オフシーズンに入りコーチングスタッフの出入りが激しくなっています・・・。
先日コネチカット大の監督職を解かれてしまったボブ・ディアコ(Bob Diaco)氏。当然ディアコ氏にとっては受け入れがたい事実であった事でしょうが、彼自身はここで立ち止まっている気は毛頭無いようです。ディアコ氏の次なるチームはBig Tenカンファレンスの強豪チーム、ネブラスカ大です。
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ネブラスカ大のマイク・ライリー(Mike Riley)監督は先日ディアコ氏をチームの新ディフェンシブコーディネーターに起用する事を発表しました。
ディアコ氏はコネチカット大のヘッドコーチに就任する前までノートルダム大のDCを務めていました。2012年には最優秀アシスタントコーチ賞であるブロイルズ賞を受賞したこともあるディアコ氏はディフェンス強化を目論むライリー監督率いるネブラスカ大にとっては現時点でベストマッチであるという事でしょうか。
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ちなみにライリー監督は前DCであるマーク・バンカー(Mark Banker)氏をほんの数日前に解雇したのですが、この解雇を直接あって伝えたのではなく電話で伝えていた事がバンカー氏の話で明らかになっていました。
マイク・ライリー氏のスタッフとしてトータル19年も彼についてきたバンカー氏でしたが、彼がリクルーティングの為に空港へ向かう途中に電話がかかってきたところ、ライリー監督本人から解雇の旨を伝えられたそうです。
長年ライリー監督に従事してきたバンカー氏にとって解雇という決断はもとより、その決断の伝え方に納得していないようです。
「面と向かってではなく電話越しにこの決定が伝えられたという事については本当にがっかりです。このような大事な事を伝えるにはおかしな方法だと思います。彼は辛い決断をしなければならなかった、と言っていましたが伝えられるこちらの側としても本当につらいことです。せめて直接あって話をして欲しかった。それが一介の大人のする事です。人と人とのコミュニケーションということなのです。」と不可解な解雇のされ方に起こっているようでした。
ネブラスカ大は先シーズントータルディフェンスでは全米33位とそこまで悪い数字ではありませんでしたが、平均失点数が32点ということでこれは大事な試合で頂けない数字です。ディアコ氏にとってはまずこのエリアを修正する事が求められてくるでしょう。