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最新ランキングを分析【2022年度第5週目】

最新ランキングを分析【2022年度第5週目】

第5週目の土曜日は10月1日ということでいよいよ今季のカレッジフットボールも第1コーナを曲がり第2コーナーへ向けて舵を切っていきます。この辺から各カンファレンスの生き残りが加速していきますし、また無敗チームがどんどんとふるいにかけられていきます。そしてここまでその力が試されてこなかったチームたちの真の力が明らかになる時期でもあります。

そんな第5週目を迎えるにあたり、日曜日に発表された全米ランキング(AP)トップ25チームの顔ぶれを簡単に紹介していきたいと思います。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

1位〜5位

今週1位から5位の顔ぶれは先週と変わりませんでした。

しかしながら1位のジョージア大はケント州立大を予想外にも突き放すことができずに逆に22失点を食らってしまいました。それを受けてか今週彼らがゲットした1位票の数は先週の59から4つ減って55に。

その減った分はアラバマ大に1つ(3→4)、オハイオ州立大に3つ(1→4)に振り分けられています。またアラバマ大とオハイオ州立大のポイント数の差はたったの4(アラバマ大1487ポイント、オハイオ州立大1483ポイント)ということで2位と3位の差はほんの僅かしかありません。これは両チームとも先週大勝しましたが、アラバマ大がヴァンダービルト大という決して強いとは言えないチームとの対戦だったのに対して、オハイオ州立大はウィスコンシン大という名のあるチームとの対戦で完勝したことでオハイオ州立大がアラバマ大にポイント数で肉薄したことになるのでしょう。

4位のミシガン大と5位のクレムソン大もそれぞれ勝ちましたが、こちらの2校は先週苦戦。ミシガン大はメリーランド大に1TD差で勝ちを拾い、またクレムソン大はウェイクフォレスト大相手にオーバータイムの末に辛勝してなんとかランキングを守りました。


6位〜10位

今週6位は先週からランキングを1つ上げたサザンカリフォルニア大。ただ彼ら自身はオレゴン州立大に大苦戦。先週6位だったオクラホマ大がカンザス州立大に敗れてランクを落とした恩恵を受けて順位を上げました。

7位につけたのは先週8位だったケンタッキー大。彼らも上にあげた同じ理由で順位を1つ上げてきました。

8位は先週11位からトップテン入りを果たしたテネシー大。開幕時アンランクだった彼らは白星を重ね続けランクを上げ、先週はフロリダ大を倒して遂に一桁順位に。彼らが4勝無敗でシーズンダッシュを決めるのは2016年度以来のこと。この快進撃はどこまで続くのか?

今週9位は先週と変わらずオクラホマ州立大。ここまで彼らはノンカンファレンス戦ばかりでしたが、今週末からいよいよリーグ戦が始まり彼らの力が試される時がやってきました。

そして10位はノースカロライナ州立大。開幕時に13位だったものの初戦のイーストカロライナ大戦で苦戦したことで一時はランクを下げましたが、4週目を終えてここまで上がってきました。次戦はいよいよ

11位〜15位

11位に来たのは先週14位だったペンシルバニア州立大。8位のテネシー大と同じようにペンシルバニア州立大も開幕時にはランク外でしたが、遂にトップ10に肉薄する順位まで上がってきました。

12位にはユタ大。彼らは開幕時に7位だったものの、フロリダ大に敗れてランクを落としましたが、それ以降は勝ち星を重ね続けて12位まで戻ってきました。

13位はオレゴン大。開幕戦でのジョージア大戦では49対3で大敗してしまいましたが、彼らもなんとか立て直して上位に復活。

14位は先週16位のミシシッピ大。ここまで快調に4戦全勝を飾っていますが、彼らはいよいよ今週末に全米7位のケンタッキー大との対決が待っています。これに勝てば一気にトップ10入りも夢ではありません。

