恐れていた事がまさかこんな早くに起きるとは・・・。
昨日アーバン大に僅差で敗れ2敗目を喫したルイジアナ州立大は翌日となる今日、ヘッドコーチのレス・マイルズ(Les Miles)監督、およびオフェンシブコーディネーターのカム・キャメロン(Cam Cameron)氏を解雇したと言う情報が飛び込んできました。
今年がダメなら解雇は確実と言われていたマイルズ監督。プレシーズンでは全米9位にランクされるも開幕戦でウィスコンシン大に敗れ、そしてランク外のアーバン大にもいいところ無く敗退。とにかくオフェンスがお粗末で全く点を取れない事が響き、監督だけでなくオフェンスを指揮するキャメロン氏もクビを切られてしまいました。
昨年のシーズン中にもマイルズ監督は危うく解雇されるところでしたが、ファンのサポートと多額のバイアウト金が発生することもありこの時は難を逃れました。しかしあまりの不甲斐なさに大学のブースター(支持者)達の堪忍袋の緒が切れ今回の解雇劇となったようです。
リポートによるとディフェンシブコーディネーターのエド・オルジェロン(Ed Orgeron)氏が臨時ヘッドコーチに、そしてルイジアナ州立大の元QBでタイトエンドコーチのスティーブ・エンスミンガー(Steve Ensminger)氏がオフェンシブコーディネーターに就くそうです。
これまで11年に渡りルイジアナ州立大を指揮してきたマイルズ氏。2007年にはナショナルチャンピオンにも輝きましたが近年は周囲の高すぎる期待に応えることが出来ていませんでした。しかしせめてシーズンが終わるまで待てなかったのか、もしくはキャメロン氏だけその職を解くということは出来なかったのかと個人的には不可解な決断に見えてしまいます。