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2025年度第5週目の見どころ

2025年度第5週目の見どころ

#6  オレゴン大 @ #3 ペンシルバニア州立大

🇺🇸9月27日7:30PM ET 🇯🇵9月28日8:30AM

この第5週目の最大のカードであり、開幕週に行われたテキサス大(当時1位)対オハイオ州立大(当時3位)戦以来のビッグマッチ。全米第6位のオレゴン大が全米第3位のペンシルベニア州立大のホーム、ビーバースタジアムに乗り込みます。両チームとも今シーズンここまで全勝を維持しており、その勢いのままこの大一番を迎えます。

この試合は、昨年のBig Tenカンファレンス優勝決定戦の再戦でもあります。前回はオレゴン大がペンステートを45-37で破ってBig Ten加入初年度ながらいきなりカンファレンスの王冠を手に入れました。ペンステートにとって今回の試合ははこの敗北に対する雪辱を晴らすという意味合いも持っており、ホームの絶大なる雰囲気を利用してオレゴン大を待ち受けます。

試合はペンステートのトラディションである「ホワイトアウト(White Out)」ゲームとして開催されます。これはカレッジフットボールの中で最もアウェーチームとしてはやり辛い環境の一つとして知られていますが、今回で18回目を迎えるホワイトアウト、ペンステートは直近のホワイトアウトゲームで6連勝中であり、ホームフィールドアドバンテージは重要な要素となるはずです。

また歴史的に見ると、これまで両校はたったの5回しか対戦がなく、通算対戦成績ではペンステートが3勝2敗とオレゴンをリードしています。特筆すべきなのは、オレゴン大がペンステートの本拠地でプレーするのは1964年以来初めてであるということです。

ただ、ペンステートのジェームズ・フランクリン(James Franklin)監督にとって、トップ10チームに対する戦績がこれまで4勝20敗と大舞台での弱さは有名であり、今回のオレゴン大戦はフランクリン監督がビッグゲームで勝利できることを証明するための重要な試金石と見なされています。

オレゴン大オフェンス🆚ペンステートディフェンス

オレゴン大はQBダンテ・モアー(Dante Moore)を擁し、爆発的なプレーを狙うハイパワーでハイテンポのオフェンスが売り。彼らのパスオフェンスは全米13位にランク付けされていますが、そのリーダーたるモアーは今季ここまで74.7%という高いパス成功率と11TDに1INTという非常にコスパの高いパフォーマンスを誇ります。

またオレゴンは強力なランゲームにも支えられており、1回あたり平均6.7ヤードのランを記録。さらに今シーズンはここまでパスおよびランで20ヤード以上のプレーを31回も記録しており、破壊力抜群なオフェンスを展開しています。

そのオレゴン大と対峙するペンステートのディフェンスは、昨年までオハイオ州立大でディフェンシブコーディネーターを務めて彼らの全米制覇に大きく貢献し、オフに電撃的にペンステートに移籍してきたのジム・ノールズ(Jim Knowles)氏の下で今季全米レベルで見てもトップティアと見なされています。

スタッツ的にも守備力は全国トップクラスで、失点防御率で全米3位(1試合平均失点5.7点)、トータルディフェンスで9位(1試合平均被ゲインヤード224.0ヤード)にランクインするほど。そのディフェンスの主軸となるのがDLデナイ・デニス・サットン(Dani Dennis-Sutton)です。彼はここまでタックル・フォー・ロス(TFL)が 4.5個、サックが2個と破壊力抜群な選手です。

ペンステートオフェンス🆚オレゴン大ディフェンス

一方ペンステートのオフェンスは、フィジカルを前面的に押し出し、強力なランゲームでディフェンスを消耗させる戦術が身上。RBケイトロン・アレン(Kaytron Allen、273ヤード、3TD)とニコラス・シングルトン(Nicholas Singleton、179ヤード、5TD)という、今季カレッジ界で随一の1-2パンチを擁する強力なラン攻撃が特徴です。

また、開幕前から評価の高い4年生QBドリュー・アラー(Drew Allar)にも当然注目が集まります。次期NFLドラフト1巡目候補の可能性を持つアラーは、才能こそあると言われるも今季はここまで格下チームとしか対戦経験がないため、彼の真価はこのオレゴン大戦で試されることになります。

