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テキサス工科大キングスバリー監督、オクラホマ大メイフィールドを想う

テキサス工科大キングスバリー監督、オクラホマ大メイフィールドを想う

昨年転校先のオクラホマ大で開花したQBベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield)。スカラシップなしのウォークオンで入部したにもかかわらず、昨年度チーム快進撃の原動力となり、プレーオフ進出を果たしました。そんなメイフィールドですが、オクラホマ大に転校してくる以前は同じカンファレンス内のテキサス工科大に所属していました。ここでは出場機会に恵まれず新天地を求め去って行ったわけですが、彼の元コーチであるクリフ・キングスバリー(Kliff Kingsbury)監督はメイフィールドにはいい印象しかないと話しています。

「ベイカー(メイフィールド)にとっては色々言いたいこともあるだろうが、彼を指導するのは非常に楽しかったです。彼のギラギラした感じは大好きだし、彼のことをいつでも応援しています。我々と試合するとき以外はね。彼の昨年の活躍を見るのは非常に嬉しかったです。」とキングスバリー監督はメイフィールドに関して話しました。

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テキサス工科大時代のメイフィールド

テキサス工科大でもウォークオンとして入部したメイフィールド。結局彼はチームを去り転校する決断をするのですが、当初テキサス工科大はメイフィールドが同じカンファレンス内(Big 12カンファレンス)のチームに転校することを許しませんでした。その為彼は2014年シーズンプレーすることができずその1年を棒に振ったのでした。

しかし今年6月にカンファレンス内の転校ルールが変更となり、ウォークオンの転校生は同カンファレンスの他のチームに移っても即プレーできることになりました。このおかげでメイフィールドはプレーできなかった2014年シーズン分のプレー資格を取り戻し、結果オクラホマ大で後2年選手として在籍することが可能になったのです。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

キングスバリー監督はこのルール改正においてテキサス工科大が賛成の票を入れたと明らかにしました。せめてもの罪ほろぼし、と思ったかどうかはわかりませんが、結果的にメイフィールドにとって良い方向に話が進みました。

「パトリック(マホームス、テキサス工科大の先発QB)は今年3年目でシーズンに向けて張り切っています。そしてベイカーもオクラホマ大の先発QBとして気合いが入っていることでしょうし、そしてこれこそ彼が望んでいた状況でしょうから、結果的に皆にとって良い状況となったということでしょうね。パトリックはテキサス工科大で、ベイカーはオクラホマ大で素晴らしい活躍をしてくれるはずです。」とキングスバリー監督は結んでいます。

メイフィールドにしてみれば「チャンスさえあれば自分が活躍できるのを証明してみせる」という強い気持ちを持ってテキサス工科大を出て行ったでしょうから、オクラホマ大で大成功を収めたことで古巣であるテキサス工科大に対しては「見たか!」という気持ちが大きいでしょうし、並々ならぬ敵対心を持っているかもしれません。キングスバリー監督の今回の言葉がどれだけメイフィールドに響くかどうかはわかりませんが、今からこの両チームの対決が楽しみであるのは確かですね。

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