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最新ランキングを分析〜第5週目〜

最新ランキングを分析〜第5週目〜

カレッジフットボールは第4週目を終え、シーズンの第1クォーター、すなわち1/4が終わったことになります。開幕前のランキングは投票者の独断の判断で決められたのですが、各チームが4試合ほど消化して大分全米内の力関係が分かってきました。それに伴い最新のランキングは大分落ち着きを取り戻したように思えます。第5週目のランキングを早速見てみましょう。

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上位1位から7位までは順当に勝利を収めたため順位の変動はなし。唯一苦戦したスタンフォード大(対UCLA)も順位を落とさず7位をキープしました。

8位には先週8位のミシガン州立大をアウェーで蹴散らしたウィスコンシン大がランクイン。強豪のミシガン州立大に見事と言える勝ちっぷりでトップ10圏内に入ってきました。彼らの勝ち方とスタンフォード大の勝ち方を比べるとウィスコンシン大がスタンフォード大を追い抜いていてもおかしくないと思いますが。

来週は3位のルイビル大と5位のクレムソン大、4位のミシガン大と8位のウィスコンシン大との直接対決を控えていますので、来週はこの上位ランクに何らかの変化が表れるはずです。

9位には先週17位のアーカンソー大をホームで打ち負かしたテキサスA&M大が位置しています。1位のアラバマ大に次ぎ2チーム目のSECチームのトップ10チームです。

先週9位のワシントン大は先週ようやくそれなりのチームであるアリゾナ大と対戦し、勝ちはしたものの彼らの弱点も露呈されました。それもあってか順位を一つ落として10位に。

プレシーズンランキングで9位という好位置から発進するも初戦にアパラチアン州立大に苦戦した事で一気にランキングを落としていたテネシー大ですが、先週ライバルのフロリダ大に競り勝ち、これが評価され今週は順位を3つ上げて11位まで復活してきました。

13位にはBig 12カンファレンスのベイラー大です。プレシーズンでは23位とブリルス元監督の解雇劇の影響で下位ランキングからのスタートでしたが、勝利を重ねるごとに徐々にランキングを上げ、13位まで登ってきました。おそらくオフシーズンのスキャンダルが無ければプレシーズンランキングでトップ10入りは間違いなかったでしょうから、彼らの底力を見ている気がします。ちなみにこのベイラー大がBig 12チームの最高位ということになります。

15位にランクされたのはネブラスカ大。先週末は同じBig Tenカンファレンスのノースウエスタン大に1スコア差で勝利。ただノースウエスタン大は今季まだ1勝しかしておらず、このチームに勝ったネブラスカ大が順位を5つも上げてきたのは驚きです。投票者の古豪ネブラスカ大復活の願いが込められているようです。

ネブラスカ大の次には先週12位のジョージア大を圧倒したミシシッピ大がランクイン(16位)。ミシシッピ大はフロリダ州立大とアラバマ大に敗れ2敗目を喫していましたが、ランクチームであるジョージア大を45対14という大差で一蹴しランクを7つも上げてきました。ちなみに2敗にもかかわらずトップ25以内に留まっているのは彼らのみです。

先週8位のミシガン州立大はウィスコンシン大戦で何も出来ず撃沈。その影響でランクを9つも下げ今週は17位に。そしてその後はユタ大(18位)、サンディエゴ州立大(19位)が続きます。ユタ大は先週サザンカリフォルニア大を倒し24位からランクアップ。試合が無かったサンディエゴ州立大ですらランクを3つも上げています。対戦相手を見ても強豪チームが見当たらないサンディエゴ州立大はこのまま全勝でシーズンを終える確率が高いですが、そうなると彼らがどこまでランキングを上げられるかが見物です。

テキサスA&M大に敗れたアーカンソー大は順位をそんなに落とす事無く18位から20位へ。この落ち幅はアーカンソー大にとっては朗報と言えるでしょう。彼らにはまだ巻き返すチャンスが訪れるはずです。

21位にはテキサスクリスチャン大が圏外からランクイン。元々プレシーズンからランクインしていた彼らはアーカンソー大に敗れたためトップ25から落っこちてしまいましたが再び立て直してきました。

試合の無かったテキサス大は順位を1つ下げて22位。テネシー大との対決で敗れたフロリダ大は23位に転落。前半のリードを守れず逆転負けしたフロリダ大はまだまだ最強時の力を持っているとは言えず、今後ここからランキングをぐっと上げるには長い道が待っています。

24位には無敗を守るボイジー州立大が入ってきました。かつては「BCSバスター」として上位に顔を出していたボイジー州立大。彼れらもサンディエゴ州立大と同じく全勝する可能性が高いので、久しぶりに彼らのトップ10入りを拝むことが出来るでしょうか。

最終位には先週12位のジョージア大が13位も順位を落としてランクされました。ランク外に落ちなかっただけでもよしとするべきでしょうか。彼らのオフェンス力のパンチの無さ、さらに強みと思われていたディフェンスの崩壊は今後の大きな課題です。

アーバン大に負け2敗目を喫したルイジアナ州立大、そして試合が無かったオクラホマ大は共にランク外へ転落。ご存知の通りルイジアナ州立大はこの敗戦の煽りを受けてレス・マイルズ(Les Miles)監督を解雇。シーズン前は5位にランクされていた事を考えると目を覆いたくなるような転落劇です。またプレシーズン3位だったオクラホマ大が他チームの影響とはいえランク外に落ちてしまったのもショックと言えばショックです。彼らの場合は今後の勝利ですぐ復活する事と思われますが。

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