そのペンステートに立ちはだかるオレゴンの守備も強く、昨年のレギュラーシーズンではFBSのトータルディフェンスで全米7位でした。しかしフィジカルなランゲームに対して苦戦する傾向もあり、昨年は対戦相手中3チームに250ヤード以上のラッシングヤードを許したという脆弱性も抱えています。この点が改善されていなければ、アレンとシングルトンの二枚看板を擁するペンステートのランアタックに苦戦させられるかもしれません。

見どころ

ペンステートが効果的にランを出しボール所有時間をコントロールできれば、オレゴン大は苦しい状況に追い込まれるかもしれません。となれば、オレゴン大のディフェンスラインは、このフィジカルなランゲームに耐える必要があります。ライン・オブ・スクリメージの「トレンチバトル」に注目です。

また今季を代表するQB、アラーとモアーの投げ合いにも注目。アラーには来年のドラフトを見据えたスカウト陣が注目を寄せていると思いますし、今後の活躍次第では今季のQB界隈でトップ候補に躍り出ることも十分ありえるモアーにも期待が寄せられます。どちらもここまで強力なディフェンスを擁するチームとの対戦は今季初。実力が試されることになります。

この試合が前述の通りペンステートの「ホワイトアウト」に指定されており、オレゴン大はこれまで味わったことのないアウェーの洗礼を受けることになります。若きQBモアーにとってはこれはかなりの試練となると思われますが、そんな中でモメンタムの確立は重要課題。オレゴン大が序盤にリードを奪えば、ペンステートのホームの歓声を抑えることができます。逆にペンステートがリードすれば、10万人の大観衆の声援にオレゴン大が飲まれる可能性が高くなるでしょう。

予測オッズでは、ペンステートが3.5点差でわずかに優勢とされていますが、ESPNの勝利予想(Win Predictor)でも、ペンステートの勝利確率は51.1%、オレゴンは48.9%と、ほぼ五分五分の勝負というのが下馬評です。

オレゴン大が速いスタートを切り、ターンオーバーを誘発し、序盤から得点を重ねるような展開に持ち込めば、アウェーでの勝利を手に入れられる可能性がありますが、ペンステートはホワイトアウトゲームで現在6連勝中。ランカーチームに滅法弱いフランクリン監督の対ハイランクチームとの相性の悪さをこのゲームに勝って克服できるでしょうか?

その他の注目ゲーム

#17 アラバマ大 @ #5 ジョージア大

🇺🇸9月27日7:30PM ET 🇯🇵9月28日8:30AM

こちらのマッチアップも今週末最も注目される一戦。アラバマ大がジョージア大のホームであるサンフォードスタジアムに乗り込みます。このSEC(サウスイースタンカンファレンス)の試合は、カンファレンス優勝レースおよびカレッジフットボールプレーオフ(CFP)レースにとって非常に重要なマッチアップです。

ジョージアは現在、NCAA最長となるホーム33連勝中という驚異的な記録を保持しています。しかし、アラバマは近年のジョージアにとって「天敵」のような存在であり、直近10回の対戦で9勝しています。またレギュラーシーズンにてこの対戦がジョージア大のホーム開催となるのは実に10年ぶりとなり、ジョージア大がホームで対アラバマ大戦の連敗(2連敗中)を止められるかが焦点です。

ただ、ケイレン・デボアー(Karen DeBoer)監督体制下でアラバマはアウェーゲームで苦戦しており、直近5回のロードゲームでの戦績は1勝4敗。また2024年シーズン開始以降でもアウェイでの成績は2勝5敗であり、平均10.6点差で敗れています。この敵地でのプレッシャーに耐え、いかに早く試合の主導権を握れるかが、アラバマ大にとって極めて重要になるでしょう。

アラバマ大はデボアー監督の下でパスヘビーなオフェンスを展開しています。これに対するジョージア大の守備は今シーズン、ディープボールに対しての脆さを見せており、アラバマ大のQBタイ・シンプソンTy Simpson)とレシーバー陣、特に昨年の対ジョージア戦で活躍したライアン・ウィリアムス(Ryan Williams)がこの弱点を突けるかが鍵です。ただアラバマ大が勝利するには、苦戦しているランゲームをある程度機能させ、パスアタックに偏りすぎないようにする必要がありそうです。それにはこの試合で怪我から復帰してくるRBジャム・ミラー(Jam Miller)の走りが重要になりそうです。

一方ジョージア大は、強力でフィジカルなランゲームを好む傾向があります。アラバマ大のディフェンスは今季相手のラン攻撃に手こずっているため(ランディフェンスで全米49位)、ジョージア大はグラウンドゲームでアラバマのディフェンスを攻略したいところ。しかし、ジョージア大のオフェンシブラインは先のテネシー大戦で苦戦したことが懸念されており、アラバマ大のフィジカルなフロントセブンにどこまで耐えられるかが気になるところ。

