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クレムソン大、アラバマ大のアイデアを使ってオハイオ州立大戦に挑む

クレムソン大、アラバマ大のアイデアを使ってオハイオ州立大戦に挑む

 

今季のプレーオフ進出を果たし、準決勝戦のフィエスタボウルオハイオ州立大と対戦するクレムソン大。昨年もプレーオフに進出し決勝戦に進むもアラバマ大に敗れ1981年以来の全米制覇の夢を絶たれた彼らはなんとしても今年こそはと意気込んでいる事でしょう。しかしまずそれにはこのオハイオ州立大戦を勝ち抜かなければ話になりません。チームはどんな手を使ってでもオハイオ州立大を攻略せんと作戦を練っている事でしょうが、その対策の一つとしてかのアラバマ大が今シーズン使っていた裏技をクレムソン大も流用しているようです。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

オハイオ州立大のキープレーヤーといえばQBのJ.T.バレット(J.T. Barrett)です。彼はパスだけでなくランでも相手ディフェンス陣を攪乱する事の出来る能力を持っています。練習中、ディフェンスはバレットを想定したて編成されたオフェンスカウトチームを相手にバレット攻略に向け汗を流している事でしょう。しかし、バレットほどの能力をもったスカウトチームQBを準備するのは並大抵のものではありません。自らの先発QBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)はバレットと似たタイプのQBですが、彼を練習台にする訳にはいきません。そこで考えたのが、過去の選手を呼び寄せて練習していたアラバマ大のアイデアを使用する事でした。

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クレムソン大がバレット攻略のために呼び寄せたのは元QBのタジ・ボイド(Tajh Boyd)です。ボイドは2009年から2013年まで同チームに在籍した選手。ワトソンやバレットと同じタイプの機動系QBで2011年にはACCチャンピオン、2012年にはオールアメリカンにも選出された元スター選手。昨今のクレムソン大の躍進の立役者といってもいいくらいの選手でしたが、そんな彼をクレムソン大は呼び戻し、彼をバレットに見立てて練習しているという事です。ちなみにボイドは2014年のオレンジボウルで実際にオハイオ州立大を40対35で倒した実績を持っています。

NCAAは頻繁でなければ卒業生を練習に参加させても良いとしていましたが、それを上手く利用したのがアラバマ大のニック・セイバン(Nick Saban)監督。この手法には賛否両論あるようですが、NCAAが許可している以上その範囲を超えなければルール違反にはならない訳です。

クレムソン大のこの「打倒バレット」作戦、報われることになるのでしょうか?

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