼らは1度第5週目にランクインを果たしましたがその翌週にオクラホマ州立大に敗れて姿を消していました。しかし先週19位だったブリガムヤング大を下したことで再びランクに復帰。勝敗も6勝1敗とオクラホマ州立大戦での1敗を守り続けます。果たしてBig 12カンファレンスの台風の目となるか?

21位〜25位

21位は先週23位だった「グループオブ5」勢の一つであるAAC(アメリカンアスレティックカンファレンス)所属のサザンメソディスト大。先週はバイウィークで試合はありませんでした。彼らがこのまま勝ち続ければ自ずと11月20日のシンシナティ大戦が最大の山場となります。

22位には同じく「グループオブ5」の一員であるMWC(マウンテンウエストカンファレンス)所属のサンディエゴ州立大。先週はサンノゼ州立大するも予想に反してロースコアゲームとなりオーバータイムに突入。そして2度のOTを経てかろうじて19対13でサンディエゴ州立大が勝ち抜き6勝0敗と連勝記録を伸ばしました。

23位にはACCのピッツバーグ大が今季初めてとなるランクイン。今の所5勝1敗と好成績を残しており、今週末のクレムソン大戦を万が一にも制することができればさらにランクを上げることが出来るでしょう。

24位には「グループオブ5」のテキサス大サンアントニオ校(UTSA)がランクイン。創部が1993年でFBS(フットボールボウルサブディビジョン)に昇格して10年しか経っていない若いチームですが、今回これでチーム史上初となるトップ25入り達成。対戦相手が誰であれ7連勝を飾るのは容易いことではありません。どこまで勝ち星を伸ばせるかわかりませんが、ここまでの彼らの歩みは大いに評価されるべきです。

そして25位にはパデュー大。前述の通りパデュー大は先週全米2位だったアイオワ大をアウェーで撃破する金星を上げ、その結果2007年以来のトップ25入りを果たしました。

ランキングから転落したチーム

一方最新ランキングにおいて圏外へ脱落してしまったチームが5つもあります。

先週17位のアーカンソー大は先週アーバン大と対決し敗退。一時は全米8位にまで上り詰めますが、これで3連敗目となり遂にトップ25から姿を消すことになりました。

先週18位のアリゾナ州立大は同じPac-12カンファレンスのオレゴン大と真っ向から対抗できる存在だと目されていましたが、先週ユタ大に敗れて2敗目となり彼らも圏外へ転落。

先週19位のブリガムヤング大はBig 12カンファレンスのベイラー大と対決しますがこの試合に敗れてランク外へ。

先週20位のフロリダ大はルイジアナ州立大と対戦し、予想外の点取合戦を繰り広げ最後は49対42で敗戦。早くも3敗目となったフロリダ大もまた圏外へとその姿を消しました。

参考記事 Down Goes No.2!【2021年度第7週目レビュー】

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