ジョージア大は、今季初めて本格的な強豪ディフェンスを相手とすることになるQBガナー・ストックトン(Gunner Stockton)を死守しながらパスとランをうまく使いこなし序盤にリードを奪われないような展開に持ち込み、ホームの大歓声を背に一気に突っ走りたいところ。アラバマ大は、アウェーでのプレッシャーに耐え、ミラー・やティム・キーナン(Tim Keenan III)が効果的にヤードを稼いで3rdアンドロングといったシチュエーションをなるべく少なくしてシンプソンへの負担を軽減することが必要です。

ホームでの強さ、フィジカルなアイデンティティ、そしてランキングの優位性を考慮すると、ジョージア大がわずかに優勢であると見られます。しかし、アラバマ大がアウェーの雰囲気に飲まれず自滅するようなフットボールをしなければアップセットを起こす可能性も十分に秘めています。

#1 オハイオ州立大 @ ワシントン大

🇺🇸9月27日3:30PM ET 🇯🇵9月28日4:30AM

オハイオ州立大とワシントン大の対戦は未だどちらも無敗ですが、全米1位のオハイオ州立大にとって、この試合は今シーズン初のロードゲームとなります。現在ワシントン大はホーム22連勝中であり、アウェーチームにとってやり辛いことで知られるハスキースタジアムにて、オハイオ州立大の先発QBジュリアン・セイイン(Julian Sayin)が自身初の敵地での先発となり、彼がこのアウェーでの雰囲気やノイズにどう対処するかが、試合の行方を大きく左右するかもしれません。

またこの試合は、全米でもトップクラスのユニット同士の激突となります。ワシントン大は今季ここまで平均得点数が55.7点と圧倒的な得点力を誇るオフェンスが自慢。堅実なプレーで知られるデュアルスレットQBデモンド・ウィリアムズ・Jr.(Demond Williams Jr)と、彼の相棒でありここまで9つのTDを稼いでいるRBジョナ・コールマン(Jonah Coleman)によって率いられています。これに対するオハイオ州立大のディフェンスはここまで失点数が全米1位となる1試合平均5.3失点。特にランデェフェンスに非常に定評があり、彼らはここまでランTDを一度も許していますん。

オハイオ州立大は先週試合がないバイウィークでしたが、ライアン・デイ(Ryan Day)監督指揮下では、バイウィーク明けのレギュラーシーズンで6勝0敗と好調な実績を持っています。Big Tenカンファレンス戦初戦として昨年のディフェンディングチャンピオンであるオハイオ州立大は、敵地での勝利を手に入れ連覇に向けて更なる自身を選手たちに植え付けたいところ。

一方のワシントン大は、この試合で番狂わせを達成し、全米のランキングでトップ25に急浮上するという大きなチャンスを得ています。ホームで強い彼らにアップセットの機運は巡ってくるでしょうか?

#4 ルイジアナ州立大 @ #13 ミシシッピ大

🇺🇸9月27日3:30PM ET 🇯🇵9月28日4:30AM

マグノリアボウル」という別名でも知られる全米4位のルイジアナ州立大(LSU)と同13位のミシシッピ大による対戦は、両チームとも無敗(4勝0敗)でトップ15にランクインしており、この試合もはSECおよびカレッジフットボールプレーオフへの展望を大きく左右する大一番です。

LSUは通算成績で64勝42敗4分と優位に立っていますが、このライバル関係は近年かつてないほどの激戦を生み出しています。過去2回の対戦はいずれもファイナルプレーで決着がつくという均衡した試合展開で、2023年にはミシシッピ大が55-49の打ち合いを制し、2024年にはLSUがオーバータイムの末、29-26で勝利を収めています。今回も接戦かつ撃ち合いの試合になることが予想されています。

この試合の最大の焦点は、LSUのエリートディフェンスと、ミシシッピ大のハイパワーオフェンスの激突です。

ミシシッピ大のオフェンスはスコアリングで全米12位の得点力を誇り、オフェンスの奇才レーン・キフィン(Lane Kiffin)監督率いる強力なユニットは特にラン攻撃が強みです(平均218ヤード以上)。それに対するLSUディフェンスは全米9位の失点数を誇り、今シーズンはまだどの試合でも10点以上を許していないという強固なディフェンスが特徴。特にLBのハロルド・パーキンス・Jr(Harold Perkins Jr)が大きな鍵を握っています。。

