一時はハイズマントロフィー候補にもあげられましたが、不運な怪我のために昨シーズンを棒に振った、オハイオ州立大のブラクストン・ミラー(Braxton Miller)。彼の後釜を担ったJT・バレット(J.T. Barrett)とカーダイル・ジョーンズ(Cardale Jones)と三つ巴の先発QB争いを繰り広げると思われましたが・・・。
7月25日に行われたBIG TENカンファレンスのメディアデーにてオハイオ州立大のヘッドコーチ、アーバン・マイヤー(Urban Meyer)がミラーのQBからWRへの転向を発表しました。マイヤー監督によると、さかのぼること6週間前、ミラー自身から肩の具合は芳しくなくQBではなくWRかRBとしてチームに貢献できないかと相談を持ちかけられたそうで、以来WRコーチ、そしてバレット、ジョーンズと試行錯誤しながらトレーニングを積んだ結果、WRとして十分やっていけると結論付けたと言います。
マイヤー監督はミラーを実際どのようにプレーさせるかはこれから作戦を練ると言っていますが、どちらにしても彼がチームに大いに貢献してくれるだろうと期待を寄せています。以前のニュースにもあるように、オハイオ州立大はWR2選手を開幕戦に出場停止処分課しましたので、ミラーが初戦のバージニア工科大戦で活躍する姿がひょっとしたら見れるかもしれません。