ミシガン大が春季トレーニングの一部をフロリダ州で行ったという話は以前にも紹介しましたが、この遠征が終わった今でもこのトピックについてさまざまなところで語られています。
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各チームの監督たちも自分だったら同じようなことをするかと尋ねられ、それに答える場面をよく見かけました。
ミシガン大の最大のライバルであるオハイオ州立大の監督であるアーバン・マイヤー(Urban Meyer)氏もこれに漏れず、オハイオ州立大も春休みに遠征をしてトレーニングをするか質問されこう答えました。
「もちろん考えてはみるが、やはり選手から春休みを奪いたいとは思わない。」
「はなからそのようなアイデアを否定はしないし、いろいろ調べては見ると思うが・・・。やはり選手から春休みの自由な時間を取り上げるようなことはしたくない。が、もしそのようなアイデアが実際選手たちにとってプラスになるようならば考慮してみるでしょう。」
ミシガン大のジム・ハーボー監督がこの計画を立てて以来、ミシガン大がこんなこと(春休みに遠征すること)をしだしたらきっとオハイオ州立大もそれに追随するだろう、などと囁かれていましたが、ライバル校がやったことをホイホイとパクるようなことをすればそれはそれでオハイオ州立大のプライドが傷つくでしょうから、なかなか手が出しづらいというのも本音ではあるかもしれません。
それにチーム全員に加えサポートスタッフやら器具やら道具やら全部持っていかなければいけないわけですから、そう簡単においそれとできる芸当ではありません。だからこそ一番最初にやってのけたミシガン大にスポットライトが当たるわけですね。ひょっとしたらマイヤー監督は心の中で「先越された!!」と舌打ちしているかもしれません。