ミシシッピ大のラン攻撃と機動系QBであるトリニダード・チャムブリス(Trinidad Chambliss )が、LSUの強固な守備陣を打ち破ることができるかどうかが勝敗を分けそうです。

アーバン大 @ #9 テキサスA&M大

🇺🇸9月27日3:30PM ET 🇯🇵9月28日4:30AM

こちらもSEC戦の非常に注目度の高いマッチアップ。特にテキサスA&M大にとってこの試合はSEC戦初戦であり、さらに昨年の同一カードでは4度にわたるオーバータイムの末に惜敗(43-41)しているため、雪辱を晴らすという意味でも彼らのこの試合にかける思いはひとしおなはずです。

テキサスA&M大はハイズマントロフィー候補の呼び声高いQBマーセル・リード(Marcel Reed)が牽引する非常に強力なオフェンスが特徴。リードは既に869パスヤードに9TDを記録しており、全米トップのレシーブヤード(試合平均147.7ヤード)を誇るマリオ・クレイヴァー(Mario Craver)、そしてKC・コンセプシオン(K.C. Concepcion)とのダイナミックなレシーバーコンビは脅威。事実、チームは今季ここまでこなしてきた3試合全てで40点以上を獲得しています。

一方、オーバーンのディフェンスは、ラン守備においては全米でトップクラス(ランディフェンスで全米2位)であり、相手のラン攻撃を1プレイあたり2ヤード未満に抑える素晴らしい強さを見せています。この試合の最大の注目点は、アーバン大のセカンダリーとパスラッシュが、リードの得点力抜群なパス攻撃をどこまで封じ込めるかになるでしょう。アーバン大はロングヤードのプレーによるパスディフェンスに穴があり、10ヤードを超えるパスを40回以上、20ヤードを超えるパスを14回も許しています。

テキサスA&M大はバイウィーク明けで十分に休養し、万全な体制でこの試合に臨みます。対するアーバン大は、前回のオクラホマ大戦での敗戦に加え、連続でのロードゲームとなっており、選手たちのコンディショニングに不安も。またペナルティの多さ(平均8.5回で全米125位)も課題です。

テキサスA&M大がホームのカイルフィールドの絶対的なホームアドバンテージの中で序盤から主導権を握るのか、それともヒュー・フリーズ(Hugh Freeze)監督とQBジャクソン・アーノルド(Jackson Arnold)体制のアーバン大がトップ10チームを相手に敵地でで金星を上げ、先週のタフな敗戦からこれ以上ない形で立ち直るか。注目の試合です。

#11 インディアナ大 @ アイオワ大

🇺🇸9月27日3:30PM ET 🇯🇵9月28日4:30AM

この試合の最大の注目点は、インディアナの全米トップクラスの攻撃力と、アイオワ大の十八番である強力なディフェンスの激突です。

インディアナ大は、ここまで1試合平均得点(54.8点)で全米1位を誇る圧倒的なオフェンスを展開しています。ハイズマントロフィー候補にも名前が挙げられているQBフェルナンド・メンドーザ(Fernando Mendoza)は、今シーズン、TDパス数で全米をリードし(14TD)、しかもインターセプトなしというほぼ完璧なプレーを見せています。

一方のアイオワ大は伝統的に守備の強さで知られており、特にラン守備においては現在全米7位と優れています。しかし、近年のアイオワ大ディフェンスと比べると、今年の守備はセカンダリーには不安を抱えており、メンドーザがこのアイオワのバックフィールドをどこまで突き崩せるかが焦点です。

ただ、4戦全勝のインディアナ大にとってこの試合は今季初のロードゲームとなります。また、この試合は先週全米9位(当時)だったイリノイ大に63対10で大勝した直後であり、このアイオワ大戦がトラップゲームにならないかという心配の声も聞かれます。しかもアイオワ大のホーム、キニックスタジアムは、トップランクのチームが過去に苦戦してきたタフなロード環境として知られています。アイオワ大は過去10年間で、ホームでトップ15チーム相手に4度の番狂わせを演じています。インディアナ大がこのアウェイのプレッシャーでの対応力を試されることになります。

インディアナ大は2024年のカレッジフットボールプレーオフ出場に続き、今季もその檜舞台への参戦を目指しており、その目標達成に向けた重要なステップとしてアイオワ大でのアウェーでの白星はなんとしても手に入れたいところ。また、メンドーサのハイズマントロフィーレースにおいてもこの試合は注目度抜群です。

