ミシガン大
昨季の主力メンバーであるウィリー・ヘンリーがいなくなったミシガン大DL陣ですが、その他の選手はすべて今年も健在です。クリス・ウォームリーとライアン・グラスゴーは二人合わせて20タックルフォーロスを記録。さらにタコ・チャールトンは単独で8.5タックルフォーロスを記録。昨年著しく成長したマウリス・ハーストも先発陣に顔を連ねることでしょう。そして昨シーズン怪我で戦線を離脱したブライアン・モーンも復帰が見込まれ、さらには2016年リクルーティングクラスで全米ナンバー1にランクされたラシャーン・ゲリーもおそらくフィールドに送り込まれることになると思われます。
テキサスA&M大
SECチームのディフェンスラインはどれも全米トップレベルですが、その中でもテキサスA&M大のDLは目を見張るものがあります。このユニットを語るとき外すことができないのがマイルズ・ギャレットです。2年前の1年生シーズンでは5試合目で1年生としてのQBサック記録を塗り替え(5.5サック)、9試合目でSECの1年生QBサックレコード新記録を樹立(9サック)。終わってみれば11.5サックにトータル53タックルを新人ながら記録しセンセーショナルなデビューを飾りました。昨年はさらにトータル12.5サックと記録を伸ばし今年彼への期待は高まるばかりです。彼と共にこのユニットを成すのは昨年7つのQBサックを奪ったデショーン・ホール、元5つ星リクルートで昨年1年生ながら9.5のタックルフォーロスを記録したデイロン・マックも健在。彼らに加えザイコヴェン・ヘンダーソン、クワレン・カニングハム、新入生のジャスティン・マドゥブイックらがユニットの底上げの手助けをします。チームが休みなくリクルートに時間を費やした結果が現れつつあります。