そして15位はワシントン大。先週18位だった彼らはスタンフォード大に快勝してさらにランクアップ。そして今週末は未だ無敗のUCLAとの全勝対決が待っています。

16位〜20位

今週16位はベイラー大。今季最高で9位まで上昇するもブリガムヤング大に敗れて急降下。しかし今後のスケジュールを考えれば勝敗数次第ではまだまだ上を狙えるチームです。

17位は先週6位から順位を上げたテキサスA&M大。2戦目にアパラチアン州立大に敗れるもその翌週には当時13位のマイアミ大、さらには先週当時10位のアーカンソー大を倒して順位を上げてきました。

今週18位は先週6位から順位を12つも落としたオクラホマ大。先週はカンザス州立大と対戦してホームでまさかの敗戦。想像以上に順位を落とされました。

19位は先週と変わらずブリガムヤング大。先週は格下ワイオミング大を倒してオレゴン大に敗れた虎の子の1敗を守りました。

そして20位はアーカンソー大。先週は前出のテキサスA&M大と死闘を繰り広げるも試合終了間際のFGを惜しくも外して惜敗。今週末は2位のアラバマ大戦を控えます。

21位〜25位

今週21位はミネソタ大が今季初ランクイン。先週はミシガン州立大を34対7で下し開幕後4連勝。遂にトップ25位の仲間入りを果たしました。今後の対戦相手(パデュー大、イリノイ大)を考えると6勝0敗でランクを上げたまま現在11位のペンシルバニア州立大戦を迎えることになります。そしてこの試合は今の所ペンステートのかの有名な「ホワイトアウト」の試合に決まっており、ひょっとしたら物凄い雰囲気の試合になるかもしれません。

22位はウェイクフォレスト大。先週5位のクレムソン大と対戦してオーバータームの末に惜敗。しかし全米5位チームを最後まで苦しめたことが評価され負けたもののランクは1つ下げたのみにとどまりました。

23位はフロリダ州立大。彼らもここまで無敗で今シーズン初のランクインを果たしました。彼らがトップ25位以内に名を連ねるのは実に2018年以来のこと。テネシー大と共にかつての強かったチームの復活、と言えるでしょうか?

24位には先週と変わらずピッツバーグ大。先週は格下ロードアイランド大(FCS)に45対24で勝利。彼らのACCのスケジュールは意外と緩いのでこのまま白星を重ね続ける可能性は大いにあります。

そして25位はカンザス州立大。先週は当時6位のオクラホマ大を倒す大金星を獲得して見事に25位に滑り込んできました。この試合でのQBエイドリアン・マルチネス(Adrian Martinez)の活躍は目を見張るものがありましたが、彼らが今後もランキングを上げていくにはマルチネスの安定した活躍が必須です。

ランキングから転落したチーム

一方最新ランキングにおいて圏外へ脱落してしまったチームが3つあります。

まずは先週20位だったフロリダ大。彼は前出のテネシー大との激闘の末破れ去り今季早くも2敗目を喫してしまいました。開幕戦でのユタ大(当時7位)戦での勝利でフロリダ大の株は急上昇していましたが、その興奮度が冷めるのもまた早く・・・。

先週22位だったテキサス大はランク外のテキサス工科大にオーバータイムの末敗戦。第2戦目にはアラバマ大と死闘を演じ「We are Baaaaaaack!‼︎」となったかと思われましたがこれで早くも2敗目です。

そして先週25位だったマイアミ大は格下ミドルテネシー州立大にまさかの敗戦(45対31)この日は攻守ともにいいところがなく、どうやら彼らの復活劇もしばらくお預けのようです。

===

第5週目には無敗同士の争いが3つ(ケンタッキー大vsミシシッピ大、ノースカロライナ州立大vsクレムソン大、ワシントン大vsUCLA)あり、来週のランキングの顔ぶれが変わるのは必至。カレッジフットボールの醍醐味でもあるサバイバルレースが本格化し、楽しみな週末が続きますね!

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