#15 テネシー大 @ ミシシッピ州立大

🇺🇸9月27日4:15PM ET 🇯🇵9月28日5:15AM

これまたSECチーム同士の注目カードとして、全米15位のテネシー大と、未だ無敗を続けるミシシッピ州立大の対決も用意されています。ミシシッピ州立大が2014年以来となる4勝0敗の好スタートを切ったことで、にわかにこの試合は注目を集めています。

テネシー大は、ミシシッピ州立大に対して通算30勝16敗1分と歴史的に優位に立っており、しかも直近の10試合のうち8試合で勝利を収めています。しかし今回のマッチアップがミシシッピ州立大の本拠地、デービス・ウェイドスタジアムで行われることは、テネシー大にとって油断できない点です。特に彼らのトラディションである「カウベル(鐘鈴)」の奏でる独特のクラウドノイズは侮れず、波乱を呼ぶ可能性のあるトラップゲームとも言われ、特に今回の対戦はテネシー大にとって今季初のロードゲームであることも見逃せません。

テネシー大のオフェンスは、UCLAからの転校生QBジョーイ・アギュラー(Joey Aguilar)を中心としたハイテンポかつハイスコアなオフェンスが特徴。ワイドなパス攻撃と効率的なランゲームを組み込んだエアーレイドオフェンスの進化系。このシステムの中でアギュラーは高いパフォーマンスを見せていますが、直近2試合でインターセプトパスも犯しており、ディフェンス力が例年と比べると格段に良くなっているミシシッピ州立大とって、ターンオーバーからチャンスを手にいれたいところ。

一方ミシシッピ州立大はQBブレイク・シェイペン(Blake Shapen)やRBフラッフ・ボズウェル(Fluff Bothwell)などの主要選手を擁し、ボールを効果的に敵陣へ動かすことでポゼッションゲームに持ち込みにテネシー大のハイパワーオフェンスをスローダウンさせたいところです。。

    ミシシッピ州立大のジェフ・レビー(Jeff Lebby)監督とテネシー大のジョシュ・ハイペル(Josh Heupel)監督はかつて2018年と2019年にセントラルフロリダ大で一緒だった経歴があり(ハイベル監督の下でレビー監督がOCをしていた)、その背景からからオフェンスに類似点が見られる点もひょっとしたら手の内を知っている者同士の駆け引きもあるのかもしれません。

    予想ではテネシー大が優位とされているものの、無敗で勢いに乗るミシシッピ州立大がホームの利を活かしてテネシー大を脅かす展開もあるかもしれません。

    #21 サザンカリフォルニア大 @ #23 イリノイ大

    🇺🇸9月27日12:00PM ET 🇯🇵9月28日1:00AM

    サザンカリフォルニア大(USC)は現在4勝0敗で無敗を維持しており、全米でも最もダイナミックなオフェンスの一つを誇っています。彼らは1試合平均得点でトップレベルの数字を残していますが(51.0点)、このイリノイ大戦は敵地での厳しい環境で勝利を収められるかどうかの重要なロードテストとなります。

    一方、イリノイ大は先週インディアナ大に63対10という大敗を喫した直後のゲームとして、いかにチームを立て直してくるかに注目が集まります。幸いこの試合は彼らのホーム開催であり、彼らは過去シーズンを通じてホームで非常に強く(昨年開始以来8勝1敗)、このホームフィールドアドバンテージを最大限に活用したいところ。

    USCのオフェンスを任されているQBジェイデン・マイアバ(Jayden Maiava)は今シーズン高いパス成功率を残しており(68.6%)、さらに9つのTDパスに対してインターセプトはゼロという非常にクリーンなプレーを見せています。USCのこのトップクラスのオフェンスは、負傷者が相次ぐイリノイ大のディフェンス、特にセカンダリーにとって大きな試練となるでしょう。USCに簡単に得点を与えたり、ロングドライブでサクサクプレーさせたりしてしまえば、イリノイ大はさらに後手後手になり追いつけなくなってしまいます。

    またUSCはチームサック数でFBSトップタイの16サックを記録していることからも分かるように強力なパスラッシュが得意。これはイリノイ大にとって非常に厄介です。というのも、イリノイ大は今シーズンすでに16サックを許しており、これはFBSチームの中でワースト2位の成績だからです。USCのフロントセブンがコンスタントにプレッシャーをかけら続ければ、イリノイ大のオフェンシブラインにとっては長い1日となりそう。イリノイ大がUSCのハイパワーオフェンスに肩を並べるにはイリノイ大のQBルーク・アルトマイヤー(Luke Altmyer)のための堅固なパスプロテクションが必須です。

    #24 テキサスクリスチャン大 @ アリゾナ州立大

    🇺🇸9月26日9:00PM ET 🇯🇵9月27日10:00AM

    Big 12カンファレンスの行方を争う重要なマッチアップ。無敗のテキサスクリスチャン大(TCU)がランク外に転落してしまったアリゾナ州立大のホームに乗り込みます。

    TCUのQBジョシュ・フーバー(Josh Hoover)は、今シーズン開幕後の3試合で既に1,000パスヤード、11タッチダウンを記録しており、今季を代表するQBの仲間入りを果たしています。彼は全米でもトップクラスのQBレーティぐを誇り、WRのエリック・マカリスター(Eric McAlister)らと共に、ハイパワーなパス攻撃を展開しています。特に先週のSMU(サザンメソディスト大)戦ではマカリスターは254レシーブヤードに3TDというとんでもないパフォーマンスを見せてくれました。

    対するアリゾナ州立大は、昨シーズンにチームをCFPに導いた実績を持つ機動力も十分にあるQBサム・レヴィット(Sam Leavitt)を擁します。アリゾナ州立大のオフェンスはレヴィットとRBラリーク・ブラウン(Raleek Brown)を中心とした、よりバランスの取れたオフェンスが特徴です。

    アリゾナ州立大の守備陣は、パスディフェンスにおいて全米39位にランクされており、特にDBキース・アブニー・II(Keith Abney II)やSマイルズ・ロウザー(Myles Rowser)らがバックフィールドのディフェンスの鍵を握ります。ただTCUのフーバーのパスオフェンスを制御下に置くためにはDBのカベレージはもとより、フロントセブンがフーバーにプレッシャーをかけ、強力なランディフェンスを通してTCUの攻撃を偏らせたいところ。そのためにもDLのCJ・ファイト(C.J. Fite)の活躍に期待です。

    ただ、TCUはRBケヴォーリアン・バーンズ(Kevorian Barnes])が怪我で欠場するため、ジェレミー・ペイン(Jeremy Payne)やトレント・バトル(Trent Battle)らがステップアップする必要があり、彼らが走れなければさらにフーバーによるパスへの依存度が高まる可能性も大いにあります。

    ちなみにこの一戦は、両チームがBig 12のメンバーとして初めて対戦する試合であり、しかも最後に彼らが対戦したのが1975年ということで、今回で通算3度目の対戦となります。

    強力なオフェンス同士の激突となるため、最終的な勝敗は、どちらのディフェンスがレッドゾーンやサードダウンで重要なストップを決め、ターンオーバーを奪えるかにかかってくるかもしれません。序盤のBig 12カンファレンスレースを制するのはどちらのチームか・・・。目が離せません。


    日本人選手が所属するチームの試合

    ハワイ大 @ 空軍士官学校
    ハワイ大(NCAA1部FBS)にK松澤寛政選手が所属。先週はフレズノ州立大相手に自己新となる52ヤードのロングFGを成功させるなど相変わらず大活躍中。FG並びにPATも今のところミスなしの成功率100%。

    ヒューストン大 @ オレゴン州立大
    オレゴン州立大(NCAA1部FBS)にK露峰哲太選手が所属

    ニューメキシコ州立大 @ ニューメキシコ大
    ニューメキシコ大(NCAA1部FBS)にRB岩井零選手が所属

    セントラルアーカンソー大 @ ラマー大
    ラマー大(NCAA1部FCS)にLB吉川大紀選手が所属

    セントトーマス @ サンディエゴ大
    サンディエゴ大(NCAA1部FCS)に高橋耀生選手が所属

    セントフランシス大 @ バックネル大
    セントフランシス大(NCAA1部FCS)にDL阿部剛希選手が所属

    ダートマスカレッジ @ セントラルコネチカットステート
    セントラルコネチカット州立大(NCAA1部FCS)にDL田中慎二郎選手が所属

    ブリッジウォーター州立大 @ フラミンガム州立大
    フラミンガム州立大(NCAA3部)にRB内川誠選手が所属

    (他にもアメリカのカレッジでプレーしている日本人選手情報があればタレコミお待ちしております!!!)

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